ブルックナー:交響曲第8番、メシアン:天の都市の色彩 サイモン・ラトル&ロンドン交響楽団、ピエール=ロラン・エマール(+DVD)
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よねさん | 大阪府 | 不明 | 2020年12月31日
ハース版は正解(ノヴァーク版は痩せぎすで面白くない)。ただ極色彩のステージ設定には違和感を覚える。メシアンに合わせたのかも(目ぇー瞑って聴くしかない)。 Discの収録はブル8→天国の順だが、演奏会当日と逆なのでは? ブル8は落ち着いた運びで感動しかけたのだが、フィナーレの結尾で突然テンポを煽る。最後の最後で興ざめ。よって☆2つマイナス。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年06月21日
ブルックナーが完璧な第一楽章から始まる Allegro Moderatoで 2/2 Alla breveを完全に履行しながら その後の表情変化も自然に対応し繊細にデュナーミクを表現していく 見事な第一楽章だ スケルツォもAllegro Moderatoで一拍子を叩き込んでいく 中間部もテンポの緩和が適切な二拍子 そしてFeierlichな後半に入る Adagioが遅すぎる langsamだがdoch nicht schleppendの指示を体現できない 遅過ぎては音楽が死んでしまう ここに心理の罠がある ブルックナーは第8で或いは第9でも交響曲の幕を閉じる気などなかったのだ 況してや人生が終わると考えてもいなかった ただ壮大にして終焉を彩る向きは後世の人の感情移入に他ならない Finaleはnicht schnellで今度は「速くなく」とある Metron速度まで書き込んである ラトルはほぼ指示に忠実に従う 総じて美しい第8交響曲が出現した 何よりもブルックナーの茶目っ気をも醸し出す演奏は豊かで明るい印象が残った メシアンも闊達で生気あふれる好演 朋に奨められる あなたも如何7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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