Blu-spec CD 2

ライヴ・イン・グラーツ 1999〜ワーグナー:『タンホイザー』序曲とバッカナール、『トリスタン』前奏曲と愛の死、他 ニコラウス・アーノンクール&ヨーロッパ室内管

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30939
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明


アーノンクールが生涯にただ一度指揮したワーグナー、初登場
1999年シュティリアルテ音楽祭で開催された伝説的な公演の貴重なライヴ録音・世界初公開
指揮者使用のスコアをオンラインで閲覧可能!


【アーノンクール没後10年・遺族の全面協力】
20世紀後半以降のクラシック音楽演奏史上に大きな足跡を残したニコラウス・アーノンクール[1929-2016]。2026年はアーノンクールの没後10年に当たり、ソニー・クラシカルはアーノンクールの遺族の協力を得て、1999年のシュティリアルテ音楽祭で大きな話題となったヨーロッパ室内管弦楽団とのコンサートのライヴ録音を発売します。

【生涯唯一のワーグナー演奏】
『イゾルデの愛の死』と題されたこのコンサートは、メンデルスゾーン、シューマンとワーグナーの作品で構成され、アーノンクールにとって初の、そして生涯唯一のワーグナー演奏の機会となりました。1970年代後半から活発化した指揮活動の中で、バロック時代からガーシュウィンまで多様な作品を取り上げたアーノンクールですが、ワーグナーの作品を指揮したのはこの時だけ。『タンホイザー』ではパリ版の『序曲とバッカナール』、『トリスタンとイゾルデ』では、ヴィオレータ・ウルマーナをソリストに迎えての『前奏曲と愛の死』を取り上げています。ちょうどこの時期アーノンクールは、ベルクの歌曲『ぶどう酒』(1996年)、ヴェルディ『アイーダ』、ブルックナーの交響曲第7番や第9番(1997年)、ドヴォルザークの交響曲(1998年)と年々レパートリーを拡大させていました。その音楽への探求心がワーグナーの2曲へとたどり着いたのです。

【より濃密な解釈へと深化】
メンデルスゾーンの『美しきメルジーネの物語』序曲は1991年のヨーロッパ室内管や1995年のベルリン・フィルとの録音がありますが、当アルバムの演奏は、冒頭からより入念かつフレージングが施された濃密かつ起伏の激しい解釈が聴かれます。アーノンクールの演奏の特徴は、同じ曲を、時間を経て再び取り上げる場合、根本から解釈を見直してさらに掘り下げていく点にあり、この『メルジーネ』もその典型例と申せましょう。

【知られざる名品『ミニョンのためのレクィエム』】
1997年にツヴィッカウのシューマン賞を受賞するなどそのシューマン演奏を高く評価されていたアーノンクールですが、名品『ミニョンのためのレクィエム』(レクィエムといってもラテン語ではなく、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」第8章から採ったドイツ語のテキストに付曲)の録音はなく、その意味でも今回のアルバムは大きな価値があります。コルボ&グルベンキアン(1988年)、アバド&ヨーロッパ室内管(1990年)、サヴァリッシュ&バイエルン放送響(1998年)など、数は少ないもののいずれも優れた演奏が残されているこの曲のディスコグラフィに空前の名演奏が加わることになります。

【アーノンクール自身による語り】
このコンサートはアーノンクール自身の語りによる作品の解説を挟んで開催されました。当アルバムではその解説も収録しています。時に聴衆の笑いを誘いながらも個々の作品についての深い洞察力に富むアーノンクールの解説は、オーストリア風のなまりのあるドイツ語を相まって強い説得力を持っています。
 日本盤ブックレットには解説の日本語訳を掲載しています。

【スコアを通じてアーノンクールの音楽創造の秘密を覗く】
アーノンクールの遺品が所蔵されているリンツ・アントン・ブルックナー私立大学ニコラウス・アーノンクール・アルヒーフの全面的な協力を得て、ブックレットに印刷されているQRコードのリンクで、当アルバム収録の作品のアーノンクールが使っていたスコアの全ページをオンラインで見ることができます。アーノンクールが演奏に当たってスコアに書き込んだ様々な指示や注釈を見ながら演奏を聴くことで、まるでアーノンクール自身の脳内に入り込んでその演奏を生み出しているかのような体験をすることができるのです。


