ショパン (1810-1849)
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ショパン (1810-1849) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

2069件
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  • 評価は売り方に対して。10月にシリーズ最新作が6枚出...

    投稿日:2010/11/12

    評価は売り方に対して。10月にシリーズ最新作が6枚出て、それを買ったばかりなのに、その1か月後にシリーズ全作をまとめたボックスセットが6枚分(約1万4千円)よりもずっと安い価格でリリースされるのは、正直、いい気分ではありません。1枚ずつ揃えた場合よりも、約4万円も安く買えますので。最初からこっちを買っていれば、その分、他のCDを聴くことできのに。差額の半分のCD券でいいので、バックしてほしいくらいです(笑)。安く買えるのは歓迎すべきことですが、1作1作のリリースにつきあってきた聴き手への配慮もほしかったと思います。ショパン・イヤーそのものに対する後味も悪くなりますので。

    date1964 さん

    38
  •  このポリーニショパン集を評価するのは、実は音楽に...

    投稿日:2012/04/28

     このポリーニショパン集を評価するのは、実は音楽に何を求めるのかを問われることなのではないだろうか。若いころのポリーニは機械的だという評価と、近年円熟味を増して真に巨匠になったなどという評価は、個人的な受け取りだから、ありえないわけではないが、ポリーニが聞いたら驚くような、的外れなものだろう。  ポリーニの若いころの演奏は、完璧な技巧だけではなく、作曲家に寄り添った高い音楽的解釈と、それを完全に表出するコントロール力という、すべての演奏家としての要素を極めて高いレベルで総合させた比類ないものだった。練習曲集につけられた「これ以上何をお望みですか?」というキャッチコピーはまさしく、この演奏を的確に表現したものだった。そのコピーが印刷された帯付きのLPレコードを購入し、散々聞いたものだ。しかし、そうした完璧さをもった演奏は、この中では4番目までである。5番目のスケルツォは過渡期であり、6番目のバラード以降は、ポリーニは全く別人になってしまった。しかし、それはよく書かれる練習不足とか、音楽家としての堕落では決してない。おそらく1990年前後、ポリーニの50歳代での腕の故障が原因である。私はプロの作曲家である知人から直接その情報を得たが、技術的な問題もそうだが、精神的な動揺が深刻であったという。その少し前だったと思うが、日本のテレビに登場していろいろと話をしていたのだが、ポリーニはとにかく時間がある限り練習をしており、すべての練習は作曲家の意思を正しく表すための解釈のためだと言っていた。この練習のしすぎが腕の故障の原因だろう。どんな人間でも決して逃れることのできない肉体的衰えと故障の時期が重なったために、さすがのポリーニも急速に技巧的な衰えを示すことになった。91年のスケルツォから99年のバラードまで、8年の空白があることが、この間のポリーニのもがき苦しむ精神を想像させる。ベートーヴェンなどはだしていたが、有無を言わせぬ名演は全く現れなくなった。  私はポリーニ全盛時代にNHK交響楽団に登場したときのライブを実際に聴いたことがある。ショパンの2番の協奏曲であり、アンコールとしてバラード1番を弾いた。この演奏会は、人生の中でもっとも印象的な忘れることのできないものだった。カラヤンの第九やクライバーの薔薇の騎士、ボエームも聴いたが、感動の強烈さという点で、ポリーニの方が遥に上だった。あんなに美しいピアノの音は前にもあとにも聴いたことがないし、(数年間同じ席で様々なピアノ協奏曲と演奏家を聴いたが)特に第二楽章の夢見るような夜想曲には、恍惚となるような思いがした。そして、バラードは、神秘的な雰囲気の音から、強烈なダイナミズムまで、信じられないような完璧な技巧と解釈で惹きつけた。舞台上のオケの人たちが、完全に熱狂する聴衆と化してしまったが、あんなオケの人たちの反応は、映像を含めて一度もみたことがない。世界的な演奏家と頻繁に演奏している彼らがあれほど熱狂するのだから、そのすばらしさが想像できるだろう。  しかし、私がCD時代になって買ったポリーニは、70年代の演奏ばかり集めた12枚組のボックスと、EMIのショパン名曲集だけだった。