ニールセン:『不滅』、スクリャービン:『法悦の詩』 メータ&ロスアンジェルス・フィル
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2014年02月17日
意欲に満ちいい仕事を連発していた頃のメータの、これも傑作でしょう。ニールセンは『不滅』(正しくは『消し難きもの』)のタイトルでなかなかに興味を呼び起こす曲ですが、ディスクはそんなに多くありませんね。まだまだポピュラーではないかもしれません。このメータのディスクは入門編として最適でしょう。この曲では金管と打楽器(ティンパニ!)が大活躍しますが、思い切りよくドンドン・プカプカやらかして、まことに気持ちがいい。平易な楽想を何の迷いも衒いもなく開放的に音にしました。魅力的ないい出来栄えです。一方、スクリャービンも演奏の姿勢は同じながら、こちらは曲がやや屈折していて、出来の魅力としてはニールセンほどではありません。ですが、これも入門編的には最適かも。スヴェトラーノフ大先生のスーパーヘヴィー級演奏では感じなかった「明るさ」とか「輝き」をここでは感じました。録音は例によってデッカの特徴のやけに生々しいけど量感に不足するもの。良好と優秀の間、かな。といふことで、これら二曲の入門編としてとても結構なアルバム。大いにお薦めしましょう。無論、入門編を超えて並み居るディスクの中でも上位に位置する演奏とも言えます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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絢音 | 千葉県 | 不明 | 2010年08月25日
ロス時代のメータは本当に素晴らしい。といっても内容の深い曲は今一つだが。このニールセンとスクリャービンも良いが、特にスクリャービンは最高だ。とにかくロスフィルの金管の響きはいくら強奏させても常に柔らかくうるさくならないし、弦は最高の滑らかさ。最近、この曲にはゲルギエフの名盤が出たが、メータと硬派のゲルギエフ、タイプは異なれど、甲乙付けがたい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年09月09日
9/6付けレビューでの文中LASOはLAPOの書き込み間違いでしたので修正します、よろしく。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年09月06日
ニールセンはHMVレビューにおまかせして私はスクリャービン「法悦の詩」について触れてみます。一般にはあまりポピュラーではないこの曲をメータは比較的リリースデビューが現代曲の辺りから始まったためかごく自然に彼の指揮には違和感なく又新任LASOを上手いバトンテクニックで一気に聴かせてくれます。曲は初めヴァイオリン小協奏曲の感じから終始するせかされるような管楽器によるテーマの繰り返し、そしてハープを挿んでの堂々たるクライマックスは一聴の価値があり是非! エクスタシーですぞ! 素晴らしいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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