【日本盤ならではのブックレット】
日本盤ブックレットには海外盤掲載のミヒャエル・シェテリヒによる解説訳のほか、音楽評論家・舩木篤也氏によるアルバム解説「芸術をとって死ぬか、遠ざけて生きるか・・・アーノンクール、最初にして最後の問い」、アーノンクールの語り部分の日本語訳、『イゾルデの愛の死』『シューマン:ミニョンのためのレクィエム』の歌詞対訳(いずれも舩木篤也氏訳)を掲載しています。(メーカー資料より)

【収録情報】
1. メンデルスゾーン:演奏会用序曲『美しいメルジーネの物語』 Op.32
(11:43)
2. アーノンクールによるワーグナー『タンホイザー』についての解説(0:45)
3. ワーグナー:『タンホイザー』 WWV.70(パリ版)〜序曲とバッカナール(19:20)
4. アーノンクールによるワーグナー『トリスタンとイゾルデ』についての解説(1:53)
5. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』 WWV.90〜第1幕への前奏曲(11:24)
6. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』 WWV.90〜イゾルデの愛の死(6:42)
7. シューマン:ミニョンのためのレクィエム Op.98b(11:23)
 第1曲「この密やかな集いに誰をお連れになったのですか?」(合唱、ソプラノI&II、アルトI&II)
 第2曲「ああ お連れするのをどんなに迷ったことでしょう!」(ソプラノI&アルトI)
 第3曲「ごらん あの頼もしい翼を!」(合唱、ソプラノI&II)
 第4曲「きみらの内に 形成の力が働きますように」(合唱、ソプラノI&II、アルトI)
 第5曲「子どもたちよ 生に還るのです!」(バス、ソプラノI&II、アルトI&II、合唱)
 第6曲「子どもたちよ 生へと急ぐのです!」(合唱、ソプラノI&II)

(ボーナス・トラック)
8. アーノンクールによるメンデルスゾーン:『美しいメルジーネの物語』についての解説と例示演奏(18:42)

 ヴィオレータ・ウルマーナ(ソプラノ:6)
 エリーザベト・クルマン(ソプラノI:7)
 カーヤ・ラスト(ソプラノII:7)
 マルティーナ・シュテッフル(アルトI:7)
 ルイーゼ・ギュンデル(アルトII:7)
 ヒロユキ・イジチ(バス:7)
 アルノルト・シェーンベルク合唱団(合唱指揮/エルヴィン・オルトナー:7)
 ヨーロッパ室内管弦楽団(1,3,5-7)
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)

 録音時期:1999年6月25日
 録音場所:オーストリア、グラーツ、シュテファニエンザール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 シュティリアルテ音楽祭(オーストリア放送協会による)

 エクゼクティヴ・プロデューサー:ミヒャエル・シェテリヒ
 レコーディング・プロデューサー(オーストリア放送協会):フランツ・ヨーゼフ・ケアシュティンガー
 レコーディング・エンジニア(オーストリア放送協会):ハインツ・エルバート
 マスタリング:マルティン・キストナー(ベルリンb-sharpミュージック&メディア・ソリューションズ)

 収録時間:81分57秒
 歌詞対訳付き


内容詳細

1999年にシュティリアルテ音楽祭で演奏されたアーノンクール唯一のワグナーのライヴが、ついに発売に至った。歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール、楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死。必聴だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 「美しいメルジーネの物語」序曲 作品32
  • 02. アーノンクールによるワーグナー「タンホイザー」についての解説
  • 03. 歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」 WWV 70[パリ版]より 序曲とバッカナール
  • 04. アーノンクールによるワーグナー「トリスタンとイゾルデ」についての解説
  • 05. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」WWV 90より 第1幕への前奏曲
  • 06. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」WWV 90より イゾルデの愛の死
  • 07. ミニョンのためのレクイエム 第1曲:この静かな集いに、誰を連れてきたのか?
  • 08. ミニョンのためのレクイエム 第2曲:ああ、心ならずもぼくらは、友だちをここに連れて来た!
  • 09. ミニョンのためのレクイエム 第3曲:いや、あの力ある翼を見てごらん!
  • 10. ミニョンのためのレクイエム 第4曲:君たちのうちに、形成の力が生きるように
  • 11. ミニョンのためのレクイエム 第5曲:子供たちよ、生にお戻り!
  • 12. ミニョンのためのレクイエム 第6曲:子供たちよ!生へとお急ぎ!
  • 13. アーノンクールによるメンデルスゾーン「美しいメルジーネの物語」序曲についての解説と全曲演奏 (ボーナストラック)

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