魚が存在しない理由-世界一そら恐ろしい生物学の話

ルル・ミラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763141781
ISBN 10 : 4763141783
フォーマット
出版社
発行年月
2025年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

19世紀末、生涯をかけて魚類を収集・分類した科学者デイヴィッド・スター・ジョーダン。その膨大なコレクションは、落雷、火災、さらに巨大地震によって幾度となく破壊された。だが彼は、世界に秩序をもたらそうと、まるで運命に抗うかのように分類作業を続けた。NPR(米国公営放送)の気鋭ジャーナリスト、ルル・ミラーが追跡した衝撃の実話。ジョーダンの生涯を掘り起こす作業を通じて、自然、歴史、倫理、そして愛についての著者の理解は大きく揺るがされていく。科学への深い執着、殺人の影、分類することへの限りない欲望。全てが混ざり合う、目が離せない知的冒険の記録。

目次 : 第1章 頭上に星を戴く少年/ 第2章 島の預言者/ 第3章 神なき幕間劇/ 第4章 尾を追いかけて/ 第5章 標本瓶の中の始祖/ 第6章 崩壊/ 第7章 不壊なるもの/ 第8章 妄想/ 第9章 この世で一番苦いもの/ 第10章 正真正銘の化け物屋敷/ 第11章 はしご/ 第12章 タンポポたち/ 第13章 デウス・エクス・マキナ―機械仕掛けの神

【著者紹介】
ルル・ミラー : サイエンスジャーナリスト。ラジオ番組Radiolabの進行役の1人として人気を博している。ポッドキャストInvisibiliaの立ち上げにも携わった。放送界のピューリッツァー賞と呼ばれるピーボディ賞を受賞

上原裕美子 : 翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 厚焼き玉子 さん

    装丁に惹かれて。科学的な内容の本かと思ったけど、生物分類についての内容は最後の方に軽く触れる程度。主はデイヴィッド・スター・ジョーダンの生涯を中心に展開される哲学的と言うか自己啓発的な本かな。期待と違う内容ではあったもののかなり読みやすくて歴史の勉強にもなったし、表紙や挿絵など視覚的にも楽しめた。生物分類へ興味を持つ入口としても良い本に出会えたと思う。魚類って存在しないんだ〜。「自然を名づける」も読んでみたい。

  • with plants さん

    分類学の教養本かと思いきや… デイヴィッド・スター・ジョーダンのわくわくする冒険譚と、著者のエッセイが、入り混じりながら交差し思わぬ展開に。 人は一度レッテルを貼ると、そのものの本質を見ようとしなくなる。 魚、不適者に通ずる。 不意打ちで、今自分が言ってほしかったことを言ってもらえた。 読中は空恐ろしく、読後はスッキリ良本でした。

  • SOTA TAKAHASHI さん

    丸善でジャケ買い。カバーもとびらも綺麗。 そしてとっても面白かった。久しぶりに、十数年来固定的に持ち続けてきた観念がひっくり返される体験をした。(とても良かった)

  • もえ さん

    個人的には、著者が推しのことをなんでも知りたい〇〇女子のように見え、親近感や愛着を持って読めたので最後まで楽しめた。(例えば挿絵への拘り方とか、わかる〜となった)しかし伝記と違い独自の視点ゆえ中庸的な内容とは言えない。史実を知りたくなり軽く調べたところ和訳されたデイヴィットについての本を見つけられない。(理由は終盤まで読んで納得)(どうりで5年も翻訳されないわけだ) 著者の心の不安定さや等身大の言葉を好意的に、あるいは一歩引いて良い距離感を保てれば、興味深いテーマだしドラマチックな展開もあって驚かされる。

  • mayumi さん

    (20230309)

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ルル・ミラー

サイエンスジャーナリスト。ラジオ番組Radiolabの進行役の1人として人気を博している。ポッドキャストInvisibiliaの立ち上げにも携わった。放送界のピューリッツァー賞と呼ばれるピーボディ賞を受賞

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