CD 輸入盤

ジャン=マルク・ルイサダ/プレイズ・ショパン(7CD)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439927532
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ショパンの神髄を見極め、それを個性的なピアニズムで表出する
名手ルイサダのショパン録音を初めて一つに集成。


1958年チュニジア生まれのフランス人ピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダは、6歳でピアノを始め、マルセル・シャンピとドゥニーズ・リヴィエールについてパリで、その後はイギリスのユーディ・メニューイン音楽学校で、16歳でパリ国立高等音楽院に入学しピアノをドミニク・メルレらに師事しています。1985年ワルシャワでのショパン国際ピアノ・コンクールで5位に入賞し、あわせて国際批評家賞を獲得。このショパン・コンクールでの成功が彼を国際的キャリアに導くきっかけとなりました。それ以来、独特のショパン解釈者として評判を得ています。たびたび来日し、この7枚組CD中、5枚は日本での録音となっています。2005年には、「NHKスーパーピアノレッスン−ショパン編」の講師として出演し、好評を博しました。ルイサダは、2021年のショパン・コンクールに出演した角野隼斗さんの先生の1人で、角野さんはワルシャワに赴く前にパリでルイサダのレッスンを受けています。
 1998年から2013年にかけて、ルイサダはRCAに断続的にショパン作品を録音、マズルカ、ワルツ、バラードの全曲、ピアノ・ソナタ第3番、幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌、スケルツォ第2番、第4番、ピアノ協奏曲第1番の室内楽版(ターリヒ四重奏団が参加)などが含まれています。コルトーを思わせる濃密な感情のこもったショパン演奏の最右翼で、気品ある音色、絶妙なテンポの揺れ、内声部の個性的なバランスなど、現代のショパン演奏としては極めて珍しい特質を備えています。特に2007年に大賀ホールで録音されたディスク7はそうしたルイサダの特質が極まったもので、『レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ』に始まり、ワルツ第3番で閉じる構成も絶妙、ディスクの中心をなす舟歌→幻想ポロネーズと続く感情の深まりはルイサダとしても超絶的。2010年に岐阜サラマンカホールで録音されたバラード(ディスク1)では、作品の内奥への踏み込みが恐ろしいほどで、冒頭を「ショパンの心臓の音を思わせる」とルイサダが描写するバラード第4番のコーダでの破滅的なパワーは他に例を見ないもの。また2013年のワルツ集(ディスク3)は、ミケランジェリの録音としても知られるコード・ガーベンによるプロデュースによっており、DGへの旧録音に比べて落ち着きがあり、独特の沈鬱な気分が醸し出されている点が極めて個性的です。
 「MusicWeb International」はこれらの録音について、「ルイサダの芸術性の最も素晴らしい点は、ショパン音楽の本質を探究しようとしていることだ。現代のスタインウェイをフルに活かして、ショパンの音の世界と精神を音として表現している」と絶賛しています。また「ClassicsToday」はルイサダのショパンについて「この演奏からは一瞬たりとも気を逸らすことができない」とも書いています。 ルイサダのRCAへの全ショパン録音を、7枚組のCDボックス・セットとし初めてひとつのパッケージにまとめたものです。
 初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。
 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。(輸入元情報)

【収録情報】
ジャン=マルク・ルイサダ/プレイズ・ショパン

Disc1
● バラード第1番ト短調 Op.23
● バラード第2番へ長調 Op.38
● バラード第3番変ニ長調 Op.47
● バラード第4番ヘ短調 Op.52
● アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
● 夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
● 夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2010年7月26-29日、岐阜サラマンカホール
Disc2
● ワルツ第1番変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」Op.18
● マズルカ第12番変イ長調 Op.17-3
● マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
● マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2
● 幻想曲 ヘ短調 Op.49
● ノクターン第8番変ニ長調 Op.27-2
● スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
● プレリュード 変イ長調 Op.28-17
● プレリュード ト短調 Op.28-22
● バラード第3番変イ長調 Op.47
● ノクターン第17番ロ長調 Op.62-1
● エチュード第12番ハ短調 Op.10 12『革命』
● プレリュード イ長調 Op.28-7

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:1999年2月13-16日、スイス、ティボール・ヴァルガ・スタジオ
Disc3
● ワルツ第1番変ホ長調 Op.18『華麗なる大円舞曲』
● ワルツ第3番イ短調 Op.34-2
● ワルツ第4番へ長調 Op.34-3
● ワルツ第12番へ短調 Op.70-2
● ワルツ第13番変二長調 Op.70-3
● ワルツ第14番ホ短調(遺作)
● ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1『別れのワルツ』
● ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1『小犬のワルツ』
● ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
● ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
● ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
● ワルツ第5番変イ長調 Op.42
● ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2
● ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1
● マズルカ第42番ト長調 Op.67-1
● マズルカ第43番ト短調 Op.67-2
● マズルカ第44番ハ長調 Op.67-3
● マズルカ第45番イ短調 Op.67-4
● マズルカ第46番ハ長調 Op.68-1
● マズルカ第47番イ短調 Op.68-2
● マズルカ第48番ヘ短調 Op.68-3

