ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951 バイエルン放送音源)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ORFEOR754081
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

「バイロイトの第九」新音源!
バイエルン放送音源による高音質盤登場!

「レコード芸術」2007年9月号(P.70〜74、P.211〜214)で大きく取り上げられ、同じく「レコード芸術」10月号と11月号などでもとりあげられたバイエルン放送が録音し、同局倉庫に眠っていた「バイロイトの第九」は、先にフルトヴェングラー・センターから会員向け頒布という形でCD化されましたが、同センターへの入会が必須条件という特殊なものでした。しかし今回キングインターナショナルとORFEOレーベルが粘り強く交渉し、ORFEOからのCD化も実現、通常の形で市販されることとなりました。リマスタリングはクリストフ・シュティッケルがおこなっています。
 第二次世界大戦後、6年を経てようやく再開されることとなったバイロイト音楽祭のオープニングを飾ったこの歴史的な演奏は、そのライヴ録音と記されたEMI盤によって、これまで半世紀以上に渡り、音楽好きの人々の間で広く鑑賞されてきたのですが、今回登場するバイエルン放送音源は、同じ日のライヴという記載条件ながら、なぜかそれとは異なる演奏となっているのです。
 おそらくどちらかがゲネプロ録音で、どちらかが本番録音ということにでもなるのでしょうが、当時の演奏に関わった人の明確な証言が得られない以上は、どのような意見も推測の域を出ないというのが実際のところでしょうか。
 ただはっきりしているのは、終楽章コーダのアンサンブルはEMI音源が崩壊しているのに対し、バイエルン放送音源では何とか持ちこたえていたり、第3楽章のヴァイオリンの出が違ったり、トランペットやトロンボーンのバランスが大きく異なるなど、演奏そのものの差異が認められる部分が多いにも関わらず、部分的には両者が完全に一致するところも存在するということです。
 この事実は、どちらかが2種のテープの継ぎはぎをしたということを示すことにほかならないため、1955年に商品として発売されたEMI盤が、「より良い状態にするための編集」というレコード会社がよく採用する方法論を反映したものであるという仮説が有力とも思われます(ブルックナー8番の例も)。しかし、明確な証拠が無い以上はやはり断定は難しいところですし、しかもバイエルン放送のテープの箱には、「放送に使用することは禁止」という文言も記載されているということなので、さらに事情はややこしくなります。
 有名な終楽章330小節のクレッシェンドや、オーディエンス・ノイズなど、すでに活発な推論が繰り広げられているこのバイロイト51年問題。これまで「バイロイトの第九」というと、EMI音源使用盤の復刻状態ばかりが話題にされていましたが、こうして明らかに別なソースによる音源が存在したという衝撃は、これまでの音質相違を巡る論争が実は瑣末なものに過ぎなかったとさえ思えてしまうほど強烈なものであり、フルトヴェングラーに関心のある音楽ファンなら一度は聴いておきたい大注目盤の登場といえるのではないかと思われます。

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
 エリーザベト・ヘンゲン(A)
 ハンス・ホップ(T)
 オットー・エーデルマン(Bs)
 バイロイト祝祭合唱団
 ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮)
 バイロイト祝祭管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音時期:1951年7月29日(ライヴ)
 録音場所:バイロイト祝祭劇場
 音源提供:バイエルン放送


⇒フルトヴェングラーの第九まとめ

収録曲   

  • 01. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
  • 02. Molto vivace
  • 03. Adagio molto e cantabile
  • 04. Presto

総合評価

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EMI盤は、昔から、編集が疑われていたが、...

投稿日:2021/10/31 (日)

EMI盤は、昔から、編集が疑われていたが、2007年にこのバイエルン放送局版がオルフェから出たので、EMI社がどういう編集か不明だが編集を認めさせた。まず、非常に高音質で、フルトベングラー指揮の味が一段と鮮明に理解できる。これは、掘出し物です。素人の耳でもわかる会場の咳の音などの(雑音)だけは、はっきり分かる。第1楽章から第3楽章までは、完全に一致するようだ。紹介文の第3楽章の金管楽器のバランスの違いは、素人の私には、分からない。でも、音質がいいので、EMI盤よりも、第1楽章のティンパニーが良く決まっているのは、分かった。だが、第4楽章(終楽章)は、確かに紹介文のラストのほかにも、色々と気になる点があり別録音のように思う。ひょつとすると、EMI盤は、元々、会社としては、カラヤンのバイロイト音楽祭デビュー作録音が目的で、フルトベングラー指揮の第9は、ラジオ放送がメインで契約外の録音だったというから、このバイエルン放送局版で補修が必要な不完全な録音だったのではないか?ただ、この録音が、本場か、ゲネプロかは分からない。私には、これを是非とも、聴くべきだと自信を持って推薦する。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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投稿日:2021/04/23 (金)

新型コロナ感染症予防疲れを癒そうと、フルトヴェングラー第九のCDを検索していました。2008年オルフェオ社から出た、バイロイト音楽祭のベートーヴェンの第九にいいねの数字が集中していることに気づきました。オルフェオ盤といったら、フィルタリングが濃いことで知られていたので、どうかなと思いながら、HMVに注文しました。届いてすぐ聴きました。そしたら、どうでしょう、この感動は。マイクの位置の関係か、男性独唱が、強めに録音されていますが、音の分離の良さ、生々しくみずみずしい音、弱音から強音までの幅の広さ。どれをとっても驚くばかり。期待した以上の良音でした。アンプで、低音を補って聴けば、マイソス盤に肉薄する迫力です。4楽章は、マイソス盤より、音の分離が良く、明瞭に響きます。評論家の宇野氏が亡くなった後、CD選びに困っていましたが、これで解決しました。HMVの常連さんの評価を目安にすればいいのです。

ふるさとの道 さん | 栃木県 | 不明

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ライブ録音の音源で有名なこのレベルで圧倒...

投稿日:2021/03/20 (土)

ライブ録音の音源で有名なこのレベルで圧倒的な歴史的遺産が、 フルトヴェングラーのバイロイト盤。 第9の代表作として定番。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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