シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

『サロメ』全曲 ベーム&ウィーン国立歌劇場、リザネク、ヴェヒター、他(1972 ステレオ)(2CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
74321694302
組み枚数
:
2
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

R.シュトラウス『サロメ』全曲
リザネク、ヴェヒター、ホップ、ほか
ベーム指揮ウィーン国立歌劇場


1972年12月22日のウィーン国立歌劇場(演出は1980年同歌劇場来日公演でも上演されたボレスラフ・バルロク)でのライヴ・ステレオ録音。ベームの『サロメ』正規盤としては1970年にハンブルク国立歌劇場(主役にG.ジョーンズ)との録音、1974年ウィーン・フィルとの映像(主役にT.ストラータス、G.フリードリヒ演出)がそれぞれDGから発売されています。今回の音源は年代的に両者の中間に位置するものですが、最終的にはそれらのディスクとは違う感銘を与えてくれます。
 『サロメ』のように(途中で寸断されず)一気呵成に上演される作品の性格と、情景描写に没入の余り音楽が熱気を帯びていく全盛期ベームのスタイルを考えれば、ライヴ録音の利点はたいへんに大きいと言えるでしょう。とりわけ“7つのヴェールの踊り”以降、サロメとヘロデの掛け合いが佳境に入るに連れて、ベームのテンポがどんどん前のめりになって音楽が高揚していくありさまは、強烈というほかありません。
 オーケストラも優秀で、至難なアンサンブルの中に、柔らかい独自の音色を織り込んでおり、さすがはウィーン・フィルといったところ。キャストには定評あるヴェテラン勢を配しており、心技一体の迫真の演技で迫るリザネクのサロメを筆頭に、重厚なホップのヘロデ王、性格的なホフマンによるヘロディアス、力強いヴェヒターのヨカナーンに、クメントの立派なナラボート等、どこをとっても優れた歌唱といえる高水準ぶりです。

【収録情報】
・R.シュトラウス『サロメ』全曲
 レオニー・リザネク
 エバーハルト・ヴェヒター
 グレース・ホフマン
 ハンス・ホップ
 ワルデマール・クメント
 ハインツ・ツェドニク
 マレイ・ディッキー
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 カール・ベーム(指揮)

 録音時期:1972年12月22日
 録音場所:ウィーン国立歌劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Wie Schon Ist Die Prinzessin Salome Heute Nacht!
  • 02. Ich Will Nicht Bleiben
  • 03. Wo Ist Er, Dessen Sundebecher Jetzt Voll Ist?
  • 04. Ich Will Ihn Naher Beseh'n
  • 05. Niemals, Tochter Babylons, Tochter Sodoms
  • 06. Wo Ist Salome? Wo Ist Die Prinzessin?
  • 07. Salome, Komm, Trink Mit Mir
  • 08. Tanz Fur Mich, Salome!

ディスク   2

  • 01. Salomes Tanz/Salome's Dance
  • 02. Ah! Herrlich Wundervoll!
  • 03. Salome, Bedenk, Was du Tun Willst
  • 04. Ah! Du Wolltest Mich Nicht Deinen Mund Kussen Lassen
  • 05. Ah! Ich Habe Deinen Mund GekuBt, Jochanaan

総合評価

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5.0

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ベームの録音に関しては「スタジオ録音より...

投稿日:2011/09/19 (月)

ベームの録音に関しては「スタジオ録音よりもライブ」、「70年代よりも60年代以前」が良いと言われています。しかし2つの『サロメ』は1970年のハンブルク(DG)盤、72年のウィーン(RCA)盤ともにライブ。そのような尺度では優劣はつけられませんね。ベームの指揮はウィーンの方が一気呵成という表現がふさわしいような気がしますが、それはオケの性格の違いかもしれず、ハンブルクにも不満は感じません。歌手達を比較しても所詮は好みの域を出ないと思います。「見事な」サロメはリザネクの方ですが、「可愛い」のはジョーンズです。フィッシャー=ディースカウのヨカナーンは「神々しさ」の極みです。でもサロメがキスしたいと思うのは、「男っぽい」ヴェヒターの方かも(女心はわかりませんが)。ただ録音には決定的な差があります。RCA盤はステレオとしての奥行き・拡がり感が乏しく、録音レベルも低すぎます。レコード販売を前提にしていないラジオ放送用録音の限界でしょうか。それでも鑑賞に支障はありませんし、音質が鮮明であるため音量を上げれば迫力は感じ取れます。何より大変な名演奏であるため星5つという評価は揺るがないでしょう。

エステ荘の噴水 さん | 岩手県 | 不明

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72年12月22日プレミエ初日の「一発ライブ」...

投稿日:2009/05/24 (日)

72年12月22日プレミエ初日の「一発ライブ」。「7つのヴェール」以降特に演奏の劇性を増すが、音楽はあくまで精緻、透明。オケの唖然とする技術の高さ、官能美。リザネックは尻上がりに好調。ベームが「サロメの愛の死」と語った終盤のモノローグの素晴らしさ。熱狂した聴衆の怒涛のごとき大歓声(納得!)。劇場のべーム恐るべし(老いなど微塵もない)。録音も良く、ベームと言わずサロメの代表盤の資格あり。映像(ユニテル)も素晴らしいがどうしてもストラータスに目がいってしまう。シュトラウスを「聴く」ならこちらがお勧め。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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英グラモフォン誌は「サロメ」の代表的録音...

投稿日:2007/07/23 (月)

英グラモフォン誌は「サロメ」の代表的録音の一つ、としている。ベームのしなやかで剛直な指揮と、リザネクのサロメが聴きもの。リザネクのややシャープ気味の歌は凄まじい迫力と情念を持って迫ってくる。Opera Doroからも同じ公演の録音が出ており、入手もし易いのだが、ワウがあるなど音が悪い。このRCA盤の方が遥かに鮮明かつ安定しているので、品切れになる前に入手しておくことをおすすめする。この内容なら後悔はしないはず。

ホーフマンスタール さん | 東京 | 不明

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