機動戦士ガンダム 6

■第２１話「激闘は憎しみ深く」
　戦いに敗れたランバ・ラルの仇を討たんとする、ハモンと残った部下たちによる捨て身の攻撃の前に、ホワイトベースは劣勢に立たされてしまう。…迫り来る、爆薬を満載したカーゴ。もしもその爆発を許せば、ホワイトベースといえども木っ端微塵に！ アムロはガンダムでその動きを止めるが、その背後にハモンの乗るマゼラ・トップが回り込む。しかし、もはやこれまでか、と思われた晴間、ハモンの機体に体当たりを敢行するコアファイターの姿があった!!
■第２２話「マ・クベ包囲網を破れ！」
　過労と心労のために倒れたブライトに代り、ミライが艦長代行を務めるホワイトベースに、今度はマ・クベ麾下の部隊が襲いかかってきた。ミノフスキー粒子放出口とＥＣＭ発振器を破壊されて艦の秘匿性を失い、敵の攻撃にたたさらされるのみのホワイトベース。不慣れなミライは必死で応戦を指揮するが、ついには自信を失い、茫然自失の状態になってしまう。偽装工作により辛うじて敵の目から逃れることには成功するが、皆の心の中に不安が広かっていく…。
■第２３話「マチルダ救出作戦」
　特殊部隊の攻撃により航行不能に陥ったホワイトベースの救援要請を受けて、マチルダ隊が発進する。だが、その情報はスパイによってジオン軍に筒抜けになっており、ミデアはグフ隊の急襲を受ける。ＳＯＳをキャッチしたアムロたちは急ぎ現場に飛ぶが、ガンダムの脚部制御回路を破壊され、苦境に立たされることに。それを知ったマチルダは危険を覚悟で着陸、輸送してきたＧファイターを発進させて、一気に戦況を好転させるのだった。
■第２４話「迫撃！トリプル・ドム」
　修理の合間に、しばしの休息を取るホワイトベースのクルーたち。そんな中でアムロも憧れのマチルダとわずかな会話を交わすが、彼らの静かな時を打ち砕くかのように、重ＭＳドムを駆るジオンの歴戦の勇士が迫りつつあった。――その名は黒い三連星。絶妙のコンビネーションを誇る彼らのジェット・ストリーム・アタックにより、絶体絶命の危機を迎えるガンダムとホワイトベース。だが、そこにマチルダの乗り込んたミデアか突撃する！

サンライズと富野由悠季監督が放つSFアニメ・シリーズの原点“ファースト・ガンダム”を収録。独立を狙うジオン公国と地球連邦による宇宙戦争を背景に、ガンダムのパイロットになった少年アムロの苦悩と成長を描く。(CDジャーナル　データベースより)