ショパン (1810-1849)
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ショパン (1810-1849) レビュー一覧 2ページ目

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商品ユーザーレビュー

2073件
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  • 世界初のショパン存命時製作のプレイエルによる協奏曲...

    投稿日:2010/12/24

    世界初のショパン存命時製作のプレイエルによる協奏曲録音ということで、かなてからプレイエルの響きが好きだったので待望のCD(しかもSACD!)。 聴いてみると…冒頭のオケから独特の響きと符点音符の処理の違いなど今までに聞いたことがないようなニュアンスが続出。しかも弦楽器もカルテットのような室内楽的なソロ部分があり小さい編成ながら立体感のある音楽。 オケ部分だけで目から鱗。 さて、肝心のピアノ・・とにかく倍音がたくさんあって響きが実に音楽的で聴いていてつかれない。当時のサロン音楽はこういう響きの中で生まれてきたことを再認識。タイムスリップしてきいているよう。いままで仲道のピアノCDはいいと思ったことがなかったが、初めて何度も聴きたいと思った。 オリジナル楽器による仲道続編に期待。

    まめ さん

    10
  • ついに出るエッシェンバッハの最高傑作群。別名「黒の...

    投稿日:2010/07/30

    ついに出るエッシェンバッハの最高傑作群。別名「黒のプレリュード」。これを聴いた当時の優秀な評論家達は本気で心配していた。「こんなピアノを弾いていたら、この人は精神的に持たない。ピアノが弾けなくなってしまう」と。間もなくエッシェンバッハは指揮者に転向してしまう(もともと指揮者が希望だったそうだが)。この頃DGに残したショパンの「練習曲集」(別名「黒のエチュード」)、シューベルトの21番(これこそ彼岸のソナタと呼ぶにふさわしい演奏)。この3枚がエッシェンバッハの最高傑作かつ、音楽表現としての決定的な名演です。私がポゴレリチやアファナシェフ程度の演奏で「暗黒・異様の極み」と喜ぶ評論家を「認識が甘い」と発言するのは、このような演奏を知っているからです。できるだけ録音の良い物を選択することを薦めます。ユニヴァーサルの日本盤でいいから、全部出してもらえないだろうか?これはケンプ+クーベリックのシューマンのピアコンに匹敵するDG最強の音源群なのだから。(某廉価版で音が良ければいいのだが、コレまでの経験上、私はまず日本盤を買います):今回は個人的趣味丸出しの暴走レビューで申し訳ない(笑)。

    ひのき饅頭 さん

    10
  • ショパンが創作不能に陥る前の、その前人未踏の音世界...

    投稿日:2010/04/28

    ショパンが創作不能に陥る前の、その前人未踏の音世界に、崩落の予兆が不気味に黙示する、実に危うい時期の「後期」作品集。20世紀には、ショパンにまとわりつく「甘さ」や「雰囲気」を徹底的に廃し、遅いテンポで、無骨なまでの音の構築で勝負したピーター・ケイティンの決定的ともいえる名録音があった。私個人として、これほど真摯で、音の構築のみで勝負したショパンが今後出現するだろうか?と思っていたのだが、さすがハフは凄かった。ハフの右手と左手の技巧はかなり違う。そのため、他のバランスの取れたモダニズム的な超絶技巧とは異なる、まるで2つの超絶技巧的な意志が絡み合う、このピアニスト以外には不可能な他の誰とも異なる音世界を聴くことができる。様式への冷徹なまでの眼差し、過去カツァリス以外では聴くことが難しかったズレの領域まで精密にコントロールされた恐るべき技術の高さ、さらにショパンを「聴かせる」というスタンスとは異なる作曲家の視点で「構造を鳴らす」というハフ独特のピアニズム。さらにはハフ以外では絶対に聴けない独特の時間感覚。すべてが前人未到の領域に足を踏み入れているとして過言では無い。今、音楽はモダニズムから離れて「本質を模索する時代」に入り始めているように思う。20世紀後半から21世紀最初の10年に顕著だった、音楽が持つ様々な特徴を、物欲に導かれるかの如く響かせる時代は終わろうとしてることは間違いないと思う。音楽も時代とシンクロしていることは当然のことだ。「モダニズム」も当初「モダニズム」とは何かを模索したように、「本質」とは何か、それを模索する音楽は今後増えていくだろう。ハフは現在その最先端を行く音楽家に間違いない。「ショパンとは何か?何がショパンなのか?」それを見極め、問いかけようとする現在最も先鋭的な解答の一つ。これは本当に凄い。

