CD 輸入盤

チェロ協奏曲、他 デュ・プレ(Vc)、バルビローリ&ロンドン響、他

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5628872
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

稀代の詠嘆!
デュプレ&バルビローリのエルガー:チェロ協奏曲

映画で一躍有名になった美しい泣きのメロディで名高い傑作、エルガーのチェロ協奏曲で、くだんの旋律をもっとも心を込めて演奏しているとされるのがこのデュプレ&バルビローリ盤。1965年のステレオ録音をARTリマスターで復活させた注目盤です。
 組み合わせはやはりメロディの美しい歌曲集『海の絵』と、快活な『コケイン』序曲というもので、ともにバルビローリの良い面が十分にあらわれています。ジャネット・ベイカーの繊細な歌唱も心に染みます。

収録曲   

  • 01. Cockaigne Overture, Op. 40 "In London Town"
  • 02. Concerto for Cello in E minor, Op. 85
  • 03. Concerto for Cello in E minor, Op. 85
  • 04. Concerto for Cello in E minor, Op. 85
  • 05. Concerto for Cello in E minor, Op. 85
  • 06. Sea Pictures, Op. 37
  • 07. Sea Pictures, Op. 37
  • 08. Sea Pictures, Op. 37
  • 09. Sea Pictures, Op. 37
  • 10. Sea Pictures, Op. 37

総合評価

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エルガーのチェロ協奏曲は、悲劇のチェリス...

投稿日:2012/10/21 (日)

エルガーのチェロ協奏曲は、悲劇のチェリストであるデュ・プレの代名詞のような楽曲であったと言える。エルガーのチェロ協奏曲とともに2大傑作と称されるドヴォルザークのチェロ協奏曲については、ロストロポーヴィチをはじめ数多くのチェリストによって録音がなされ、あまたの名演が成し遂げられている。ところが、エルガーのチェロ協奏曲に関しては、近年では若手の女流チェリストであるガベッタによる名演(2009年)なども登場しているが、デュ・プレの名演があまりにも凄いために、他のチェリストによる演奏が著しく不利な状態に置かれているとさえ言えるだろう。かのロストロポーヴィチも、デュ・プレの同曲の名演に恐れをなして、生涯スタジオ録音を行わなかったほどである(ロストロポーヴィチによる同曲のライヴ録音(1965年)が数年前に発売された(BBCレジェンド)が出来はイマイチである。)。デュ・プレは同曲について、本盤のスタジオ録音(1965年)のほか、いくつかのライヴ録音を遺している。テスタメントから発売されたバルビローリ&BBC響との演奏(1962年)なども素晴らしい名演ではあるが、演奏の安定性などを総合的に考慮すれば、本演奏の優位はいささかも揺らぎがないと言える。本演奏におけるデュ・プレによる渾身の気迫溢れる演奏の力強さは圧巻の凄まじさだ。本演奏の数年後には多発性硬化症という不治の病を患い、二度とチェロを弾くことがかなわなくなるのであるが、デュ・プレのこのような凄みのあるチェロ演奏は、あたかも自らをこれから襲うことになる悲劇的な運命を予見しているかのような、何かに取り付かれたような情念や慟哭のようなものさえ感じさせると言える。もっとも、我々聴き手がそのような色眼鏡でデュ・プレのチェロを鑑賞しているという側面もあるとは思うが、いずれにしても、切れば血が出てくるような圧倒的な生命力と、女流チェリスト離れした力感、そして雄渾なスケールの豪演は、我々聴き手の肺腑を打つのに十分であると言える。それでいて、エルガーの音楽に特有の人生への諦観や寂寥感、深遠な抒情の表現においてもいささかの不足はないと言えるところであり、その奥深い情感がこもった美しさの極みとも言える演奏は、涙なしには聴くことができないほどのものだ。このような演奏を聴いていると、同曲はデュ・プレのために作曲されたのではないかとの錯覚さえ覚えるほどであり、さすがのロストロポーヴィチも、同曲のスタジオ録音を諦めた理由がよく理解できるところである。デュ・プレのチェロのバックの指揮をつとめるのはバルビローリであるが、ロンドン交響楽団を巧みに統率するとともに、デュ・プレのチェロ演奏のサポートをしっかりと行い、同曲の数々の抒情的な旋律を歌い抜いた情感豊かな演奏を繰り広げているのが素晴らしい。併録の歌曲集「海の絵」も、ジャネット・ベイカーの歌唱が何よりも美しい素晴らしい名演と評価したい。音質は、1965年のEMIによるスタジオ録音であり、従来CD盤では音にひずみが生じているなど今一つ冴えないものであったが、数年前にHQCD化されたことによって、音場が広がるとともに音質もかなり鮮明に改善されたところだ。そして、先般、待望のハイブリッドSACD化が行われることによって、更に見違えるような鮮明な音質に生まれ変わったところであるが、今般のシングルレイヤーによるSACD盤は、当該ハイブリッドSACD盤をはるかに凌駕していると評しても過言ではあるまい。音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてシングルレイヤーによるSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、デュ・プレやバルビローリ等による素晴らしい超名演を、超高音質であるシングルレイヤーによるSACD盤で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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デュ・プレというと1998年の映画「ほんとう...

投稿日:2011/02/11 (金)

デュ・プレというと1998年の映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」で絶えずバックに流れていた憂愁たるこのエルガーのチェロ協奏曲(このBGMは1970年バレンボイム/PPOバックでの勿論デュ・プレ自身の演奏)がこの映画にピツタリ合ってプライバシーも糞も無い少しドロドロしたストーリー運びに効果的でありました(実際演じていた女優はエミリー・ワトソン、実際のチェロ演奏はキャロライン・デイル)。本盤演奏は1965年かつてチェリストであった名指揮者バルビローリがLSOを振ってのバック録音で演奏タイム@7’59A4’31B5’18C12’18の間にこの夭折の女性天才チェリストが入魂の演奏でこの曲の愁い抒情を表現してそこに時間の流れを感じさせてくれます。元々初演後やはり天才少女と言われたベアトリス・ハリソンが1928年?エルガー/NSO共演で初録音した曲だけに女性が弾くと独特の「凄さ」を表出することにどうしても期待もするわけでデュ・プレにとっても何回か録音(1964年サージャント/BBCSO、1967年再び指揮者バルビローリで/BBCSOライブ、同年バレンボイム/NPHO、1970年前述バレンボイム/PPO・・・と言った具合)しています。さて、本盤 第1楽章勿論デュ・プレの看板曲であるという先入観も手伝ってはいますが冒頭底暗い思索的な雰囲気でチェロがカデンツァ風に入る渾身のスタート序奏は実に印象深いです。バックにはもう少し緻密さを要求したくなる場面もありますがテーマを継いで高揚して行く呼吸はバルビローリならではという処。やはりイギリス系で演奏陣を固めたものが「本物」の有難さを楽しめる様で次第に先の緻密不足もデュ・プレの心技に解消される第2〜3楽章、そしてややセーブしつつ進めた最終楽章で〆の序奏回帰に結びつけるまでの行程は正に「時間」経過・・・人生を思わせるものがありました。他の収録曲は未聴ですので一つランクを落しておきます・・・スミマセン。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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エルガ−のチェロ協奏曲は弦楽器による協奏...

投稿日:2007/03/03 (土)

エルガ−のチェロ協奏曲は弦楽器による協奏曲の最高傑作ではないか!?この曲はやはデュ・プレで聴くのが一番。素晴らしいの一言です!4楽章の最後は心にしみる。

のだめノビルメンテ さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

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