(LP時代には、練習曲集の他に、練習曲集・ポロネーズ・前奏曲の3枚組セットと18歳のときの協奏曲1番を買って、いずれもよく聴いていた。)これは、一枚とて駄作はなく、聴く者を圧倒するような演奏ばかりだ。しかし、80年代以降、特に90年代にはいってからの録音は、怖くて聴く気がせず、ずっと避けていた。故障後のポリーニの評価は散々であり、幻滅を感じたくなかったからである。  しかし、バラード以降の演奏を好む人が少なくないこともあるが、私自身の大学での取り組みとして、「躓きと立ち上がり」というテーマでのゼミ活動を始めたことから、このセットを購入する気になった。50代で故障したポリーニには、決して以前のような完全な演奏ができないことは、本人も承知していただろう。生活に困ることはないはずだし、音楽大学の教授職はいくらでもあったろう。しかし、演奏家としての道を捨てず、罵倒のような批判を受けても、レコーディングもしてきた。その理由を探りたかったのである。  このバラードを聴いたとき、自分が表現したいことを実現できない、もどかしさを感じているポリーニを強く意識せざるをえなかった。私が実演で聴いた1番のバラードの圧倒的な構えの大きさと繊細な表現を合体させた演奏に比較すると、多少スケールが小さいが、EMIの演奏は、ホロビッツ、アシュケナージ、アルゲリッチなどを寄せつけないほどのすばらしさだ。おそらく比肩するのは、ツィンマーマンだけだろう。99年のバラード1番は、EMIと比較すると、ポリーニの焦りがにじみ出た演奏になっている。表現意欲が空回りし、躓きそうになるのだ。  世評の高い夜想曲集も、30代にいれてくれたら、ほんとうによかったと思う。超絶技巧を要求する曲ではないから、技術と表現意欲の破綻めいたところは感じないが、やはり、草書体的装飾句の滑らかさが破綻するところが少なくない。あまり違わない時期の同じグラモフォンでのピリスの夜想曲集の方がずっと魅力的だ。  CD9には、唯一重なっているソナタ2番がはいっている。これも、84年の演奏では、実にきめ細かいニュアンス付けがなされているのに対して、そうしたコントロールが弱くなっている。  結論的に、6以後のCDはポリーニという名前がなければ、会社が発売したかどうか、わからないと思う。だが、価値がないのか。演奏だけの価値なら、かなり低いといえよう。しかし、私たちが、音楽を聴くのは、単に演奏の純粋なすばらしさをえるためだけではないのかも知れない。  ルツェルン音楽祭で、アバドとベートーヴェンの4番の協奏曲を演奏しているビデオをみたことがあるが、聴衆は本当に暖かい拍手を贈っていた。おそらくヨーロッパの聴衆、この会場には一流の演奏家もたくさんいたが、アバドも含めて身体的問題と闘ってきた二人の人生を知っている人も多いのだろう。そういう姿から、勇気を感じることができるのも確かだ。あれほど完璧な演奏家だった人が故障でどん底に陥り、以前の姿を取り戻すことは決してできないが、しかし、新しい何かを求めて努力している、その過程を示すものとであるがゆえに、確かに感動も与える、そういう性格のものなのだろう。  このボックスはポリーニの栄光と挫折、そして、立ち上がりの苦悩の跡を確認するものとして、やはり大きな意味をもっているとと思う。

    wakei さん |60代

    31
  • ショパンの時代に鳴っていたはずの響きを再現する企画...

    投稿日:2010/11/16

    ショパンの時代に鳴っていたはずの響きを再現する企画だが、オケのアンサンブルなど、技術的には雲泥の差と言っていいほど向上してしまった。ピアノもショパンの技量は分からないが、おそらく技巧的にワンランク上のような気がする。古いヴィルトーゾの録音など、結構ミスタッチも多いし、引き飛ばしも当たり前。多分、ショパンの時代はもっと緩やかだったのではないだろうか。厳格にして正確無比。またエラールにもかかわらず実に素晴らしい響きを導き出している。奇跡のような本物。協奏曲だけスポットで買い、すでに全集化が予告されていたので「全集になったら買えばいいか」と待てば海路の日和。「もしかしたら安くなるかも」などという甘い考えを抱きつつ…。あー申し訳ない。そんな想いが通ずるなんて。私はいけない子です。迷わず、悪びれることなく、クリックしてしまいました。どうかお許しください。

    蓮華人 さん

    18
  • 全部バラで買ってしまった者にはむごい価格設定だが、...

