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ジョン・ヒッグス

本 The KLF ハウス・ミュージック 伝説のユニットはなぜ100万ポンドを燃やすにいたったのか

The KLF ハウス・ミュージック 伝説のユニットはなぜ100万ポンドを燃やすにいたったのか

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    hikari  |  埼玉県  |  不明  |  2021年06月13日

    80年代から90年代の狭間に活動した知ってる人は知っているユニットの活動記録です   著者も最初に断っているのですが、音楽方面にはあまり深入りせず、当時の社会状況の説明やKLF側の主張を交えながら彼らの奇行を淡々とつづっています   初期のレーベル経営やジュリアンコープとの確執については面白そうだったのでもっと掘り下げて欲しかったですね   でも本の主旨と外れるので仕方がない!   奇行の数々は、なんだか妙に理屈づけようとするようなところがあり、天然でおかしな人というよりは、秀才が必死に考えて一生懸命変人を演じてたのかなと思いました   カントリー歌手の起用とか、音楽業界に対する抵抗とか、ものすごく音楽が好きなんだなというところが見え隠れして好ましかったです     音楽が伝説になれた時代が終わる間際に、なんとか人為的に伝説を作ろうとして 鮮烈に散った仇花の記録という感じで面白かったです   

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