プロコフィエフ(1891-1953)
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プロコフィエフ(1891-1953) レビュー一覧 6ページ目

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商品ユーザーレビュー

614件
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  • プロコフィエフの”ハ長調”を初めて知った 16年も前...

    投稿日:2018/05/31

    プロコフィエフの”ハ長調”を初めて知った 16年も前の演奏録音を初めてはないだろう と誰もが訝しむ 何しろ縁がなかった まずピアニスト全般と肌が合わない 自ずとピアノ曲と疎遠になる プロコフィエフのピアノ・ソナタ全曲を聴いたことはあるにも拘わらず印象に残っていない 何を血迷ったか”積ん読棚”にこれがあったのだ 聴いて驚いた 20世紀に堂々と”ハ長調”で二曲もソナタを書いている ”イ短調”も含めると9曲中4曲(no.3,5,6&9)が♯も♭もつかない 無調や複調が横行した世紀に調性音楽の基本調で創作が可能なのだと見せつける ここで聴く”第5番”と”第9番”の清明で簡潔なソノリティに魅入られてしまった クロマティックな処理もほとんど見られないのに単調になったり倦怠を催させる風もない プロコフィエフの真価はここにある 古典交響曲と青春交響曲を書いたプロコフィエフがここにいる 夏の薄明(夕暮れと夜明け)に聴きたくなる音楽 色のイメージは灰と緑 さてあなたは如何かな 

    風信子 さん

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  • プロコフィエフのピアノ・ソナタに♯の調を掲げている...

    投稿日:2018/05/31

    プロコフィエフのピアノ・ソナタに♯の調を掲げているものはない ここにあるのは♭3つと4つのハ短調とへ短調そして何もないイ短調 このイ短調”第3番”はVol.3の仲間に入るべきだったが 単一楽章の縁で”第1番”と並んだ 伝統的なソナタの形に問題提起をしたのはベートーヴェンだ 最後の3つのソナタが未来へ光を放っていた プロコフィエフも単一楽章を持ってソナタと名乗るには アバンギャルドとは一つ立ち位置は違うが 彼の内的欲求から発した意思と決意があったものと思う やはり立ち向かう音楽になっている しかしそれだけでは表出しきれない”自分”にも気づいたのだろう 多楽章へ転換して行く グレムザーの明晰な演奏が聴ける だがこのディスクの真の聞き物は”ロメオとジュリエット”だ わずか10曲で構成されているが充足している さらにプロコフィエフの音楽の骨格が見える透視図法を覗く愉しみは他では得られない お聴きとは思うが あなたも如何  

    風信子 さん

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  • ヘルシンキ・ミュージック・センター竣工に伴って録音...

    投稿日:2018/05/21

    ヘルシンキ・ミュージック・センター竣工に伴って録音された”第5番”がホールの特性を生かした名録音となった 音像の明晰さ 壮大な空間性 響の豊かさと余韻のキレの良さ だからこそこのテンポでの演奏が生きた 一般的な演奏時間より3〜4分短い 第5番でこれほどの疾走感を貫いた演奏は稀有だ そこから立ち上がった音楽像は戦勝を祝い喜ぶ風情よりも戦後の未来への希望に胸震わす音楽になった 前衛のモダニズムに懸想したプロコフィエフの心根に複雑に組み上げられた骨組みを見るようだ HMCが出来る一年前に演奏された”第6番”はこれまで使われてきたフィンランディア・ホールで録音された 音の解像度や空間性の広がりは感じられないものの オラモ心酔の交響曲とあって熱演だ 指揮者に思い入れがあってこそ音楽に魂が入る だが気をつけなくてはいけない 客観性が失われることだ どんなに熱が入っても進むべき彼方に双眸は開かれていなければならない 常に新しい発見に瞳輝く道行きとならなくてはつまらない やや自家薬籠中の物になり掛けているようだ 是非HMCでの再録音の機会があらんことを願う やや無い物ねだりの感があった 十分に愉しめる演奏だ朋よ あなたも如何   

    風信子 さん

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  • Blu-ray Audioを聴いて書いている 交響曲全集が成っ...

