基本情報

内容詳細
ナッジとは、強制や金銭的動機付け(インセンティブ)に頼らず、選択の自由を残しながらも、望ましい方向に誘導する、ちょっとした工夫です。どのようにナッジを活用すれば、人々が自身の選択に納得感を持ち、満足できるのか。「習慣化したいけれど、面倒くさいこと」を難なく継続し、「悪いことだとわかっているけれど、やめられないもの」を無理なく断つという、「ナッジのメリット」を享受できるのか。本書では、そんなナッジを上手に活用していくための基本原則を紹介します。
目次 : 解説 ナッジが備えるべき条件/ 第1章 ナッジ導入における「世論」の重要性/ 第2章 アメリカ1 調査結果のまとめ/ 第3章 アメリカ2 調査から明らかになったナッジへの反応/ 第4章 ヨーロッパでの調査結果とナッジへの評価/ 第5章 ナッジに対する世界的な評価は定まっているのか?/ 第6章 ナッジの真実/ 第7章 教育的ナッジと非教育的ナッジ―主体性からナッジを見る/ 第8章 ナッジについての7つの誤解/ 第9章 あらゆるナッジに適用されるべきわれわれの権利とは?
【著者紹介】
キャス・サンスティーン : ハーバード大学教授。ノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授との共著『実践行動経済学:健康、富、幸福への聡明な選択』(日経BP、原題「Nudge」)の出版によってナッジの提唱者として知られる。オバマ政権では行政管理予算局情報・規制問題室(OIRA)室長として2009年から2012年まで働き、アメリカの政策にナッジを活用した。研究分野は種々の法制度から行動経済学まで幅広い
ルチア・ライシュ : コペンハーゲン・ビジネススクール教授。専門は行動経済学。消費者政策と健康政策に関わる行動経済学的研究で非常に多くの実績をあげ、ドイツの政策に様々なアドバイスをしている
大竹文雄 : 1961年京都府生まれ。1983年京都大学経済学部卒業、1985年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、1996年大阪大学博士(経済学)。大阪大学社会経済研究所教授などを経て、大阪大学大学院経済学研究科教授。専攻は行動経済学、労働経済学。著書には、『日本の不平等:格差社会の幻想と未来』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞、エコノミスト賞受賞)など多数がある
遠藤真美 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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yhirose254 さん
読了日:2021/01/13
しんい さん
読了日:2020/10/23
アルミの鉄鍋 さん
読了日:2020/06/25
toritori さん
読了日:2021/06/18
key さん
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