    ひのき饅頭 さん

    10
  • アルゲリッチは、現在でも情熱的で変幻自在の個性的な...

    投稿日:2010/02/22

    アルゲリッチは、現在でも情熱的で変幻自在の個性的な豪演を披露しているが、本盤は、ショパン国際コンクールに優勝した直後の若き日の録音。ここでも、既に現在のアルゲリッチにつながる圧倒的な豪演を成し遂げている。むしろ、若さ故の勢いがあるだけに、その演奏の凄まじさは尋常な迫力ではないと言えるかもしれない。本盤におさめられたどの曲も、切れば血しぶきが巻き散るような燃焼度の高い演奏だ。ライブ録音でないにもかかわらず、アルゲリッチが燃えに燃えていることがよくわかる。私も、聴いていて手に汗をにぎるような興奮におそわれた。コンサートはともかく、CDを鑑賞していてそのような経験をするというのはあまり例がないことである。唖然とするような切れ味鋭いテクニックと力強い打鍵は、既に女流ピアノストの既成概念を覆すのに十分なド迫力であり、左手の絶妙な活かし方や緩急自在の奔放なテンポ設定も魔法のような魅力に満ち溢れている。灼熱のような燃えたぎるパッションの爆発は、ショパンの荒ぶる魂を伝えるのに十分であり、これだけ個性的な演奏を行っても、芸術としての品格にいささかの弛緩が生じないのは脅威でもあり、アルゲリッチの天性の才能の賜物と言えるだろう。特に感動したのは、冒頭のピアノソナタ第3番とポロネーズ第6番であり、この両曲については、古今の数々の名演の中でもトップの座を争うものと高く評価したい。

    つよしくん さん |40代

    10
  • ポリーニ版が出るまでは私にとってはこの曲集のスタン...

    投稿日:2009/01/25

    ポリーニ版が出るまでは私にとってはこの曲集のスタンダードでした。しかし年月が経っったいま、結局手が伸びるのはコルトーの方。比喩的表現ですが、デジタル的演奏よりアナログ的演奏の方が心が休まります。そしてなにより「品格」が違いますね。コルトーの人間性、教養、情操、経験、思考、すべてが別格に聞こえます、私には。 そしてこういうすばらしい演奏と演奏者を積極的に推さない日本の音楽マスコミ関係者を情けなく思います。

    しふら さん

    10
  • 仕事をしている人間が音を聞く主な動機の一つは、(神...

    投稿日:2011/09/04

    仕事をしている人間が音を聞く主な動機の一つは、(神経の)疲労を癒すことにあると思うのですが、そのためには、ピアノ演奏では、圧倒的な強音のグァーン!という響きや、高音の澄み切ったするどい響きが重要です。どちらも、シロウトがSteinwayの前に座っても、絶対に出せない音です。 [段落]  それと、シューマンの言葉を持ち出すまでもなく、ショパンがスケルツォと呼ぶ自分の曲は、いわゆるスケルツォではなく、自分の曲の中でもかなり前衛的な位置づけを持たせていたと思います。このCDの構成で、うまいなと思うのは、2曲終わるごとに、軽い「口直し」を入れているところ。 [段落]  また、それが必要なぐらい、スケルツォ本体の演奏は、すさまじいです。ショパンが込めた、強烈な前衛性そのものではないでしょうか。たくさん書かずに一つだけ挙げておこうと思いますが、4番のB部のいかにもショパン節と言える(泣かせる?)旋律が、次第々々に奇怪に変貌し、最後は、暗雲たれ込める重い暗い激しい嵐に突入していきます。ここらの、イリーナの表現力も、すごいねぇ。こういう、強い裁断性--日本刀的?--のある「劇力」は、もしかして歌舞伎や能から学んだのかしら?

    sadRed さん

    9
  • 実はとりたててショパンに関心が強い人間でもないので...

