佐村河内守 レビュー一覧
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投稿日:2017/12/29
曲については皆さんご存知のとおりなので、評価は他の先人の方々に任せる。注目はチェリビダッケへの思い入れたっぷり解説で著名な評論家Kの文章。佐村河内を「稀にみる潔癖な人間のようだ」との批評!この評論家の鑑賞力の神髄を如実に表している貴重な文献だ。
トロ さん
投稿日:2014/08/09
確かにゴーストライター事件において、聾唖を語りあたかも自分の作品として発表したのは悪い。新垣氏が書き、「現代のベートーベン」というふれ込みでCDを販売したことは悪い。しかし、現代の音楽や著作でゴーストライターが書いている作品は山のようにある。ここではこの音楽を音楽として奨めたい。 後半、マーラー交響曲3番6楽章の引用という部分もあるがこれはこれで単に「似ている」だけで作品の構成の一部だとみている。 来年、世界的指揮者であるネーメ・ヤルヴィが公演プログラムとして取り上げると発表している。 クラシック音楽を40年聴いて来た私にはこの作品は、日本の作曲家が作った作品としていろいろな意味で歴史に残る名曲だと思う。
abbadondon さん
投稿日:2014/02/15
3つの楽章から作られていますが、それぞれがゆっくりな楽曲で、独立しているとも考えられる作品です。 ■次々と楽想が現れてつながっていく、謂わば単一楽章の交響曲が3つ合わさったような構成です。構成や構造がしっかりとしていると言う古典的、ロマン的な作品とは少し違うかもしれませんが、この点を受け入れるとこの作品の魅力に取り付かれます。巧みな作曲技法とあらゆる楽器に精通した作曲能力は非常に優れたものを感じました。■片手間に作ったものやあるていど息を抜いたものが人々を感動させることは良くありますし、ご本人が一所懸命に作り上げても多くの人に伝わらないということもあるのは世の常で、作品の成り立ちによってその作品の持つ価値、力(魂)のほとんどが左右されるということは悲しく残念なことです。■新垣さんご本人名義の作品に比べてはるかに聴きやすく感動的な作品です。これからも多くの人々に聴かれる機会があることを願っております。■ご本人名義のものはかなり前衛的なもので、「えっ、これって音楽?」というような領域に踏み込んだものですので、(川島素晴さんは「これからはご自分の目指す本来の作風、作品をつり出していってほしい。」というようなことをおっしゃっておられますが)私としては、この作品のようなものも作曲していただきたいというのが率直な思いです。そして、大友さん以外にもいろいろな指揮者が取り上げてくれたらと期待しています。
youone さん
投稿日:2014/02/08
曲の持つ価値は、曲自体によって評価されます。それ以外の事情はいずれ何の意味も持たなくなるでしょう。モーツアルトのレクイエムも別人の作として初演されたとのことです。ベートーベンの作品は、音が聴こえない中で作曲されたことと関係なく愛され続けています。くだらないスキャンダルに惑わされることなく、この作品がこれからも愛されていくのではないでしょうか。正しい作曲家と名称にして、この曲が早く再発売されることを望んでいます。また、この作曲家によるこれからの曲も楽しみです。期待も込めて★★★★★!!
dendrimer さん
投稿日:2014/02/07
ゴーストライターの存在が暴かれた今、どこまでが真実でどこまでがフィクションなのかはわからない。でもこの本は面白い。優れたフィクションと言える。
たりん さん
投稿日:2014/02/06
赴任先から600km、喜び勇んで聞きに行った広島公演。広響の熱演。その後のスタンディングオベーション。作曲者と思っていた人の登壇。さらなる喝采。 あれは一体何だったのだろうか? このCDは、広島で発売日に購入したが、その後もそんなに売れてもいなかった。地方での密かな楽しみ。それからしばらくして、マスコミの盲目の作曲家への賞賛や偶像化。そして落胆。 演奏会で鑑賞できたことは、幸運だったのか?ただ言えるのは、指揮者と広響の渾身の演奏は真実であったこと。
ゲイル さん
投稿日:2014/02/06
最悪。世界中のクラシック音楽愛好者を冒涜している。
francesco さん
投稿日:2014/02/05
ゴーストライターとはよく聞く話だが、ゴーストコンポーザーとはこれ如何に。 誰が作曲しようが名曲は名曲だ!となるのか、あのNHKスペシャルで放映されたStoryが偽物となると、一気に陳腐な迷曲扱いとなるのか、はてさて。
ぼなぺてぃ さん
投稿日:2014/02/05
この話題の大作が影武者の手によるものという驚くべき事実が明らかになったが、残念なことである。曲の良し悪しはともかく、作曲者や演奏者の人となりが作品や興行の評価に結び付く風潮が呼んだものだろう。かつてリパッティやフルヴェンのニセ音源が正規盤として出回った黒歴史もあり、聴き手も含めた権威主義、ブランド主義、商業主義といったクラシック界をなんとなく漠然と覆うものが温床になったのだろう。せめて、作品が素晴らしいと感動し高く評価した人も多いのだろうから、このまま贋作として切って捨て、お蔵入りにするのではなく、作曲者サイドやレコード会社は、非は認めたうえで、真の作曲者(たとえチームの作品であっても)に名乗り出てもらい、作品を世に問い続けるのが芸術に対するモラルである。
eroicka さん
投稿日:2014/01/01
人間は一人一人の生命の重さに軽重は無い。しかし、持って生まれた才能や、周囲の環境は平等ではない。佐村河内守氏の経歴を考えながらこのCDを聴いた。彼は自分の身体的ハンディキャップにばかり注目が集まるのを嫌うようだが、彼が背負った宿業と音楽は密接に結びついている。この時代にあって、商業主義的な音楽から距離を置きながら、調性音楽を基盤とし、時にロマンティックで甘美なメロディを奏でる独自の音楽。祈りに満ちた音楽は、東日本大震災を目の当たりにした我々の魂の救済になった。一方で弦楽四重奏曲第一番で聞かせる前衛的な(この言葉も過去のものか?)響きはどうだ?楽器のメカニズムにも通暁しているからこそ生み出せる人間の不安を駆り立てる様な不気味な音の世界は人間の魂の慟哭だ、世の中が上辺だけのボジティヴマインドを叫ぶのを良しとしても、佐村河内氏には哀しみの中にある人の側に寄り添い、真実を語り続けて欲しいと心から願うばかりだ。
かんたあびれ さん
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ありがとうございました
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