    投稿日:2010/11/06

    全部バラで買ってしまった者にはむごい価格設定だが、ピリオド楽器好きでこれから買おうとする人には、演奏にも糞なものがないし、楽器の違いや奏者によるタッチの違いも楽しめるので良い買い物であるだろう。おまけに単品はデジパックの上に後半注文したものは東京エムプラスの紙が巻いてあって、あまり扱いやすい状態ではなかったので、箱にまとまっている方がいいかもしれない。どれが良いかというと迷うが、オレイニチャクやヨッフェそして最後のダン・タイソンの夜想曲の美しさなど印象的である。ただ、これだけ盤数を集めながらショパン全曲っていうには微妙に欠落があり、これで終わるなら企画としては何か中途半端な感は否めない。

    ぬぬぬ さん

    16
  • 初めてアルゲリッチを聴いたのが、2010年12月1...

    投稿日:2011/05/05

    初めてアルゲリッチを聴いたのが、2010年12月1日のシューマンとラベルのコンサートでした。届いたCDをさっそく聴いて、当日の感激がよみがえってきました。被災地の一人としても、このチャリティCDに感謝します。

    すたんうぇい さん

    14
  • ユンディ・リがショパン国際コンクールで優勝したのは...

    投稿日:2010/03/20

    ユンディ・リがショパン国際コンクールで優勝したのは今から10年前の2000年。そして本年はショパン生誕200年。本盤は、ユンディ・リがEMIに移籍して初録音のアルバムであるが、これは正に満を持して臨んだノクターン全集と言えるだろう。ショパンのノクターンは、スケルツォなどの激しさは薬にしたくもなく、どこまでも優美なロマンティシズムを湛えた楽曲集である。それ故に、技量だけで勝負すると、うわべだけを取り繕った浅薄な演奏に陥ってしまうし、かと言って心を込め過ぎると、チープなムード音楽と化してしまう危険性がある。それだけにアプローチが大変に難しい楽曲と言えるところであり、こうしたノクターンを節目の年の初録音に選択したところに、ユンディ・リの並々ならぬ決意と自信のほどが伺えると言える。そしてその結果は、そのような自信が決して空回りしない名演に仕上がっていると評価したい。ユンディ・リは、ショパンコンクールに優勝するだけの抜群のテクニックを有してはいるが、それよりは、東洋人ならではの繊細なリリシズムを特徴とした優美な芸術性を売りにしたピアニストである。それだけに、ノクターンのような楽曲には、その芸風が見事に符合し、芸術性において、他のピアニストの追随を許さないような高水準の演奏を行っていると言える。曲によって出来にムラがないのも見事であり、どの曲にも、ユンディ・リのこの曲はこう解釈するという確信に満ち溢れているのが素晴らしい。HQCDによる高音質録音も、ユンディ・リの繊細なタッチを見事に再現することに貢献している。

    つよしくん さん |40代

    14
  • ショパンの作品は、無限とも言える様々な解釈に耐えう...

    投稿日:2009/12/03

    ショパンの作品は、無限とも言える様々な解釈に耐えうる名作の上に、さらに「原典版」でさえ様々な「版」がある為本来「唯一無二の名演」など存在しないものかも知れませんが、ここに収録された演奏は「一つの規範」とも成りうる演奏揃い有る事は論を待たないと思う。収録作品数は246曲。5ないし6曲が欠落しただけなので「全集」と言っても差し支えないと思う。 ドイツグラモフォンはかつて「ブラームス全集」でも見事な演奏を揃えていましたが、これもそれに勝るとも劣らない水準だと思えます。次は「シューマン全集」に期待がかかります。頼みましたよ!

    まさやん さん

    14
  • ショパンは、スケルツォ、バラード、ポロネーズ、夜想...

