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Review List of 晶 

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     2012/04/17

    Bright Star Recordsから、同じレーベルに属するAldiousの妹分のような立ち位置でデビューしたバンドの一枚目。私もそうだが、AldiousのYoshi(Gt.)が公式ブログで薦めるから買ってみた、というRealdious(Aldiousのファンクラブ)会員が、出てすぐに買った人たちには多いだろう。しかし、そのサウンドは、様々なバンドのサポートで活動し、評価の高かったメンバーが中心になっているだけあって、「無名の新人」と片付けられない魅力を放っている。特に、パワーとスピードの面で、女子メタルバンドでは弱点となることが多いドラマーに、高い技量を持つKANOKOを擁することは、大きな武器だろう。また、サウンドとビジュアルの両面でAldiousとの差異化が充分に図られており、「キャラが被る」ことなく今後の活躍が期待できる。聞き手としては、両者を聞き比べてみることもレーベルの戦略を知る上で興味深い。YouTubeに上がっているPVの仕上がりが、Aldiousのよりずっと良いのはどういうことだ?(苦笑)ぜひ「妹分」の地位に安住せず、Aldiousを脅かすような勢いを見せて欲しいと思っている。逆に言えば、現状では歌詞やサウンドの「色気」の面ではまだ熟成が足らず、Aldiousのレベルにはないわけだが、それは「若さ」の反映であり、このバンドの「今」を聞いておく価値はある。なお、どこかで見たことがあると思ったが、メンバーの二人が、LIV MOONのPV撮影に参加して意気投合したところから始まったバンドだそう。むしろ「被る」とすると「そっち方面」のような気がする…それから、特にHMVの購入特典は告知されていないようだけれど、SAKI(Vo.)の写真付きで届きました。

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     2012/04/17

    バンドの二度目のリスタートからほぼ半年、新生DESTROSEの記念すべき第一弾のCDは、一度は消滅の危機に瀕したバンドの再生への祈りと、震災・津波被災地の復興への思いを重ね合わせたタイトルFenixx。この第三期DESTROSEは、短命に終わった第二期はもちろん、今も評価の高い第一期と比べても、大きな将来性を感じさせるメンバーが集った。サウンドのパワーとスピードにおいて、既に他の有力女子メタルバンドと遜色ない水準にある。まだまだ荒削りで今後の熟成も期待されるとはいえ、このバンドを今を聞いておいて損はない。これまで、Mina隊長(Gt.)が作詞作曲を一手に引き受けていたことが、バンドの紆余曲折に影響したきらいがある。しかし、今回はボーカルのMarinaが作詞に関与しており、歌い手自身の想いが歌に反映されている。「歌わせられている」のではなく、「自ら歌う」ことが、聞き手の胸を打つ力を楽曲に与えている。また、著作権の面でも、Marinaが曲作りに関わったことで、これまでのような危機を繰り返すと、せっかくの名曲が封印曲になりかねない。ファンの一人として、新たな選択がバンドの絆を強めることを期待している。 Mina隊長には、女性版Axl Roseとなることだけは、勘弁して欲しい。そして、この曲の発売とほぼ同時期にCDデビューしたCyntiaを良きライバルとして、今回こそ長く続けて欲しいと思う。特典のサイン入り生写真は、キレのいいステージングが際立つMarinaで、ちょっと得した気分。

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