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2013年11月26-28日、アクロス福岡シンフォニーホール
Disc4
● 4つのマズルカ Op.6〜第1番嬰へ短調 Op.6-1
● 4つのマズルカ Op.6〜第2番嬰ハ短調 Op.6-2
● 4つのマズルカ Op.6〜第3番ホ長調 Op.6-3
● 4つのマズルカ Op.6〜第4番変ホ短調 Op.6-4
● 5つのマズルカ Op.7〜第5番変ロ長調 Op.7-1
● 5つのマズルカ Op.7〜第6番イ短調 Op.7-2
● 5つのマズルカ Op.7〜第7番へ短調 Op.7-3
● 5つのマズルカ Op.7〜第8番変イ長調 Op.7-4
● 5つのマズルカ Op.7〜第9番ハ長調 Op.7-5
● 4つのマズルカ Op.17〜第10番変ロ長調 Op.17-1
● 4つのマズルカ Op.17〜第11番ホ短調 Op.17-2
● 4つのマズルカ Op.17〜第12番変イ長調 Op.17-3
● 4つのマズルカ Op.17〜第13番イ短調 Op.17-4
● 4つのマズルカ Op.24〜第14番ト短調 Op.24-1
● 4つのマズルカ Op.24〜第15番ハ長調 Op.24-2
● 4つのマズルカ Op.24〜第16番変イ長調 Op.24-3
● 4つのマズルカ Op.24〜第17番変ロ短調 Op.24-4
● 4つのマズルカ Op.30〜第18番ハ短調 Op.30-1
● 4つのマズルカ Op.30〜第19番ロ短調 Op.30-2
● 4つのマズルカ Op.30〜第20番変ニ長調 Op.30-3
● 4つのマズルカ Op.30〜第21番嬰ハ短調 Op.30-4

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2008年10月20-23日、軽井沢大賀ホール
Disc5
● 4つのマズルカ Op.33〜第22番嬰ト短調 Op.33-1
● 4つのマズルカ Op.33〜第23番ニ長調 Op.33-2
● 4つのマズルカ Op.33〜第24番ハ長調 Op.33-3
● 4つのマズルカ Op.33〜第25番ロ短調 Op.33-4
● 4つのマズルカ Op.41〜第26番ホ短調 Op.41-1
● 4つのマズルカ Op.41〜第27番ロ長調 Op.41-2
● 4つのマズルカ Op.41〜第28番変イ長調 Op.41-3
● 4つのマズルカ Op.41〜第29番変イ長調 Op.41-4
● 3つのマズルカ Op.50〜第30番ト長調 Op.50-1
● 3つのマズルカ Op.50〜第31番変イ長調 Op.50-2
● 3つのマズルカ Op.50〜第32番嬰ハ短調 Op.50-3
● 3つのマズルカ Op.56〜第33番ロ長調 Op.56-1
● 3つのマズルカ Op.56〜第34番ハ長調 Op.56-2
● 3つのマズルカ Op.56〜第35番ハ短調 Op.56-3
● 3つのマズルカ Op.59〜第36番イ短調 Op.59-1
● 3つのマズルカ Op.59〜第37番変イ長調 Op.59-2
● 3つのマズルカ Op.59〜第38番嬰へ短調 Op.59-3
● 3つのマズルカ Op.63〜第39番ロ長調 Op.63-1
● 3つのマズルカ Op.63〜第40番へ短調 Op.63-2
● 3つのマズルカ Op.63〜第41番嬰ハ短調 Op.63-3

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2008年10月20-23日、軽井沢大賀ホール
Disc6
● ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2004年3月29日〜4月2日、パリ、ボン・セクール寺院

● ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ピアノ六重奏版)

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
 ターリヒ四重奏団
 ベンジャミン・ベルリオーズ(コントラバス)

 録音:1998年8月、スイス、シオン・ヴァルガ財団ホール
Disc7
● 夜想曲 第20番嬰ハ短調『レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ』(遺作)
● 夜想曲 第1番変ロ長調 Op.9-1
● 夜想曲 第16番変ホ長調 Op.55-2
● 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
● ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61『幻想ポロネーズ』
● スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
● 練習曲 変イ長調 Op.10-10
● 練習曲 変ト長調 Op.10-5『黒鍵』
● ワルツ第3番イ短調 Op.34-2『華麗なる円舞曲』

 ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

 録音:2007年11月6-9日、軽井沢大賀ホール

ユーザーレビュー

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今やかてぃんの師匠として、再ブレイクを果...

投稿日:2021/12/08 (水)

今やかてぃんの師匠として、再ブレイクを果たしたルイサダ、などと言うと失礼かもしれないが、彼は実に日本に馴染みの深いピアニストである。NHKの収録があったからかもしれないが日本録音が半数を占めるこのアルバム集、本当に初回限定なら絶対に「買い」である。ルイサダといえばフランス人らしい洒落たショパン、的イメージを持っていたなら、DGのワルツ集のイメージを持っているなら、それよりも遥かに進化したルイサダが聴ける。この方、実演でもそうだが「深い中低音」を持っており、それが土台となってリリシズムとスケールを高いレベルで一致させた演奏をする。例えばソナタの3番や、スケルツォの2番を聞けば、「ルイサダって、すごい」ことが私のような素人でもすぐわかる。バラード4番の終結部など、深い読みが音楽に一層生気をもたらす。良い意味で「おおらか」であるが、決してショパンの闇を蔑ろにはしない。言い換えれば、清濁併せのむ、だ。フランソワ的フランス人ピアニストの演奏とは一線を画し、あくまでも正攻法でショパンに向かい合う。改めてこのかたの素晴らしさを認識させてもらった。アルバジャも、タローも、ベアトリーチェもとても良いショパンのアルバムを出したが、ルイサダは私が思うに、もう一つ先の世界を持っているのではないだろうか。それにしても、人の世はわからない。ルイサダはその時5位だったが、このような素晴らしいアルバムにより、名を後世に残した。優勝者はケガをされたと聞いた。回復と復帰を心から祈りたい。

てつ さん | 東京都 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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