モーツァルト(1756-1791)

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SACD

ザ・ラスト・モーツァルト〜ピアノ協奏曲第20番、第23番 仲道郁代、井上道義&アンサンブル・アミデオ

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC19086
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


仲道郁代と井上道義〜最後の共演となった唯一無二のモーツァルト

仲道郁代の満を持してのモーツァルト協奏曲録音は、2024年12月をもって指揮活動を引退した名匠・井上道義との共演。モーツァルトは仲道にとって重要なレパートリーであり、協奏曲はデビュー当時から弾き続け、国内オーケストラとの共演のみならず、英国、チェコ、カナダ、ベルギーなど海外においても高い評価を得てきました。
 今回の録音のために井上氏が「アンサンブル・アミデオ」と名付けられたオーケストラが編成され、コンサートマスター長原幸太をはじめ、井上氏が信頼を寄せ、また井上氏との最後の音楽づくりをぜひ共にしたいというプレイヤーが集結、仲道が大きなシンパシーを感じている音楽仲間たちとの共演が実現したのです。録音セッションは親密な音楽づくりを可能にする東京・かちどきの第一生命ホールで行われ、録音最終日は奏者全員が白い服を着用し、独特な神聖さ、厳かさを帯びたなかでの演奏となりました。(メーカー資料より)


【収録情報】
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
(第1楽章・第3楽章のカデンツァ:ベートーヴェン)
● ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488(第1楽章のカデンツァ:モーツァルト)

 仲道郁代(ピアノ/ヤマハコンサートグランドピアノCFX)
 アンサンブル・アミデオ(コンサートマスター:長原幸太)
 井上道義(指揮)

 録音時期:2024年12月16,17日
 録音場所:東京、第一生命ホール
 録音方式:ステレオ(DSD)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

 プロデューサー:杉田元一
 レコーディング/エディティング/マスタリング・エンジニア:鈴木浩二


【仲道郁代】
日本で最も求められ続けているピアニストの一人。音楽から神聖さ、親密さを見出してパーソナルなピアノの音として立ち上らせる独特の演奏スタイルは多くの共感を得ている。2018年から10年がかりで自身の演奏哲学が反映された全20のプログラムからなる「The Road to 2027リサイタル・シリーズ」を開催中。(メーカー資料より)


【井上道義】
1946年東京生まれ。桐朋学園大学で齋藤秀雄氏に師事。1971年にミラノ・スカラ座が主催するグィド・カンテルリ指揮者コンクールに優勝して以来、一躍内外の注目を集め、世界的な活躍を開始、1976年には年日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で日本デビューを果たした。1977〜1982年 ニュージーランド国立交響楽団・首席客演指揮者、1983〜1988年 新日本フィルハーモニー交響楽団・音楽監督、1990〜1998年 京都市交響楽団・音楽監督/第9代常任指揮者、2007〜2018年オーケストラ・アンサンブル金沢・音楽監督、2014〜2017年 大阪フィルハーモニー交響楽団・首席指揮者を歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り拓いた。ほかにも国内の主要オーケストラのほか、シカゴ響、ハンブルク響、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、サンクトペテルブルク響、フランス国立管、ブタペスト祝祭管、KBS響、ベネズエラのシモン・ボリバル響などを指揮している。
 1999〜2000年に新日本フィルと共にマーラー交響曲全曲演奏会を取り組み「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。また2007年には日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を行い、音楽・企画の両面で大きな成功を収めている。このプロジェクト以降、日本におけるショスタコーヴィチの演奏会は一気に増加しており、井上はその最大の功労者とも言われている。2014年4月に病に倒れるが、同年10月に復帰を遂げる。
 2015および2020年には全国共同制作オペラ《フィガロの結婚》(野田秀樹演出)、2017年 大阪国際フェスティバル『バーンスタイン:ミサ』(演出兼任)、2019年全国共同制作オペラ《ドン・ジョヴァンニ》(森山開次演出)、2023年『井上道義:A Way from Surrender 〜降福からの道〜』などをいずれも総監督として妥協なく率い、既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げてきた。2024年9~11月には、全国共同制作オペラ「ラ・ボエーム」が7箇所8公演(東京、宮城、京都、兵庫、熊本、石川、神奈川)にて予定されている。
 1990年 ザ・シンフォニーホール「国際音楽賞・クリスタル賞」、1991年「第9回中島健蔵音楽賞」、2009年「第6回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(歌劇《イリス》)」、2010年「平成22年京都市文化功労者」、社団法人企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」、2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年NHK交響楽団より「有馬賞」、2023年「第54回サントリー音楽賞」を受賞。1998年には「フランス政府芸術文芸勲章(シュヴァリエ賞)」を受章した。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。2024年12月30日に指揮活動を引退する。〜2024年1月現在(オフィシャルウェブサイトより)


内容詳細

ウィーン時代に書かれたピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ全集に取り組んできた仲道郁代の初のモーツァルト協奏曲録音が実現。2024年12月に指揮活動を引退した名匠・井上道義と今作のために選抜されたオーケストラとともに至純のモーツァルトを奏でている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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投稿日:2025/06/12 (木)

郁代さんの20番は、彼女がまだ二十代の時に生で聴いたことがあるが、それと比べておっとりして雑味が無い。バックがある意味モーツアルトにしては腰を落ち着けた重みを感じるからそうなっているのかも。素晴らしいが、気楽ではなく構えて聞くことを強いられる感じ。一番の衝撃は、井上道義氏の引退を知らなかったこと。いつも若々しく見えたが、考えて見ると結構な御年か。

ぬぬぬ さん | 不明 | 不明

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投稿日:2025/06/07 (土)

ニ短調の始まり、低弦に乗ったシンコペーションのリズムから耳を奪われる。ソロも過度にロマンティックにならず、曲を弾き進め、オーケストラによく呼応した表現を見せる。ティンパニがよく効き、しまりを見せている。イ長調も丁寧で、急ぎすぎずに弾いており、極上の演奏となっている。熟練の演奏者同士の落ち着いた呼応が大変好ましく、臨場感のある録音も素晴らしい。指揮者の現役最後のセッション録音となったが、このような名演奏が残されたことは、聞き手にとっても幸いである。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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