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　2009/11/04

人間椅子のアルバムは聞き込むに連れ印象が変わって来るのですが（悪くなる事はほとんど無いですが）、2回ほど聴き通した印象では久々の傑作だと思いました。（※人間椅子のアルバムとしてです。基本的にどのアルバムもハイクオリティだと思います。）
特に「塔の中の男」「深淵」には初期人間椅子の雰囲気が感じられるところが有ったのが嬉しい。今後もこういう曲を増やして欲しいですね。
また「秋の夜長のミステリー」では複数でボーカルを回していますが、こういうの実は凄くカッコよく感じるんですよね、これもまた久々だったので嬉しかったです。ライブの時には盛り上がりそうです。
欲を言えば鈴木さんの曲があと1,2曲あっても良いかなと思いました。
緻密に複雑に作りこまれた和嶋曲とストレートにロックファンの心を掴む鈴木曲の配分は5：5がベストだと思います。
今後の活躍が益々楽しみになりました。