Hi Quality CD

平均律クラヴィーア曲集 第1巻 トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG40101
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
Hi Quality CD

商品説明

トレヴァー・ピノック/バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻

古楽界のレジェンド、ピノックが鍵盤の旧約聖書『平均律クラヴィーア曲集』を初録音!
 現在のピリオド演奏の隆盛の礎を築いた一人、オリジナル楽器によるオーケストラ、イングリッシュ・コンサートを設立し、アルヒーフ・レーベルに数々の名盤を残した巨匠が、遂に平均律クラヴィーア曲集を録音しました。(メーカー資料より)

内容詳細

古楽界の重鎮ともいえるピノックによる、意外にも初の平均律。もともと鍵盤楽器奏者として出発したピノックが、なぜ平均律を録音してこなかったかは不明だが、これこそ、満を持しての録音と言えるだろう。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

ディスク   2

ユーザーレビュー

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昨年春、輸入盤発売後すぐ入手して以来、ほ...

投稿日:2021/03/03 (水)

昨年春、輸入盤発売後すぐ入手して以来、ほぼ1年間、折りにふれ繰り返し聴いてきました。自分にとってTrevor PinnockのJ.S.Bachは、デビュー当時の鮮やかなイタリア協奏曲、そしてあのBach演奏史に残る記念碑的名盤「チェンバロ協奏曲全集」の、それまでの演奏すべてを過去に追いやってしまうような生命力に溢れた鮮烈な演奏の数々のイメージが強烈でした。一方で比較的初期に録音されたGoldberg変奏曲や、パルティータ全集の旧盤は、新鮮であってもすでにある諸名演と比較すると、やや単調で構造把握の深みに欠ける印象が否めず、Bach音楽への適合性の良さは明らかでも未だ若いのかな、というのが正直な感想でした。その後、Trevor Pinnockは、English concertとほぼすべてのJSBach管弦楽作品を録音、複数のアーティストと室内楽作品も録音しましたが、パルティータの再録音(涙がでるほどの名演!)を除いて、鍵盤独奏曲の録音は長い間みられませんでした。CDに付されたPinnock自身のライナーを読むと、10代の頃に初めて平均律に出会ってから現在まで半世紀以上にもわたって、演奏機会をうかがってきた ー しかも、決して常に平均律の近いところにいたわけでなく、彼自身の音楽的思考?から少し平均律のようなBach作品からやや距離を置いていたところもあったようです。非常に単純化して言えば、一時期平均律を ー「パルティータ」などの作品に較べー やや苦手と考えていたようなニュアンスが、Pinnock自身の文章から読み取れるようにも思われます。ただそういった時期でも平均律を意識していなかったわけでなく、ラモーやL.クープラン、ヘンデルなど、幾多の作曲家たちの演奏を通じて、チェンバロ奏者としての研鑽を続け名演奏もいくつも生み出してきたのは、Pinnockにすればこの平均律に取り組むためのどうしても必要な道程であったのかも知れません。CD解説でPinnockがいま平均律に取り組む事を「自分の生涯の残された時間のすべてを捧げる仕事」と宣言し、満を持してこのCDを公にしてきた行為が、その証ではないでしょうか。前置きが長くなって恐縮ですが、肝心の演奏、ある意味ちょっと類を見ないタイプの演奏と言えましょうか。なによりこれがあの鮮烈なBachの数々を生み出してきたPinnockか、という位に全く思い入れや熱気といったものから遠い、徹頭徹尾楽譜に書かれたもの以外実現する気がない、とでも言うような平静で客観的な演奏です。この演奏に較べたら、Gilbert, Rousset, Belderなどは大なり小なり主観的、ロマン的に聞こえるほどで、どこまでもあっさりした印象。なんら新しいことはしておらず、どうかすると一度聴いたくらいでは全く印象に残らない。決して技術的に難があるという訳ではなく、その割に見事とか鮮やかという印象が一切残らないくらい、自我を抑制していると言えるでしょう。しかしながら、繰り返し聴くにつけ、この空前絶後に醒めた熱気のない演奏が逆に非常に気になってくる。もちろん、これを単に平凡なつまらない演奏と感じる方がたくさんいても不思議はないでしょうが(S.Richterなどがお好きな方はたぶん!)、逆にあれだけ広範囲な歴史的音楽を演奏してきたPinnockがこれだけ、徹底的に楽譜の再現以外に全く一歩もでないような印象のある意味厳しい演奏を出してきたことは不気味ですらある。おそらくPinnockは長い長い熟考の末にこのような余分な付加が一切ない、水のようにピュアな平均律を出してきたのでしょう。もちろんPinnock自身も言っているように、この演奏がこれで最終回答とは思われず、今後も変貌していくに当たっての出発点なのでしょうが、だとすればこのどこまでも基本的な平均律はこれ以上ないスタートラインなのかもしれません。評価は今後のPinnockの活動にもよるのかも知れませんが、歴史的楽器の演奏による平均律としては、この希代のBach演奏家の非常に興味深い、かけがえのない一里塚と言えるのではないでしょうか。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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J.S バッハは好きで平均律もピアノの様々な...

投稿日:2020/07/25 (土)

J.S バッハは好きで平均律もピアノの様々なディスクを聞いて来ましたが、本来正統たるチェンバロは正直苦手で殆ど聴いた事がありませんでした。当盤はレコ芸やオーディオ誌の高評価レビューに誘われ、余り期待せずに購入しましたが、冒頭のプレリュードを一聴してビックリ。清楚かつ神聖な演奏に取り憑かれ、二枚を一気に聴き終えてしまいました。チェンバロの一音一音をクリアに捉えた録音の良さもあり、ディスクの価値を高めていると思います。 好奇心から近くにあった、ポリーニの平均律を比較試聴してみましたが、高貴かつ深遠さではピノック盤が遙か上にあり(ポリーニさん御免なさい)、また技術進化が著しい最新録音のメリットも感じました。 殆ど音楽的なコメントの無い、主観的かつ雑駁なレビューですが、予期せぬ素晴らしい感動を与えて頂いた事に敬意を表したいと思います。

ギマロ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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