夕焼けポスト

ドリアン助川

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591164020
ISBN 10 : 4591164020
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
158p;20

内容詳細

ポストの管理人である「私」は悩みを寄せる人々に返事の手紙を書き続ける、まるでなにかの贖罪のように。励ます側である「私」こそ、じつは出口のない苦悩にあえぐ傷だらけの人間だったのだ―。様々な境遇にいる人たちの手紙によって織りなされるこの物語は、世界12言語に翻訳され感動を呼んだ『あん』の著者のもうひとつの原点である。

【著者紹介】
ドリアン助川 : 1962年、東京都生まれ。作家・歌手。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。放送作家等を経て、1990年「叫ぶ詩人の会」を結成。1995年から2000年までラジオ深夜放送のパーソナリティを務め伝説的な人気を博す。小説『あん』はフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、レバノン、ポーランドなど十二言語に翻訳され、2017年、フランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)」を受賞。他に『線量計と奥の細道』(2019年、日本エッセイスト・クラブ賞)など著書多数。明治学院大学国際学部教授。日本ペンクラブ常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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悩みの手紙に回答していくお話しです。人が...

投稿日:2021/06/26 (土)

悩みの手紙に回答していくお話しです。人が生きるということについていろいろな言葉が溢れています。しかしとてもシンプルでわかりやすい文章です。この本の中の言葉を忘れないようにしたいと思いました。

はれ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鉄之助 さん

    「夕焼けポスト」、には古今の世界中から悩みの手紙が届く。主人公はその管理人で、せっせと返事を書いている。12歳のチャップリンから手紙が届くところから物語はスタート。面白いっ! その返事の中にあった「君はこの世で一人ぼっちだと思っているかもしれませんが、君が見つめている星だって一人ぼっちなのです」に、心は鷲づかみにされた。いま、どうしようもない苦難に向き合っている人に、おすすめの1冊です。「角度を変えてみる」というフレーズが、ストンと胸に落ちてくる。 続く→

  • いたろう さん

    夕焼けポストとは、夕暮れ時にだけ姿を現すという不思議なポスト。そのポストに向けて、悩みを相談する手紙を送ると、夢の中で返事をもらえるという。交通事故で妻子を亡くした「私」は、タゴールの詩に誘われて訪れた「人の国」=インドで、ある少年に会ったことにより、夕焼けポストの管理人となって、悩みの手紙に返事を書き続けている。市井の人々の手紙に混じって、世界的な有名人が、世に出る前に書いた悩みの手紙が、過去から時空を超えて届くのもシャレている。最後の手紙と「私」が書いたその手紙への返事に思わず涙。優しいファンタジー。

  • とよぽん さん

    ファンタジーっぽいタイトルとは全然違う内容だった。突然の事故で妻と娘を亡くした主人公。悲嘆の極みに15年間も漂い続けた彼に安寧が訪れる日は来ないのか? タゴールの詩、釈迦の生まれ変わりのような少年、観自在菩薩の石像、夕焼け、川、空、星、風・・・最後の手紙とその返事にドリアン助川さんの愛が凝縮されていると思った。

  • さぜん さん

    夕焼け時に現れるポストには時を超えて悩み相談の手紙が届く。15年間返事を書き続けてきた管理人は妻子を失い生きる道を彷徨っていた。ファンタジックな物語だがそこには胸に響く言葉が詰まっている。「 角度を変えてものを観る」正に今の私に必要な視点。寛容さは視野を広げることで生まれる。ドリアンさんの哲学や宗教観は詩や小説を通して押し付けずに気付かせてくれる。優しく温かい言葉で。夕焼けの美しさを儚いと思うが逆を返せば夕焼けは永遠に続くもので見ている私達の人生が限りがあり儚いのだというのがとても理解しやすかった。

  • mayu さん

    夕焼けどきに現れる『夕焼けポスト』その管理人になった男は15年間、過去から届く悩みに向き合ってきた。過去から届いた手紙の差出人には偉大なる成功を収めた方々もいて、手紙に励まされたのかと温かい気持ちにもなれる。哲学?のようにも思えるしファンタジーのようにも。『角度を変えて』悩みを様々な角度から見るということなんでしょうね。人として一番美しい手の使い方は、おそらく手を差しのべること。困っている人がいたら両手を差し出すこと。その手を握ってあげること。わたしも美しい手でありたい。

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ドリアン助川

1962年、東京都生まれ。詩人・作家・歌手。明治学院大学国際学部教授。小説『あん』はフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、レバノン、ポーランドなど世界中で翻訳され、2017年、フランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre du

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