ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 新潮文庫

ブレイディみかこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101017525
ISBN 10 : 4101017522
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
追加情報
:
332p;16

内容詳細

人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。

【著者紹介】
ブレイディみかこ : 1965(昭和40)年福岡生れ。県立修猷館高校卒。音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返し、’96(平成8)年から英国ブライトン在住。ロンドンの日系企業で数年間勤務したのち英国で保育士資格を取得、「最底辺保育所」で働きながらライター活動を開始。2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞を、’19(令和元)年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    イギリスの元底辺中学の生徒の日常を通じ、差別や格差、多様性を描いたノンフィクション。少年は日本人の母とアイルランド人の父を持つ。実際、移民の少ない日本では差別や偏見の実感は乏しい。イギリスでは多様な移民が暮らす。東欧、中東、アジア等、様々なルーツを持つ人々。更には日本ではピンとこない「階級」も市民間にはある。経済格差も広がり、子供に影響が出る。お昼代がない、制服の買替えが出来ない。教師が自費で助ける例が記載される。本来、国家が行うことを教師が動く精神は素晴らしい。様々な知見が広がり、考えさせられる作品だ。

  • fwhd8325 さん

    子どもの目を通してみる社会。子どもはピュアなんだと教えてくれる。そして、著者であるお母さんも素晴らしい。これは作られた物語ではなく、現実だからより面白い。私は、汚れちまったなんて思いたくないけど、いつから妙なフィルタを通して見るようになってしまったんだろう。

  • 里愛乍 さん

    面白い。久しぶりに打てば響く言葉の数々に出会えたと思う。息子くんの問いかけ、疑問、ふとしたつぶやきに誤魔化しのない自分の言葉で応える母ちゃんの素晴らしいこと!またその息子くんもその返しにしっかり考え、自分の言葉で応えている。読んでいて、彼の成長を頼もしくも感じながら、また一緒に考えながら楽しめた。「人間は人を罰するのが好きなんだ」名言だと思う。

  • あきら さん

    とても率直に勉強になりました。 きっと彼が自分の息子だとして、同じ発言、行動を自分がああやって解釈できるのか?って考えた時に、改めて無知であることに気付いたな、と思いました。 多様性、、分かっていた気になっていたことが腑に落ちる。 あの人とか、いつかの自分とか、色んな人に読んでもらいたいなあ。

  • SJW さん

    イギリスのブライトンに住むアイルランド人の父と日本人の母をもつ11才のぼくの生活を通して、英国の貧困、差別、分断が描かれているノンフィクション。その環境で増えている多様性を否定するのではなくて、知ろうとする行動が偏見や差別を減らせることをリアルな経験談から学ぶことができる。イギリスには何度も出張して上流階級、中流階級、労働者階級を見てきたつもりだったが、場所によってはこんな格差が生まれていることに愕然。日本も同じような道を徐々に進むだろうから、イギリスの教育システムからたくさん学ばなければならない。

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ブレイディみかこ

ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で新潮ドキュメント賞を受賞。2019年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞、本屋大賞ノ

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