不気味の穴 恐怖が生まれ出るところ

伊藤潤二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022515636
ISBN 10 : 4022515635
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
304p;19

内容詳細

「世界が惚れたホラーの巨匠。伊藤潤二の頭の中、ぜんぶ書く。」

★漫画界のアカデミー賞と呼ばれる、米「アイズナー賞」を4度受賞!
★ヨーロッパ最大級の漫画祭アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」を受賞(2023年)!
★Netflixにて、オリジナルアニメ「伊藤潤二『マニアック』」が世界配信!
★漫画界のみならず、多くのクリエーターにインスピレーションを与える「唯一無二の世界観」の作り方を、はじめて明かす!

デビュー作『富江』をはじめ、『うずまき』『首吊り気球』など、その美しくも怪奇な作品で、世界を魅了し続ける、ホラー漫画のレジェンド。
漫画のみならず、映画、ゲーム、アニメ、ファッション……多くのクリエーターに影響を与える伊藤潤二が、自身の過去を振り返り、幼少期に影響されたもの、作品の裏話、漫画への思い、異次元の「発想法」や、「キャラクター」「作画」「テクニック」について、余すところなく書き尽くす!

デビュー35年、はじめて明かす「唯一無二な世界」の作り方。
「奇想天外・奇奇怪怪」を生み出すその脳みそを、いま暴く!
現役の漫画家による貴重な「ホラーの教典」、堂々完成!!

☆伊藤先生が、この本のために描き下ろした「スペシャルな挿画」も収録!
☆これまで語られることのなかった「裏話」「秘話」満載!
☆純度300%! 隅から隅まで伊藤潤二ワールドに浸れる「ファン必携の1冊」!


【著者紹介】
伊藤潤二 : 1963年7月31日、岐阜県中津川市で誕生。高校卒業後、歯科技工士の学校へ入学し、職を得るも、『月刊ハロウィン』(朝日ソノラマ)新人漫画賞「楳図賞」の創設をきっかけに、楳図かずお氏に読んでもらいたい一念で投稿。86年、投稿作『富江』で佳作受賞。本作がデビュー作となり、代表作となる。その後も唯一無二の作品を発表し続ける。海外での評価も高く、2019年、『伊藤潤二傑作集 10巻 フランケンシュタイン』の英語版での、アイズナー賞「最優秀コミカライズ作品賞」受賞を皮切りに、21年に『地獄星レミナ』『伊藤潤二短編集BEST OF BEST』で2部門、さらに翌22年『伊藤潤二傑作集4巻 死びとの恋わずらい』も受賞し、通算4度目の快挙を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • keroppi さん

    ホラー漫画家・伊藤潤二が、自分の創作がいかにして生まれたかを語る。自分の生い立ちや歯科技工士として働いていた頃のことも描かれていた。これらの経験から数々の傑作が生まれてきたのだなと興味深く読んだ。一つ一つの作品についても、企画中のスケッチやネームも紹介しながら解説している。アシスタント経験もなく、漫画の描き方もよく分からない中、異様な風景やイメージを表現したくて創り上げてきた作品には、しっかりオリジナリティがあり、恐怖の哲学があるなと思った。ページの端には、パラパラ漫画が描かれていて、それも楽しい。

  • たぬ さん

    ☆4.5 ちょいちょい読んでる伊藤潤二。幼少期のこと、歯科技工士時代のこと、好きな漫画家・音楽・映画、作品の組み立て方、キャラクターのことなどなどたーっぷり。盛り沢山の内容でたいへん楽しめました。たぶんそうなんだろうとは思っていたけど設定の細かさは想像以上でしたね。ほかに楳図かずおを筆頭に影響を受けたホラー漫画家への敬愛ぶりが好印象でした。【カバーは絶対めくっちゃダメ!!】

  • Kanonlicht さん

    『富江』『うずまき』で有名な著者の、幼少期から職業漫画家になるまでを振り返る自叙伝的パートが半分。残りの半分で、ストーリーやアイデアの発想法、キャラクターのつくり方などを解説している。特に作品のモチーフの選び方について、「くっつけてはいけないもの同士をくっつける」「自然界の構造を利用する」など、著者の作品に共通するエッセンスのようなものを知れて興味深かった。でも、あれだけ個性的なキャラクターを登場させておいて、キャラクターにこだわりがないって、どういうこと(笑)

  • ようへい さん

    ホラーなのに不意に襲ってくるギャグっぽい何か。エッヂの利いたプロットの節々から滲み出る郷愁。その塩梅たるや見事です。メジャーコードにマイナーの音を加えて何だかアンニュイな感じになるような絶妙なハーモニーを生み出す源泉とは一体何なのでしょうか。先生は幼少期に楳図かずおや日野日出志などのホラー漫画を読み漁っていたといいます。もう完璧な英才教育じゃないですか。やっぱり幼少期の経験と蓄積って大事なんですね。自分は何を積み重ねてきたか。何が好きだったのか。少し振り返ってみようと思います。いや、ゲームしかないな。

  • スリカータ さん

    NHKの番組で初めて伊藤潤二さんを知り、その精緻な筆致が印象に残った。本書は表紙に赤い穴が開いていて凝った作り。中身も伊藤潤二ワールドで興味深い。親戚に勧められるがまま歯科技工士になり、梅図かずお賞に応募して佳作(最高位)を得てデビューという。経歴については全く知らなかった。梅図かずおさんもそうだけど、第一に女性が綺麗だし、背景も含めて細部の描き込み、正確なデッサン力が素晴らしい。

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人物・団体紹介

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伊藤潤二

1963年、岐阜県生まれ。ホラー漫画家。87年に『富江』でデビュー。以来、200近くの作品を発表し、30以上の国と地域で翻訳される。2025年に米・アイズナー賞殿堂入りを果たすなど世界的な評価を受ける

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