神は銃弾 文春文庫

ボストン・テラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167527853
ISBN 10 : 4167527855
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,573p

内容詳細

憤怒―それを糧に、ボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を。やつらが生み出した地獄から生還した女を友に、憎悪と銃弾を手に…。鮮烈にして苛烈な文体が描き出す銃撃と復讐の宴。神なき荒野で正義を追い求めるふたつの魂の疾走。発表と同時に作家・評論家の絶賛を受けた、イギリス推理作家協会最優秀新人賞受賞作。

【著者紹介】
ボストン・テラン : アメリカ、サウス・ブロンクスのイタリア系一家に生まれ育つ。1999年に発表された第一長篇である『神は銃弾』は、発表直後から絶賛をうけ、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)最優秀新人賞にノミネート、また英国推理作家協会(CWA)最優秀新人賞を受賞した

田口俊樹 : 1950(昭和25)年、奈良市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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本書はこのミス2001で第1位になっている。...

投稿日:2021/06/20 (日)

本書はこのミス2001で第1位になっている。 本書に限らず、このミスは私にとってはハズレが多く、何度も煮え湯を飲まされてきた。 本書も残念ながら、ハズレとの認識である。しかし、これが映画化されるとのこと。どのように表現されるのか是非観てみたい。 その期待も込めて星3つ。

浜っ子 さん | 愛媛県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ さん

    ボストン・テランのデビュー作。人生を真っ当に過ごしてこなかったひとが持つ骨太の荒々しさ、容赦のない残酷さが、終始貫かれている。行儀のよくない周りの中で、必然のように文学にふれ、自分なりの美しい文章をこの作家は身につけていったのではないだろうか。ブコウスキーやトム・ジョーンズを思わせる。悪魔は環境から生まれていくさまが、過酷な運命で人が変わっていくさまがかなしかった。「彼の頬の稲妻が光り、彼の顔が強ばる。火が出る前に建物が息をするように、顔に描かれたなかなかの傑作が内側にへこむ。熱がその傑作を貪り食う」

  • 遥かなる想い さん

    2002年このミス海外1位。別れた妻を殺し、娘を連れ去ったカルト集団への憎悪のようなものが、やや抑えた文調で描かれる。ただ、主役・悪役の人物造形がやや弱く、物語の輪郭がはっきりしない気がする。

  • 星落秋風五丈原 さん

    1995年クリスマス。カリフォルニアの邸宅で警察官の夫ボブ・ハイタワーと離婚し、サムと結婚したサラをカルト教団〈左手の小径〉のサイラスとガター、そしてリーナが襲撃し、二人が殺され娘ギャビは誘拐される。ギャビと連絡が取れないのを気にしたボブの上司・クレイ保安官事務所長ジョン・リーのもとに首謀者のサイラスから犯行声明が届く。ボブはギャビを探すため、元薬物中毒者の女性ケイス・ハーディンの助けを借りて教祖サイラスと〈左手の小径〉を追う。いやはや、これがデビュー作か。ヒロインの存在感の強さよ。

  • 白のヒメ さん

    カルト教団に前の妻を殺され、娘を誘拐された男。役立たずと言われていた男が娘の為に命をかける。手助けするのはもと教団員の女。薬漬けで犯罪にまみれていた過去の自分を償うため、さらわれた娘を追う。作者の処女作だという本作。ただただ圧巻のスピード展開に飲み込まれ、読者はまるで引きずられるように後をついていくしかない。あくまでも物語はリアルで綺麗ごとは無し。目を覆いたくなる真実のみで作られる。この絶望的な状況における真実とは銃弾であり、それは神であった。物凄く胸のすくエンタメだけれど、読み手の体力のいる小説だ。

  • みも さん

    主旋律の構図は陳腐な程極めて単純だが、そこに至る因果はくんずほぐれつの不協和音の横溢。過剰な銃器や薬物中毒が蔓延するアメリカの闇。激烈な筆致で描き出される圧倒的な暴虐世界には、情け容赦も救いも無い。隠喩や隠語が多用され本意を汲み取り難い個所も多々ある。場にそぐわないくだらないジョークの挿入は無く、ひたすら毒々しく、禍々しく、悍ましく、淫靡で陰惨…頻出する猥雑な言葉とケダモノ達の周囲に張り巡らされた無政府状態は醜悪の極みで吐き気を覚える。惨たらしい状況下の巨大な沈鬱の中で結束に至るプロセスこそ本著の本懐か。

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