エマニュエル・トッド

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エマニュエル・トッドの思考地図

エマニュエル・トッド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480847539
ISBN 10 : 4480847537
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;19

内容詳細

「私が何かについて考える際の軸となっているものは、一つはデータであり、もう一つは歴史です」―。これまで、イギリスのEU離脱、リーマン・ショック、ソ連崩壊など数々の予測を的中させてきた、現代を代表する知性、エマニュエル・トッド。なぜ彼だけが時代の潮流を的確に見定め、その行く末を言い当てることができたのか。混迷の時代を見通す真の思考とはいかなるものか。そのすべてを世界で初めて語り明かす。完全日本語オリジナル。

目次 : 序章 思考の出発点/ 1 入力―脳をデータバンク化せよ/ 2 対象―社会とは人間である/ 3 創造―着想は事実から生まれる/ 4 視点―ルーティンの外に出る/ 5 分析―現実をどう切り取るか/ 6 出力―書くことと話すこと/ 7 倫理―批判にどう対峙するか/ 8 未来―予測とは芸術的な行為である

【著者紹介】
エマニュエル・トッド : 1951年フランス生まれ。歴史人口学者。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析、ソ連崩壊やリーマン・ショック、イギリスのEU離脱などを予見したことで広く知られる

大野舞 (イラストレーター) : 1983年生まれ。フランス・バカロレア取得。慶應義塾大学総合政策学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。パリ大学東アジア人文科学研究科博士課程所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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世界の知性を見渡す時、 その哲学の深さに...

投稿日:2021/03/21 (日)

世界の知性を見渡す時、 その哲学の深さに驚かされる。 政治に哲学がなくなった社会において、 何を信じ、何を求めて施策を打つか? 政治家から知性が喪失し、 まるでディベートだけの動物園化している国が多い。 せめてメンケルのような知性が、 国のトップにあればと、 悲しくなる我が国。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat さん

    データの背後に「ヒト」。これが冒頭に語られた著者の考えの軸と解釈。キーワードが、外在性。「カニ歩き」や古典も、もれなくその一環。同時に、社会の閉鎖性が齎す思想に警鐘。ノルマンディー上陸祝賀会は、歴史歪曲の一例。現代教育への問題提起も、新鮮味がない点が、その課題の根深さを示す。本質の忘却也。一方、著者が冒頭でサラリと触れた日本の特殊性。崩壊/無傷の”矛盾”。これをいつかは、データで語って欲しいかな。なお、『思考の見取り図』は、振り返りに一助。因みに、COVID-19の予想に、目新しさは無い気がしました。

  • ミライ さん

    ソ連崩壊やイギリスのEU離脱などの予測を的中させたという歴史人口学者のエマニュエル・トッドが自ら思考の極意をまとめた日本語オリジナルの一冊。読みずらいかなと思ったがそんなことはなく、トッドがどのように情報を得てどのように考えどんな形でアウトプットするかが詳細に語られる(冒頭で哲学は役に立たないといっているのが印象的)。最後の方で、ポストコロナ時代の日本についての予測が書かれている。

  • Y2K☮ さん

    著者の思考プロセスを追体験できる名著。私も連鎖していく読書をベースに考えを広げていく人間なので、とても励みになった。現状をエイズの発生時と比較する人は初めて。完全に盲点。ソ連崩壊やEUの失敗を予見できたことも含め、人口学者として各国の歴史を学び続けているからこその発想か。日本のコロナ対策の問題点と未来予想図に戦慄。69歳で自ら「リスクグループにいる」と認める著者の「若者を犠牲にはできない」という言葉は重い。いまの日本でこんなことを言えば炎上必至。批判やリスクを恐れずに真実を語る姿が小林よしのりと重なった。

  • 速読おやじ さん

    著者の思考の方法を体系的に書いているのかと思ったら、話はあちらこちらに飛び、著者の体験やエピソードも盛り込まれながら、エッセイ風に話は進んでゆく。入力ー思考ー出力という一般的な思考の流れの中で、特に膨大な入力が必要と説く。入力には読書(拡散的な読書のイメージ)、経験も含まれるが、とにかく膨大な入力が必要なようだ。そして分析。データに基づいて相関や回帰分析をすることも示唆している。過去から未来を予測するとの立場を取る。物事を考えるためのヒントになる書。

  • Y2K☮ さん

    昨年のランキング1位を再読。独りで全体主義と戦える思想家は小林よしのりと著者ぐらいか。歴史に学ぶとはまさにこういうこと。どれだけ本を読んで過去を知っていても、その知識をいまの社会で蔓延る欺瞞を見破るために使えなければ学ぶ甲斐がない。著者がコロナとエイズを比較したように、日本は薬害エイズや森永ヒ素ミルク中毒事件とmRNAワクチンを比べるべきではないか? そして「若者を犠牲にはできない」という69歳の著者の言葉を噛み締めないと。政府や自称専門家やマスコミの言うことを鵜呑みにせず、自分でデータを調べて考えよう。

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