シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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DVD 輸入盤

『ばらの騎士』全曲 R.ジョーンズ演出、ティチアーティ&ロンドン・フィル、ロイヤル、エロート、他(2014 ステレオ)(日本語字幕付)(2DVD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OA1170D
組み枚数
:
2
レーベル
:
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

グラインドボーン2014
リヒャルト・シュトラウス:『ばらの騎士』
ケイト・ロイヤル、ラルス・ヴォルト、タラ・エロート
ティチアーティ&ロンドン・フィル

日本語字幕付き

そろそろ年齢による衰えを感じている元帥夫人マリー・テレーズ。寵愛しているオクタヴィアンが「永遠の愛」を誓うも、彼女の心は晴れません。そんな折にやってきた彼女の従兄オックス男爵(ちょっと下品で野卑なオトコ)の追撃をかわすために、オクタヴィアンに女装させてその場を誤魔化そうとしたマリー・テレーズですが、これが厄介ごとの始まりでした。オックス男爵の訪問目的は「最近、裕福な商人の一人娘ゾフィーと婚約したので、申し込みの使者(ばらの騎士)を務めてくれる貴族を探して欲しい」というもの。了承した元帥夫人は、その役をオクタヴィアンに委ねることにするのです。大役を仰せつかったオクタヴィアン、意気揚々とゾフィーの元を訪れますが・・・そこで彼はゾフィーに一目惚れ。もちろん元帥夫人に誓った「永遠の愛」など雲散霧消、そこにオックス男爵の悪巧みなどが絡み、物語はもつれていきます。
 とびきり魅惑的な音楽で知られるリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』。ヒロインであるマリー・テレーズの揺れ動く女心と、若い恋人たちの純真な心を、蕩けそうなウィンナ・ワルツで包み、そこにひとつまみのスパイスを振りかけて極上の物語が紡がれていきます。終幕で歌われる「三重唱」の美しさは言葉に尽くせません。この演出はそんなシュトラウスが描いた夢の歪みをモダンな装置と衣装で現実的に表現しています。
 最近人気急上昇中のメゾ・ソプラノ、タラ・エロートの歌う瑞々しいオクタヴィアン、ベテラン・ソプラノ、ケイト・ロイヤルの安定した元帥夫人、こちらも注目テオドラ・ゲオルギューの美しいゾフィーを堪能してください。何よりティチアーティの作り出す魅惑的な音楽は、ひと時聴き手を「良き時代」のウィーンにいざなうことでしょう。(Opus Arte)

【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス:『ばらの騎士』全曲


 元帥夫人/ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
 オクタヴィアン/タラ・エロート(メゾ・ソプラノ)
 オックス男爵/ラルス・ヴォルト(バス)
 ゾフィー/テオドラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
 ファニナル/ミヒャエル・クラウス(バリトン)
 マリアンネ/ミランダ・キース(ソプラノ)
 ヴァルツァッキ/クリストファー・ジレット(テノール)
 アンニーナ/ヘレーネ・シュナイダーマン(アルト)
 テノール歌手/アンジェイ・ドゥネーヴ(テノール)、他
 グラインドボーン合唱団
 ジェレミー・バインズ(合唱指揮)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ロビン・ティチアーティ(指揮)

 演出:リチャード・ジョーンズ
 装置:ポール・スタインバーグ
 衣装:ニッキー・ギリブランド
 照明:ミミ・ジョーダン・シェリン

 収録時期:2014年5月
 収録場所:グラインドボーン・オペラ・ハウス(ライヴ)
 収録監督:サラ・ファーイー

● 特典映像:ロビン・ティチアーティ「Taking the Baton」/キャスト・ギャラリー、他

 収録時間:本編191分、特典22分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:英、仏、独、韓、日本語
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

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20世紀前半のアール・デコ風の舞台装置が...

投稿日:2022/04/30 (土)

20世紀前半のアール・デコ風の舞台装置が美しい。登場人物の衣装はいろいろな時代のスタイルが混在しているのも面白い。機械仕掛けのベッドやパントマイム的な動作が笑いを誘う演出は客席の受けが良かったようだ。時々、どよめきが起こる様子が記録されている。歌手たちの演技、歌唱に不足は感じない。今風の軽やかさが心地よくて、こういう方向性での解釈を見てしまうと、脚本のテーマを考えたら、従来の重厚長大型の仰々しい演出でやるのはどうかと思えてくる。ティチアーティが作り出したスタイリッシュな音楽も大変結構でした。

ROYCE さん | 神奈川県 | 不明

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衝撃の演出。ロココ風ではない。グランギニ...

投稿日:2015/11/21 (土)

衝撃の演出。ロココ風ではない。グランギニョール(血なまぐさい人形劇)を模した演出。ティチアーティの指揮もこの演出にぴったり。歌手たちも健闘。この作品が「サロメ」「エレクトラ」に続くものであることを思い出させてくれる。

樋口裕一 さん | 東京都 | 不明

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このオペラに対する「脱神話化」の企ては何度...

投稿日:2015/07/04 (土)

このオペラに対する「脱神話化」の企ては何度か試みられてきたが、ここまで過激なものはかつてなかったのではないか。この作品、副題は確かに「喜劇」なのだが、演出家はこれを全く字義通りに受け取ろうとしている。喜劇という意匠の下にシリアスなテーマを含ませるというのは、同時代の(音楽の付いていない)喜劇『気難しい男』に端的に見られるようにホフマンスタールの得意とするところだが、演出家はこのオペラにおけるシリアスなテーマ、必然的に「心変わり」や「老い」を招く無情な時間の流れにわれわれ人間はどう対処したら良いか、といったテーマに全く関心がないようだ。オックス男爵をめぐる喜劇的な場面が生彩豊かであるのは、なるほど結構なこと。けれども、この舞台では銀のバラの献呈式における恋人たちの一目惚れシーンなども喜劇的に色付けされており、彼らも戯画化、パロディ化されてオックスと同じ水準に引き下げられている。特にオールド・ファンを激怒させそうなのは元帥夫人に対する扱い。演出家自身が言う通り、夫のいぬ間に愛人をベッドに引き入れている彼女は確かに倫理観の欠けた人物ではあろう。そうは言っても、ここまで「下品に」描かれると、さすがにショックを隠せない。たとえば第1幕冒頭、舞台中央奥が浴槽になっていて、彼女はここで(実際にはボディスーツ着用らしいが)全裸を見せる。カーセン演出に全裸の売春婦が出てくるのとは次元が違う。第3幕でオックスに自分とオクタヴィアンの関係を漏らさぬよう脅迫するあたりも、実に嫌らしい人物として描かれるし、ゾフィーにオクタヴィアンを譲る「美しい」幕切れも、複数の愛人のうち一人を見切っただけであることが露骨にほのめかされると、(確かに実際にはそうかもしれないが)すっかり白けてしまう。もちろん黙役だが、両端幕にはジクムント・フロイト博士も姿を見せる。各幕の装置の歪んだパースペクティヴも不条理な、夢のような印象を強調するかのよう。 相変わらず好きになれないケイト・ロイヤルの作り物めいた演唱も、この演出ならまあ仕方ないか。小太りで愛嬌のある・・・つまり普通に考えれば、あまりオクタヴィアンにふさわしくないタラ・エロートもうまく演出コンセプトにはまっている。ティチアーティの若々しく俊敏な指揮は魅力的だが、できれば違った演出で聴きたかった。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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