さんかく

千早茜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396635794
ISBN 10 : 4396635796
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
266p;20

内容詳細

「おいしいね」を分け合えるそんな人に、出会ってしまった。古い京町家で暮らす夕香と同居することになった正和。理由は“食の趣味”が合うから。ただそれだけ。なのに、恋人の華には言えなくて…。三角関係未満の揺れ動く女、男、女の物語。

【著者紹介】
千早茜 : 1979年、北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。2008年、第21回小説すばる新人賞を受賞した『魚神』でデビュー。翌年、同作にて第37回泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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食の趣味が合う友人である正和と同居生活を...

投稿日:2021/06/26 (土)

食の趣味が合う友人である正和と同居生活を始めることになった夕香。そして正和の恋人の華。それぞれがそれぞれの価値観や悩みを抱えています。一人で生きることと、二人で生きること。正解はないのに他人の選択がよく見えてしまったり。京都が舞台になっていて、素敵な暮らしが読んでいて楽しいです。そして、ラストの三人が好きです。

はれ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    千早 茜は、新作中心に読んでいる作家です。お料理小説連作短編集の体裁ですが、一筋縄ではいきません。今時の三角関係ダブルの恋愛模様、不思議な小説ですが、楽しめました。タイトルの料理・食べ物の内、ベトナム料理のバインセオ以外は、全部食べたことがありました。料理上手の女性と暮らしたことがないですが、やっぱり幸せなんでしょうね。

  • 美紀ちゃん さん

    高村夕香さんと伊東正和くん中野華さんの三角関係。 伊東くんは悩む。 俺にとっての家はどっち? 心も身体も華に。 けど生活は高村さんの町家に。 穏やかで居心地の好い暮らし。感情は生活に宿るのか?心に宿るのか?混乱する。 華は他の女の子とは違う普通じゃない。まぁ、悩むよね。 出てくる料理の描写が美味しそう! 皮から作った水餃子!しかも具はパクチーと羊。絶対に美味しいよね。もー土鍋で炊いた白米で作った塩おにぎりから最後までずっと飯テロ。 とうもろこしご飯とか、最高に美味しそう! 手巻き寿司最高!

  • ❁かな❁ さん

    食べるの大好きでお料理も得意な千早さんらしい作品。京都を舞台に緩やかな男女の物語。京町家で暮らすアラフォー高村さんと同居することになった伊東くん。そして研究一筋の恋人の華。古い町家での丁寧な暮らしが素敵で鼠が出るのは無理だけど少し憧れてしまう。出てくるお料理が全てとても美味しそう。食の趣味が合い「おいしいね」を分け合えるのは幸せ。映画『月とキャベツ』だろうと思われる会話もでてきたり資生堂パーラー、イノダコーヒーなど実在するお店が出てくるのも嬉しい。淡い三角関係。違うラストを望んでしまったけど好みの作品。

  • tenori さん

    意地悪な本。装丁はパフェなどあしらって可愛らしい。四季を織り交ぜた京都の描写もよい。なにより食に対する表現。文字だけで素材感や調理の音、匂い、味までが手に取れるように伝わってくるし、食べることの喜びを感じられる。翻って登場する三人の男女のこずるさよ。不器用と言えば聞こえが良いけれど、自分の愚かさを誰かにぶつけて正当化しようとしている。その微妙な関係性が「さんかく」なわけで、平仮名としたあたりは読めば納得。人間関係のアンバランスと、食に対する緻密な表現がなんとも独特な世界観を作りだしている。意地悪である。

  • みどどどーーーん(みどり虫) さん

    「愛ってよくわからないけど、傷つく感じがステキ…」っていう薬師丸ひろ子の歌が浮かんできた。「半信半疑、傷つかないための予防線を…」って桜井さんの声も聴こえてきたよ。恋愛ってそうだよね。共同生活も不倫も研究にも縁はないけど、千早さんに綴られたら三人ともの心の揺れがわかる。「いとー」じゃなくて「いとう」とか、こういう千早さんの視点も好きなんだよー。食べ物との絡め方も上手い。そして美味そう!『からまる』『あとかた』、そこへ『さんかく』が、私の好きな千早さんの小説、ひらがな4文字タイトルグループに加わりました👑

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人物・団体紹介

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千早茜

1979年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごす。2008年『魚神』(「魚」改題)で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同作で第37回泉鏡花文学賞受賞。13年『あとかた』で第20回島清恋愛文学賞受賞、第150回直木賞候補。14年『男ともだち』が第151

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