    投稿日:2010/04/03

    ショパンは、スケルツォ、バラード、ポロネーズ、夜想曲、エチュード、前奏曲、ワルツなど、様々な曲集を作曲した。しかしながら、若い時代から最晩年に至るまで一環して作曲し続けてきた曲集はマズルカであり、それ故に、マズルカ集はショパンの心や魂の軌跡、変遷などと言った評され方をするのだと考える。そんなショパンの心底に踏み込んでいく深みのある作品集だけに、ナンバーによっては初心者でも弾くことができるようなテクニック的に難しくない曲も含まれているにもかかわらず、並みのピアニストの手には負えない難しさを秘めた曲であると言えるだろう。本盤は、ルイサダの2度目の録音とのことであるが、古今の様々なマズルカ全集の名演中、最高峰に位置づけられる超名演と評価したい。演奏の特徴は、何と言ってもセンス満点の詩情豊かなアプローチと言える。もちろん、旋律を抒情豊かに描いていくアプローチは他でも見られるが、ルイサダの場合は、うわべだけを取り繕ったなよなよさは皆無であり、どの曲にも一本芯の通った力強さを秘めていると言える。第1番から第41番に向けて、ショパンが若き時代から最晩年の高みに達していくことになるが、ルイサダは各楽曲を巧みに描き分けながら、晩年の至高・至純の高峰に登りつめていく。その変幻自在な絶妙の演奏は、前述のように詩情豊かさも相まって、もはや評価する言葉が追いつかないような高みに達していると言える。録音も、SACDマルチチャンネルによる望み得る最高の高音質であり、ルイサダの超名演に華を添える結果となっている。

    つよしくん さん |40代

    13
  • メジューエワ・・・日本に登場してかれこれ15年、今は...

    投稿日:2010/06/07

    メジューエワ・・・日本に登場してかれこれ15年、今はその日本を主な拠点としてレパートリーを拡げつつ活躍しています。登場した頃は二十歳過ぎ、その可憐な容貌に惹かれ演奏そのものより彼女のジャケットCDを手元に置いておくだけでという感じもしておりました。その容貌はさすが女性らしさを加えてはいますがその外見より本来しっかりした「芯」のある人らしくそれは振る舞いにも出ているようです。何かき然とした(今じゃこんな姿は日本そのものに見られなくなった)日本女性をふと覚える時があります。葉隠れ精神も・・・美意識として気に入ったような彼女、結構自己主張はしっかりしておりロシアの作曲家(私はあまり知りませんが)メトネルの作品普及にも注力しております。さて、彼女の最近の演奏は芳醇な気品ある中でもフォルムを明確に打ち出しやはり独墺物よりロシア、東欧物(メンデルスゾーン「無言歌」なども・・・)演奏に私は聴き入ります。ショパン生誕200年での練習曲、前奏曲に続くこのショパン・夜想曲・・・ノクターン集(2009年日本で録音)も単に繊細・抒情的であるのではなく移ろいの色彩を上手く・・・そこにはある強さをも聴くことが出来ます(リヒテルは意識していると彼女は語っているようです)・・・この辺りはHMVレビューにもある通りだと思います。本盤、有名な嬰ハ短調「遺作」がトップバッターなのですが演奏タイムが4’28と長めに進め特に中程でのゆっくりした前述の移ろいは印象的であります。年齢的にも丁度いい頃の日本ブランドという事で最高ランクの収穫だとは私は思っております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

    11
  • こんなに思いをこめた音楽家がかつていたでしょうか。...

    投稿日:2011/04/30

    こんなに思いをこめた音楽家がかつていたでしょうか。ソリストのアルゲリッチだけにとどまらず指揮者オーケストラも素晴らしい決断です。これぞ復興へ向けた日本人の熱い思いだと受け止めます。このショパンは当日会場で聴きました。これまでのどのショパンとも違う深い演奏があります。アルゲリッチにとってもこれ以上の演奏はできないじゃないかと思わせる内容です。オケも素晴らしかった!(特にファゴットのソロ)

    珈琲好き さん

    10

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ありがとうございました

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