ルトガー・ブレグマン

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隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働

ルトガー・ブレグマン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163906577
ISBN 10 : 4163906576
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
312p;20

内容詳細

オランダの29歳の新星ブレグマンが、「デ・コレスポンデント」という広告を一切とらない先鋭的なウェブメディアで描いた新しい時代への処方箋は、大きな共感を呼び、全世界に広がりつつある。最大の問題は、人間がAIとロボットとの競争に負けつつあること。その結果「中流」は崩壊し、貧富の差は有史上、もっとも広がる。それに対する処方箋は、人々にただでお金を配ること、週の労働時間を15時間にすること、そして国境線を開放することである。それこそが、機械への『隷属なき道』となる。

目次 : 第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に苦しむのはなぜか?/ 第2章 福祉はいらない、直接お金を与えればいい/ 第3章 貧困は個人のIQを一三ポイントも低下させる/ 第4章 ニクソンの大いなる撤退/ 第5章 GDPの大いなる詐術/ 第6章 ケインズが予測した週一五時間労働の時代/ 第7章 優秀な人間が、銀行家ではなく研究者を選べば/ 第8章 AIとの競争には勝てない/ 第9章 国境を開くことで富は増大する/ 第10章 真実を見抜く一人の声が、集団の幻想を覚ます/ 終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること

【著者紹介】
ルトガー・ブレグマン : 1988年生まれ、オランダ出身の歴史家、ジャーナリスト。ユトレヒト大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で歴史学を専攻。これまでに歴史、哲学、経済に関する4冊の著書を出版。その一つ、『進歩の歴史』(History of Progress)は、2013年の最高のノンフィクション作品としてベルギーで表彰されている。広告収入に一切頼らない先駆的なジャーナリストプラットフォーム「デ・コレスポンデント(De Correspondent)」の創立メンバー

野中香方子 : 翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ベーシックインカムを否定する人は、性悪説...

投稿日:2021/03/10 (水)

ベーシックインカムを否定する人は、性悪説を前提とするが、 今の自由主義社会が本当の自由を手に入れているか? ベーシックインカムは基本的人権を守り、奴隷制度を開放する本当の自由主義だと思う。

ハッチ さん | 愛知県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた さん

    最近になって国営放送でもやっと取り上げられようになったベーシックインカム。自分は社会保障オタクだったので、キワモノ扱いのときから知っていた。だがその歴史的根拠は知らなかったので19世紀の英国でBIの前身となる「スピーナムランド制度」という単語が目に入ったときは感動を覚えた。これはしっかり覚えておこう。加えて記憶しなければないことは貧困者に直接お金を配ったら、「当人も社会も堕落するという」通説は捏造されたものであったと記述されていること(P91)。近年に研究が進めば進むほど捏造説が強まっているらしい。

  • hit4papa さん

    小泉政権の経済財政相 竹中平蔵が、ベーシックインカムとして国民一人あたり7万円あれば、良くね?とおっしゃったのは、つい最近のこと。おったまげましたが、そもそもベーシックインカムって、何なのさ?・・・、というこで本書を手に取りました。本書の幹となるのは、お金を配ってしまえば、現代の課題は全て解決するんだよ、という主張です。こりゃまた、斬新!・・・なのかと思いきや、既に世界のあちこちで実証実験が行われていたようですね。本書を読んで、アイディアは小さくまとめちゃいけない、という学びは得ることができました。

  • きいち さん

    チェロキーの事例が説得的。「経済的に豊かになることで親が親としての努力を果たせるようになった」学力が上昇し税収まで増加、持続可能な効果だったと。◇「貧困者を区別するのは無益だ」本当に。細かな条件いちいち調べなきゃいけない側の労力は何も生み出さないし、申請書類を作る側に至っては、いわば自分が劣っていることを自ら証明させられる苦行、それ何の拷問?◇しかしそうやって貧困者の精神を削ることを正義と考える人びとがいて、事実の読み方まで捻じ曲げれる力を持つ。戦わねば。◇まずは正面から攻めたブレグマンの攻撃力、すごい。

  • koji さん

    どの項も論理が筋道だっていて、射程が長く、奥行きが深く、恐るべき知性を感じました。何より失敗を恐れず勇気をもった提言。そこから無数のアイデアが生まれています。私事ですが、最近行った「自社の未来」を語る1(私)対37の20代若手との討論でも同じ感慨をもちました。さて本書。一見暴論ですが、ベーシックインカムにしても、労働時間短縮にしても、移民受け入れにしても、今や突飛ではありません。日本でも形は違えど少しずつ進んでいます。またAIが労働の価値を問い直すことも必然です。感情論はさておき著者に一言。畏れ入りました

  • Speyside さん

    新自由主義が袋小路に突き当たり、貧富の差が有史以来最も広がって、人々が将来へ希望を見いだせない現状をどう打破すべきか。著者はベーシックインカム、一日三時間労働、国境線の解放が鍵と説く。特にベーシックインカムに関する部分は目から鱗。「福祉を止めて金を配る」生活保護や職業訓練等の福祉プログラムを廃止し、全ての個人に直接お金を支給することによって社会全体のコストが下がり、貧困層の自活も促されることは、実は過去の複数の社会実験で証明されているそう。著者が20代でこの本を上梓したのも凄い。希望の光が見えた気がした。

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ルトガー・ブレグマン

1988年生まれ、オランダ出身の歴史家、ジャーナリスト。ユトレヒト大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で歴史学を専攻。これまでに歴史、哲学、経済に関する4冊の著書を出版。その一つ、『進歩の歴史』(History of Progress)は、2013年の最高のノンフィクション作品としてベ

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