マリオ・バルガス=リョサ

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世界終末戦争 下 岩波文庫

マリオ・バルガス=リョサ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003279670
ISBN 10 : 4003279670
フォーマット
出版社
発行年月
2025年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

主人対奴隷、白人対混血、中央対地方、理性対非理性――。「権力構造の地図と、個人の抵抗と反抗、そしてその敗北を鮮烈なイメージで描いた」(スウェーデン・アカデミーによるノーベル賞授賞理由)、ラテンアメリカ現代文学最後の巨人バルガス=リョサ畢生の超大作。凄絶悲惨な戦闘の果てに、信者たちは何を見たのか?(全二冊完結)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    性欲・野心・知恵という異色な目的がありながら結ばれていた三人衆。それがより、強い絆であったからこその皮肉的でより、現実的な末路を焼付ける。一方、ひょんな事で合流した3人衆の緩い紐帯こそが長続きしやすい関係ともいえよう。また、連邦軍の描写に「兵の三大欲求を即時に満たさなければ、内部分裂が起きる可能性があるからこそ、権力は暴力を容認している」という証左のよう。しかし、話に触発された男爵がセバステイアーナを犯す場面は読んでいて辛かった。エステラはもしかしたら男爵の性欲から逃れ、身代りを立てる為に佯狂になったのか

  • sayan さん

    「終末」は支えの臨界を示す。カヌードスの炎のなかで信仰も秩序も語りも崩れた。だが死したコンセリェイロの声が荒野に残り幻聴のように生を呼び戻す残響となった。死後の声を頼りに生者は他者へと近づく。ガザの現在は停戦の名の下で息絶えかけた世界。死と飢餓が即座に押し寄せる保障空白と援助断絶。生の時間と尊厳はホッブズの契約が届かぬ場所で問われケアと責任の政治が応答する。保障の執行力が失われた世界で声もまた失われた。誰が誰に応答するのか。声を失った人は死者に限らない。下巻は終末を越え声を継ぐ人間の信と応答の臨界を描く。

  • 塩崎ツトム さん

    見捨てられた人たちが大勢いる。彼らのことを、文明人はだれも見向きもしなかった。そんな彼らが共同体をつくって、自分たちで救済の道を作ろうとした。文明はそんな彼らを謀反人として扱い、さらにはその背後に他国の暗躍を見た。そもそも理解しようとすることの困難さ。しかしそこから逃げれば、もう血を流すしかないのでは?しかし、血を流し、大地を腐肉で穢したあとは?南米大陸はこの世の果てがどこにもある国だが、それは野蛮と文明の接面が、無限に長いということだ。

  • 穀雨 さん

    史実としてのカヌードスの乱のあらましは知っていたので、話の展開自体におどろきはなかったが、登場人物の関係については「そうなる?」とすこし意外なところがあった。テンポよくストーリーが進んだ第三部までと比べると、第四部の流れは緩慢。第三部までを本体とし、その後日譚といった感じで割り切って読むと楽しめるのかもしれない。

  • 19番ホール さん

    謀略渦巻く狂信者たちの叛乱へ、鎮火を図る正規軍が対峙する。暴力を撒き散らしながら前後する戦線は、なにを残しなにを奪うのか。読後は重く鈍いボディブローを食らった。上下巻とは思えないボリュームと密度で、再読する気力はないな。

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