滅びの前のシャングリラ

凪良ゆう

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120053405
ISBN 10 : 4120053407
フォーマット
出版社
発行年月
2020年10月
日本
追加情報
:
334p;20

内容詳細

「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」学校でいじめを受ける友樹、人を殺したヤクザの信士、恋人から逃げ出した静香。そして―荒廃していく世界の中で、四人は生きる意味を、いまわのきわまでに見つけられるのか。圧巻のラストに息を呑む。滅び行く運命の中で、幸せについて問う傑作。

【著者紹介】
凪良ゆう : 滋賀県生まれ。2006年、「小説花丸」に「恋するエゴイスト」が掲載されデビュー。以降、各社でBL作品を刊行。17年、非BL作品である『神さまのビオトープ』を刊行し高い支持を得る。20年『流浪の月』が本屋大賞グランプリを獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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隕石落下で地球滅亡まであと1ヶ月、という...

投稿日:2021/04/23 (金)

隕石落下で地球滅亡まであと1ヶ月、というありがちといえばありがちな話ですが、そこは凪良ゆう。その舞台を生かして、魅力的なキャラクターを描いてみせます。 この人間関係の化学反応は、隕石がなければ起こらなかったもの。終末だからこそ芽生えた絆であり、終末であるが故に儚く終わる絆。4人で暮らす日々の描写は、いつまでも読んでいたいものでした。それだけに、最終章がちょっと駆け足だったのが残念。そこでマイナス1で。

シン さん | 東京都 | 不明

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一か月後に地球が滅亡するというニュースが...

投稿日:2021/04/18 (日)

一か月後に地球が滅亡するというニュースが流れ、理性をなくす人や社会の秩序や安全が脅かされる状況の中で、主人公の男の子は好きな女の子を守りながら広島から東京を目指す。とても不思議な設定ではありますが、大切な人や穏やかに生活できる日常の尊さを改めて感じる一冊でした。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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読んでびっくり、地球滅亡まであと1ヶ月と...

投稿日:2021/03/06 (土)

読んでびっくり、地球滅亡まであと1ヶ月となった広島からストーリーが始まります。どんな最期を登場人物が迎えるのか、それまでにどんな話が展開されるのか、落ち着かない気持ちで読みました。暴力が人の心に与える影響についても考えさせられます。

はれ さん | 島根県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 禍腐渦狂紳士タッキー【主にBL作品感想係】 さん

    【神さまが創った世界では叶わなかった夢が、神さまが壊そうとしている世界で叶ってしまった。ねえ神さま、あんたは本当に矛盾の塊だな】一ヶ月後に小惑星が衝突し地球は滅びる。不可避の終わりを宣告された世界で、友樹・信士・静香・Locoの人生を上手く生きられなかった4人の足掻きと最期に見つかる青い鳥が感動的でした。登場人物の視点が変わるけれど物語が繋がっているのが面白いし、それぞれが抱く幸せの形が尊い。もし、現実の世界でも同じことが起きたら自分だったらどうするのか、想像しながら読むのも楽しみのひとつですね。

  • さてさて さん

    私たちはどんな事態が発生しても一方で頭の片隅には”その先に続く未来”を前提にその時の行動を決めている側面があると思います。しかし、この作品の大前提である”その先に続かない”立場に置かれた場合には、私たちはどのような行動を取るのでしょうか?壮絶な設定を背景に丁寧に紡がれる人の心の機微を見るこの作品。リアルに展開されるカウントダウンの日々を生きる人達の姿にすっかり心を囚われたこの作品。そして読後もしばらくあれやこれやと考えてしまうこの作品。凪良さんからドスンと重いものを最後に手渡されたように感じた絶品でした。

  • パトラッシュ さん

    地球最後の日が来ると知れば何をするか。その日まで時間があれば『三体』のように生きる途を求めてあがくだろうが、わずか1か月しかなければ「どうせ死ぬのだから」と人は確実に壊れる。立場も教養も金銭も無意味になった自称文明人が略奪や暴力や殺人に明け暮れる中で、それまで普通の生活を送れなかった4人が殺人被害者の家に住み着いて時間限定の幸福な家族となる逆説。滅亡が目前だからこそ虚飾をはぎ取られた人びとが、地獄へ行くかシャングリラを選ぶかは僅かな差だ。好きな歌を聴き歌いながら最後の瞬間に希望を感じるラストは輝いている。

  • starbro さん

    凪良 ゆう、3作目です。本屋大賞受賞後第一作は、一か月後に小惑星が衝突する単純パニック・SF小説かと思いきや、読み応えのある人類が生きることを問う家族の物語でした。 https://www.chuko.co.jp/special/shangrila/

  • ウッディ さん

    小惑星の衝突により地球が滅亡し、命の期限が等しくあと一ヶ月と区切られた人々。イジメを受けていた高校生、養女として両親からの愛情に疑問を持つ女子高生、意に染まぬ殺人を犯したチンピラ、絶望していた世界が滅亡することを知り、勇気を出して踏み出したことで、彼らは以前の自分よりも今の自分を好きになる。世界の滅亡を知った時、人はどのように行動するか、勇気とは、後悔とは、そして家族とはを考えさせられる物語でした。友樹の雪絵への思いと優しさ、夫として父として家族を守ることができた喜び、そして母の潔さ、どれも感動しました。

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人物・団体紹介

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凪良ゆう

滋賀県生まれ。2007年『花嫁はマリッジブルー』で本格的にデビュー。以降BL作品を精力的に刊行、デビュー10周年を迎えた17年には非BL作品『神さまのビオトープ』を発表して作風を広げた。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞

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