    投稿日:2018/05/11

    Blu-ray Audioを聴いて書いている 交響曲全集が成った今 全曲まとめたBA盤の出版を願う オールソップ+SPSOのプロコフィエフは素晴らしい 20世紀前半のモダニズムに彩られた精神と情緒を余すところなく表現し得ている オーケストラの感性の豊かさと抜群の歌心を軽快な律動の内に解き放ちつつ見事な知的コントロールをしたオールソップの指揮力に感嘆する 過激な暴力性を鉄杭のように打ち込んだ刺激臭ぷんぷんさせたプロコフィエフばかり聞かされてきた身には 視界が開けたようで途端に身が軽くなって感覚が柔軟に反応しだした 中でもこの”1941年”と”第5交響曲”は白眉だ 第二次世界大戦という禍々しい苦境にあっても楽天主義とユーモアを失っていないプロコフィエフを聴くことができる 裏返ってこれほど痛烈なアイロニーと怒りを感じる演奏もない 2.0 LPCMで再生し7.1chに増幅して聴いたことを付け加える あなたも如何

    風信子 さん

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  • 10年前に”第5番”をロシア・ナショナルO.で録音した...

    投稿日:2018/05/05

    10年前に”第5番”をロシア・ナショナルO.で録音したきり途絶えていたプロコフィエフの再開を喜んだが レーベルは同じでもロシア国立SO(ロシア国立アカデミーO.)であり 前回のオーケストラとは違う楽団らしい ロシアのオーケストラ事情はよく分からないが ユロフスキの”第2番”と”第3番”を堪能した 大好きな3番から聴いた 過激でグロテスクな予想を超えた演奏だった ディテールを克明に開示しながら推進し同時に調和を保つ見事さに惑溺した 炎の音楽に通る大きな流れを感じさせた 色彩感に偏らずフレーズを語り出す意思が感じられる オペラの副産物などではない何ものかを伝えんとする作曲者の魂を見た 次に第2を聴いた 全二楽章で第二楽章が変奏曲という特異な形態からか 実演に接する機会が少ない 演奏は2つの楽章の対比バランスが難しいのだろう 平たくいえば繋がらないあるいは纏まらない ユロフスキは見える演奏をした 劇音楽や映画音楽のように具体的な情景やドラマが感じられる 動と静 外向と内向 2つの楽章が吊り合っている 様々な思考と心模様が浮き立ってくる面白さに酔う あなたも如何 さて次なるは何番か? そしてそれは何時? 

    風信子 さん

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  • やはり性別の違いは音楽観に反映すると見える オーケ...

    投稿日:2018/04/28

    やはり性別の違いは音楽観に反映すると見える オーケストラの女性指揮者も珍しくなくなったが 時に見かける男装をして指揮台に立つ女性には痛々しいものを感じてきた 音楽界における男尊女卑は未だに消えなていない 勿論女性差別は男性側に責が大きく傾くことを自覚しなくてはいけない さて プロコフィエフの演奏を聴く時 わたしはその音楽に毒々しいものやグロテスクな横顔を期待していたようだ はじめオールソップ&SPSOの演奏が食い足りなかった 実に流れの良いバランスのとれたサウンドが物足りなかった だが何度か聴いているうちに 当たり前のことだがプロコフィエフという人間を感じるようになった プロコフィエフを偉人=異人=偏人に「祭り上げ」ている自分に気が付いた 激情に走ることもあるが叙情をこそ旨とする歌い口から聞こえたプロコフィエフの声に耳傾けてみるとき 本当に対話が始まる Blu-ray Audioの澄んだサウンドに功有り 第6・第7交響曲もBA化されることを期待する   

    風信子 さん

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  • 堪能した プロコフィエフの最高傑作と評価する第6交...