    投稿日:2011/05/24

    実はとりたててショパンに関心が強い人間でもないので、大それたレビューの資格なぞ無いのですが、このコンチェルト1番は実演も含めて十数回以上聴いた中で最高の一つではないかと思います。特に第2楽章RomanceはArgerichの音楽性と長く幅広い経験・背景から生まれた、美しく同時に深い音楽で、自分の様なショパンに馴染の薄い人間でも強く引込まれました。シューマンは逆に自分の思い入れが非常に強い曲なので、いかに天下のArgerichと言えど、完全に満足はできないのですが(リパッティなど含め、過去に満足できた演奏が殆ど無い)、緩急自在のArgerichらしい奔放な演奏で、新日本フィルの好演と相まって非常に高いレベルのシューマンであることは間違いありません。我が国に寄せて下さる無垢の善意に、日本人の一人として心から感謝します。一人でも多くの方に聴いて頂きたいですね。

    mimi さん

    9
  •  S.ハフのピアニズムは,ロルティエなどとは比較に...

    投稿日:2011/04/10

     S.ハフのピアニズムは,ロルティエなどとは比較にならない高みにあることは,過去の彼の多くの録音やライヴで明らか。真のヴィルトゥオーゾとは彼のためにある賛辞であるようにも思われる。(ちなみに,ピアノを長年弾き,多くのピアニストの演奏を聴いてきた小生にとっては,ロルティエは「弾けない」ピアニストの一人に過ぎない。)このアルバムは,その彼としても未踏の沃野を開拓してくれるのではないか,との絶大な期待を抱かせるに十分な内容である。しかし,またもH氏の高踏的・高尚なレビューが付されていて,購入を躊躇してしまう。そして,必ずいる,グループと思われる4人程度の同調者・・・。強くお願いしたい。購入者を戸惑わせるような,購入を検討する際却って邪魔になる,小生のような浅学者に理解困難なレビューはやめてほしい。そのような感想は,自らのブログなどで思う存分やってもらえばいい。そのため,★一つ減点とする。

    Abbadian さん

    9
  • デミジェンコも素晴らしいのですが、やはりキーシンは...

    投稿日:2010/11/13

    デミジェンコも素晴らしいのですが、やはりキーシンは格が違う。ショパンの全てがキーシンによって蘇るというような演奏を繰り広げます。これだけの演奏をすれば誰にも凄さは伝わり、オーケストラの最後の和音が終わる前に観客の拍手が始まると言う素晴らしいドキュメントでもあります。このDVDで唯一残念なのは当日のキーシンのアンコールが全て収録されていないこと。実際は革命の後に、あのop.64-2の嬰ハ短調のワルツが演奏されたのですがこれが絶品で・・。とは言え、ショパンイヤーを飾る素晴らしいDVDであることは疑いもありません。

    てつ さん |50代

    9
  • メジューエワは、楽譜を媒介にして作曲家の心の奥底に...

    投稿日:2010/05/23

    メジューエワは、楽譜を媒介にして作曲家の心の奥底にある魂を即座に自らの魂とし、それを高度なテクニックでもって表現できる真の芸術家である。並行して録音したベートーヴェンとショパンの録音は双方ともすばらしい演奏であるが、特に前者の30番、31番のソナタとこのショパンのノクターンは、これまでに多くのピアニストの録音を聴いてきたが、それぞれトップクラスものだ。今回のノクターンは、40年ほど前にサンソン・フランソワのレコードを初めて聴いたとき以来の身震いを感じた。それにしても、このようなピアニストと同じ国に暮らしていることは、まさに奇跡に近い。

    セロ さん

    9

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