『ナクソス島のアリアドネ』全曲　ヴァイグレ＆フランクフルト歌劇場、ニールンド、レイ、他（２０１３　ステレオ）（２ＣＤ）

R.シュトラウス：『ナクソス島のアリアドネ』（２ＣＤ）
ニールンド、レイ、ヴァイグレ＆フランクフルト歌劇場

ワーグナーで成果をあげたヴァイグレによるシュトラウス・オペラの登場。2013年10月におこなわれたフランクフルト歌劇場での上演をライヴ収録した音源のCD化です。
　シュトラウス作品の中では、コンパクトでなおかつ劇中劇を含む構成から、実質的ドラマ展開はさらにコンパクトというこのオペラでは、情感豊かな歌唱を聴かせるプリマドンナ兼アリアドネ役と、コロラトゥーラの超絶技巧が聴きもののツェルビネッタ役、メゾ・ソプラノが歌う作曲家役の女声３人が中心的な存在となっています。
　ここでは、プリマドンナ兼アリアドネ役におなじみのフィンランドのカミラ・ニールンド（写真左）、ツェルビネッタ役にアメリカの注目のソプラノ、ブレンダ・レイ（写真中央）、そして作曲家役にはこちらも日本でおなじみのドイツのメゾ・ソプラノ、クラウディア・マーンケ（写真右）が起用されています。
　男声陣は、映画『魔弾の射手』やバイロイトへの出演でも話題のドイツのテノール、ミヒャエル・ケーニヒの演じるテノール歌手役に、ドイツの有名バリトン、フランツ・グルントヘーバーが音楽教師役で存在感を出しています。（ＨＭＶ）


【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス：歌劇『ナクソス島のアリアドネ』全曲

　プリマドンナ／アリアドネ：カミラ・ニールンド（ソプラノ）
　ツェルビネッタ：ブレンダ・レイ（ソプラノ）
　作曲家：クラウディア・マーンケ（メゾ・ソプラノ）
　テノール歌手／バッカス：ミヒャエル・ケーニヒ（テノール）
　音楽教師：フランツ・グルントヘーバー（バリトン）
　ナイアーデ：エリザベス・ライター（ソプラノ）
　ドリアーデ：カタリナ・マギエラ（ソプラノ）
　エコー：マレン・ファヴェラ（ソプラノ）
　執事長：ウィリアム・レルトン（語り）、他
　フランクフルト歌劇場管弦楽団
　ゼバスティアン・ヴァイグレ（指揮）

　録音時期：2013年10月
　録音場所：フランクフルト歌劇場
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）