    投稿日:2018/04/27

    堪能した プロコフィエフの最高傑作と評価する第6交響曲は聴く機会に恵まれない 難しいとか陰鬱だとか的外れの風評が未だに消えない 馬鹿げたことだ ここにプロコフィエフの優れた特性の全部が自然に流れ出ている 歌謡性と舞曲性が融合され 全人格の諸相が反映され 無駄のない構成による交響曲の美は無限の想像力を刺激する オールソップ&SPSOは一切の刺激や誇張を排して第6交響曲のノーマルな姿を現出した 同じ1947年に発表された組曲”ワルツ集”が聴けるのも嬉しい 6つのワルツはオペラ”戦争と平和” 映画音楽”レールモントフ” バレエ”シンデレラ”から改編されている これらは1940年から1944年までに作曲されている 第二次世界大戦前夜から終戦前夜までの時期の作品であり 謂わば戦争円舞曲なのだ どこかシニカルでありデカダンであり”じんた”の猥雑さも滲ませる 真にプロコフィエフの個性が色濃く滲んでいる 朋よ実に豊かな鑑賞となったよ あなたも如何 

    風信子 さん

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  • 各地を巡演して歩くピアニスト・プロコフィエフには時...

    投稿日:2018/04/25

    各地を巡演して歩くピアニスト・プロコフィエフには時間がなかった 演奏と旅の隙間で書き足し書き足し楽曲を生んだ 1935年春フランスでVnコンチェルトの草稿を書き始め夏の終わりアゼルバイジャンでオーケストレーションにこぎ着ける 冬スペインで初演に至った第2コンチェルトは自ずとフランス・ロシア・スペインの風情を纏うことになった 随所に奇妙な響きとニュアンスを帯びながらも伝統的なハーモニーと形式によって構成された音楽は様々な表情を見せる コパチンスカヤのVnが水を得た魚のように泳ぎ跳ね回る ユロフスキー&LPOも充実した響きを奏でる 聴いても聴いても味わい深い音楽だ それに対して ストラヴィンスキーのVn協奏曲はネガティブに聞こえる 作曲者が柄じゃないと言うか自己の領分にはないなと自覚して苦心惨憺している趣がどこかに拭えないでいる 門口に立ったままいつまでたっても本題に入らない印象 そうなると聴く身に興奮と愉悦が訪れない 今となってはそれも味わいの一味とするか否か 朋よさてどう聴く あなたは如何   

    風信子 さん

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  • 彼女はもっともっと評価されてもよいと思います。男性...

    投稿日:2018/04/23

    彼女はもっともっと評価されてもよいと思います。男性でもこういったパワフルな演奏家は少なく、かといってハチャメチャなことは無くしっかりとした構成を成すことができる貴重な演奏家だと思います。彼女がまだ小学生か中学生だったか、彼女の地元のウィーン岐阜管弦楽団と共演した時と、そのひたむきさ、純粋さは全く変わっていないように思います。最近の日本人がどういった演奏家(?)を好むのかといった基準に大変な嘆かわしさを覚えます。

    せごびあ さん

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  • 抜群に良い演奏と映像でオススメの商品です。 プロコ...

    投稿日:2018/04/15

    抜群に良い演奏と映像でオススメの商品です。 プロコフィエフの演奏の映像作品のうち、オラトリオシリーズも含めて入っているのは過去にないのではと。映像はほかにブルーレイで持っているティーレマンのベートーヴェンシリーズなどと同様に鮮明で綺麗に仕上がっています。また、ゲルギエフのチャイコフスキーの映像であったような変な脚色は一切入っておらず、カメラワークも良いです。演奏は今、世界のオーケストラ(ベルリンフィル、ロイヤルコンセルトヘボウなど含め)でプロコフィエフを演奏したらゲルギエフ率いるマリインスキーが一番だという印象を持ちます。自分自身、プロコフィエフの交響曲はマリインスキー演奏のCDで最近発売された交響曲第六番(収録日)を実際に現地で聴き圧倒され鮮明に覚えており、今回は多くの映像作品がマリインスキーのコンサートホールで収められているのも嬉しい限りです。昨年、来日でラフマニノフチクルスも生で聴きましたが、最高だと感じました。さて今回収められた作品では「イワン雷帝」が個人的に印象深かったです。ナレーター役のペトレンコ氏の迫力はそこに物語の映像が浮かぶほどの説得力を持っていました。それらオラトリオなどで日本語の字幕が入っていたのもありがたい限りです。クラシック音楽のブルーレイは20枚以上は保持していますが、今までで一番良い商品でした。

    いくみんちゅう さん

    6

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ありがとうございました

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