ヘルベルト ハフナー / 最上英明

人物・団体ページへ

巨匠フルトヴェングラーの生涯 叢書 20世紀の芸術と文学

ヘルベルト ハフナー / 最上英明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871985710
ISBN 10 : 4871985717
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,1冊
共著・監修・編集など:最上 英明
504p A5

商品説明

20世紀を代表する名指揮者フルトヴェングラーの生涯
これまでの風説・俗説を正すべく、膨大な史料を探求。当時の新聞・雑誌の記事、同時代人の証言、手紙、日記などから、巨匠の人生の真の姿を明らかにする。
さらに、ドイツ現代史の背後関係についても言及し、ドイツの4つの政治体制(帝国、ワイマール共和制、ナチス、東西分裂)を扱った年代記的な性格も有する。

【本書で初めて明らかにされたことの例】
☆ザルツブルクに「アンチ・バイロイト」を樹立しようとしたがヒトラーにより阻止されたこと
☆若き日のミュンヘンのボヘミアンとの関係
☆音楽学者ハインリヒ・シェンカーとの関係
☆父親としての芸術家像 妻以外の多くの女性との間に生まれた子ども達との交流が初めて描かれる。

※フルトヴェングラーの評伝では、著者の立場により、政治的な楽天主義者でナチの同調者であると道義的に問題にされたかと思えば、逆に、ナチ政権からの迫害者を救済し体制に抵抗したと賛美されるなど、極端な人間像が提示されるが、本書はあくまで「事実」を探求し、その人物の評価は読者に委ねられる。

【著者・ヘルベルト・ハフナー】
フライブルク在住。フリーの文化ジャーナリストとして、国内外の新聞、雑誌、放送局に寄稿。18世紀から現代までの劇場、ドラマの翻案、現代の音楽界に関する出版・放送番組が多い。レハールの評伝、「世界のオーケストラ」などの著書がある。2003年のフルトヴェングラーの評伝(本書)で絶賛を浴び、2007年にはベルリン・フィル(邦訳あり。春秋社 ・2009/8刊行) 、2009年にはストコフスキーの評伝を出版している。

※出版社都合により、発売日・価格・仕様等に関しましては、予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

内容詳細

目次 : 第一章 ベルリンとミュンヘンでの青春時代 「有名になろうとは思わない」 / 第二章 作曲家と指揮者としての第一歩 「フルトヴェンドラーとかいうやつ」 / 第三章 マンハイムの宮廷楽長 「もっとも素晴らしい時代」 / 第四章 ベルリンとライプツィヒでの首席指揮者 「階段を登りつめる」 / 第五章 成功と名誉 「背丈の高い三十代の男」 / 第六章 ニューヨーク、ウィーン、ベルリン 「驚くほど広範な活動」 / 第七章 バイロイトでトスカニーニと 「けた外れ」 / 第八章 千年王国の始まり 「まさに死活問題」 / 第九章 危険な綱渡り 「我々芸術家は政治に関わってはいけない」 / 第十章 年金生活者か亡命者か?ベルリンかバイロイトか? 「まだ自由な人間として」 / 第十一章 逃避 「不快な政治的論争」 / 第十二章 奇跡のカラヤン 「あのカー氏」 / 第十三章 戦争の勃発 「モルダウはえも言われぬほど美しい」 / 第十四章 爆撃と抵抗 「人生とはそんなものなのだろうが、恐ろしい」 / 第十五章 崩壊 「コンサートは続行不可能」 / 第十六章 過去の影 「何事もなかったかのように」 / 第十七章 第二次世界大戦後 「連中は何と言ってるのだ。私の神経が図太いって?」 / 第十八章 晩年・・・「限りなく少なくなる時間」 / ●フルトヴェングラー年譜 / ●解説 桧山浩介 / ●訳者あとがき

【著者紹介】
ヘルベルト・ハフナー著 : フライブルク在住。フリーの文化ジャーナリストとして、国内外の新聞、雑誌、放送局に寄稿。18世紀から現代までの劇場、ドラマの翻案、現代の音楽界に関する出版・放送番組が多い。レハールの評伝、「世界のオーケストラ」などの著書がある

最上英明 : 1959年、仙台市生まれ。北海道大学大学院文学研究科でドイツ語学を専攻。現在、香川大学教授。ドイツ語、オペラに関する授業を担当。ワーグナーやR.シュトラウスのオペラ、20世紀前半のドイツの音楽や芸術、フルトヴェングラー時代からカラヤン時代にかけてのベルリン・フィルの演奏や歴史に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
本著は『フルトヴェングラー家の人々』とい...

投稿日:2013/01/09 (水)

本著は『フルトヴェングラー家の人々』という駄本と比すれば、正当にフルトヴェングラーを擁護しているという点では評価できる。 しかし、戦後70年を経ようとしている我々に必要なのは、このような著者の個人的バイアスの掛かる著作ではなく(それはクルト・リースの『音楽と政治』で十分だろう)、寧ろ、それぞれの音楽家の手紙の包括的な公開である。 晩年のホロヴィッツはあるインタヴューで「モーツァルトを知りたければ、彼のオペラを総て読みなさい。他人の手に依る伝記は取るに足らないものだから決して読んではならない。そうではなく、作曲家自身の手紙を読みなさい。」と説いている。

0
★
★
★
★
★
ヘルベルト・ハフナーによるフルトヴェング...

投稿日:2011/05/15 (日)

ヘルベルト・ハフナーによるフルトヴェングラーの伝記が翻訳されたことはまず喜ばしい。本書によって初めて記述された内容も多く、これまで出版された多くのフルトヴェングラーの伝記をすでにお読みの方でも興味深く読めるのではないだろうか。膨大な人名索引が付いていることも大変有難い。訳者、出版社の労に敬意を表したい。近日中にはフルトヴェングラー一族を題材とした翻訳書も出版予定となっており、生誕125年の記念の年に録音のみならず活字でもこの巨匠の芸術を追ってみたいところ。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

0

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド