まぐだら屋のマリア 幻冬舎文庫

原田マハ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344421578
ISBN 10 : 4344421574
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
385p;16

内容詳細

東京・神楽坂の老舗料亭「吟遊」で修業をしていた紫紋は、料亭で起こった偽装事件を機にすべてを失った。料理人としての夢、大切な仲間。そして、後輩・悠太の自殺。逃げ出した紫紋は、人生の終わりの地を求めて彷徨い、尽果というバス停に降り立った…。過去に傷がある優しい人々、心が喜ぶ料理に癒され、紫紋はどん底から生き直す勇気を得る。

【著者紹介】
原田マハ : 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。アートコンサルティング、キュレーターを経て、2005年「カフーを待ちわびて」で、第一回日本ラブストーリー大賞受賞。12年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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都会から逃げ出した主人公が行き着いた最果...

投稿日:2021/07/29 (木)

都会から逃げ出した主人公が行き着いた最果ての町の料理屋まぐだら屋。そこの女主人マリア。彼女もここに行き着いた1人だった。 美術とはあまり関係ないが、原田マハ氏の代表作品になるのでは? 何度も読み返したい。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア さん

    タイトルが『まぐだら屋のマリア』、そして主な登場人物たちの名前が紫紋(シモン)、悠太(ゆうた⇒ユダ)、丸弧(マルコ)、与羽(ヨハネ)とことごとく聖書に登場する。地名も地塩村をはじめ、これまた聖書由来である。何故にそうする必要があったのか、全く不明である。内容的にも聖書とは接点を持たない。プロットの展開は先に進むほどに通俗を極めてゆく。また、人物像の造型、あるいは彼らが置かれたシチュエーションまたいたってステレオタイプのそれである。作家がこの作品を書く意図が全く理解できない。

  • ミカママ さん

    喪失と再生の物語。紫紋(男性主人公)やマリアはともかく、丸弧や与羽に至っては脱力。「地塩」村もすぐにピンときた、なんせ母校のモットーだからね。いいお話しではあるのだが、構成についてもいろいろ無理がありすぎると思う。マハさん、迷走期だったか?

  • zero1 さん

    【死んで楽になるくらいなら、生きて苦しみなさい】喪失の先に再生はある?有名料亭の板前見習いだった紫紋(シモン)は期限切れ食材など不正事件ですべてを失う。死のうと逃げたのが海に近い【尽果】。マリアに拾われ定食屋【まぐだら屋】の手伝いをすることに。登場人物はマルコやシモン、キリエ、ヨハネなどキリスト関連の人と語句。女将とマリアの関係、位牌と左手薬指の無いマリアの秘密。それらがシモンの過去と交互に明らかになる。後半に説明が多いのが気になるが、【生きろ!】という原田のメッセージが伝わる。やや粗いか。

  • yoshida さん

    東京の老舗料亭「吟遊」で修業する紫紋。彼は母を「吟遊」に招待し料理を食べて貰えるよう、毎日の修業に励む。同僚の仲居・晴香の「吟遊」の不正の告発。後輩の悠太の自殺。絶望した紫紋は死に場所を求めて東北の寒村「尽果」の食堂「まぐだら屋」に行き倒れる。「まぐだら屋」を経営するまりあに助けられた紫紋は女将の許しを得て、「まぐだら屋」で働く。まりあの壮絶な過去。死よりも生を選び罪を償う覚悟。生きるほうが辛い罪。それでも生きてゆくのだ。女将に赦されるまりあ。尽果の人々に恩を返し母の元へ帰る紫紋。絶望から再生を描く名作。

  • hiro さん

    徐々に登場人物の過去が明らかになってくる手法の物語だが、それに引き込まれてしまった。この本は料理、罪・償い・許し、そして母子の物語だと思った。料亭の事件は、あの事件を思い出す。読後は、紫紋(シモン)、マリア(有馬リア)、丸弧(マルコ)、与羽(ヨハネ)という、まあこれだけこじつけたと感心した登場人物の名前からも、罪・償い・許しの物語だったと納得した。そして、今回もマハさんらしく「聖母子」の絵でてきたが、これが母子の物語でもあったことを示していた。きっと紫紋は、帰りのバスの運賃を100円余分に払ったと思う。

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原田マハ

1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。商社勤務などを経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年、『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し、翌年作家デビュー。12年、『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、17年、『リーチ先

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