ベートーヴェンとピアノ 限りなき創造の高みへ“人名事典付き”

小山実稚恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784276130586
ISBN 10 : 4276130581
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;21

内容詳細

傑作を次々と生み出した創作期「傑作の森」から、ピアノの飛躍的発達とともに進化し辿り着いた創造の高みへ――。独奏曲、室内楽、協奏曲……ピアノ関連曲を網羅したベートーヴェン作品“検証本”『ベートーヴェンとピアノ 「傑作の森」への道のり』の続編。本書では《ワルトシュタイン》《熱情》《皇帝》など30代の作品から、晩年に書かれた後期ソナタや《ディアベッリ変奏曲》まで約40曲を取り扱う。
小山実稚恵×平野昭という人気・実力ともに日本を代表するピアニストと研究者だからこそ実現できた特別企画。前編同様、双方の視点で作曲年代順に1曲ずつ検証し(対談構成・文:長井進之介)、立体的なベートーヴェン像を浮き彫りにする。ベートーヴェン作品と呼応しながら進んだピアノ改良の歴史や、対談では取り上げなかった小品や連弾曲などもコラムで詳説。巻末の「人物相関図」に対応したベートーヴェンの周辺人物194名の【人名事典】も圧巻!


[目次]
■第19回 ピアノ・ソナタ第21番《ワルトシュタイン》、《アンダンテ・ファヴォリ》
■第20回 ピアノ・ソナタ第22番、23番《熱情》
【コラム】ピアノ改良の歴史と呼応するように進化したベートーヴェンのピアノ曲
■第21回 ピアノ協奏曲第4番
■第22回 チェロ・ソナタ第3番、《魔笛》の主題による12の変奏曲 ほか
<One more point>名チェリスト、デュポール兄弟
■第23回 ピアノ三重奏曲第5番《幽霊》、6番、《カカドゥ変奏曲》
■第24回 ピアノ協奏曲第5番《皇帝》、ピアノ協奏曲Op61a ほか
<One more point>1809年は「カデンツァ」の年
■第25回 ピアノ・ソナタ第24番《テレーゼ》、25番《かっこう》、ロンド第1番、2番
■第26回 ピアノ・ソナタ第26番《告別》、幻想曲Op77、ロンド・ア・カプリッチョ《失われた小銭への怒り》
<One more point>幻想曲Op77の不思議な魅力
■第27回 合唱幻想曲、歌曲集《遥かなる恋人に寄す》
■第28回 ピアノ・ソナタ第27番、28番
<One more point>入念なシフト・ペダル記号
■第29回 ヴァイオリン・ソナタ第10番、ピアノ三重奏曲第7番《大公》
<One more point>ルドルフ大公の音楽家としての才能
■第30回 チェロ・ソナタ第4番、5番
■第31回 ピアノ・ソナタ第29番《ハンマークラヴィーア》
【コラム】2台のピアノから生まれた《ハンマークラヴィーア》
■第32回 ディアベッリのワルツによる33の変奏曲
■第33回 11のバガテルOp119、6つのバガテルOp126、ポロネーズOp89
【コラム】小品と四手連弾を知らずにベートーヴェンは語れない
■第34回 ピアノ・ソナタ第30〜32番(前編)
■第35回 ピアノ・ソナタ第30〜32番(後編)
■最終回 総括
【コラム】主要人物相関図
▼人名事典:ベートーヴェンと関わりのあった人々
▼ベートーヴェン年譜(1804〜1827年まで)



【著者紹介】
小山実稚恵 : 人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。19年からは『ベートーヴェン、そして…』を全国6都市で行う。国内外の主要オーケストラ、国際的指揮者とたびたび共演。協奏曲のレパートリーは60曲を超える。ライフワークとして被災地でも演奏を続けている。CDはソニーと専属契約を結んでいる。17年度、紫綬褒章受章

平野昭 : 武蔵野音楽大学大学院修了。西洋音楽史および音楽美学領域。18〜19世紀ドイツ語圏器楽曲の様式変遷を研究。特にハイドン、モーツァルトからベートーヴェン、シューベルトに至る交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタを中心にソナタ諸形式の時代および個人的特徴を研究。沖縄県立芸術大学、静岡文化芸術大学、慶應義塾大学教授を歴任。音楽評論分野でも月刊誌、日刊紙と放送出演で活躍

長井進之介 : 国立音楽大学大学院伴奏科修了を経て同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得満期退学。在学中にカールスルーエ音楽大学に交換留学。演奏、執筆、「OTTAVA」プレゼンター等、多方面で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    前著と合わせ、これでベートーヴェンのピアノ全作品(協奏曲、室内楽も含む)が網羅された。この二冊は宝物だ。特に小山先生は、どう演奏しようかと真剣に悩んだ人だから言える深い考察に満ちて秀逸。バガテルOp.126の評価が高いことも嬉しい。後期の弦楽四重奏曲のアイディアが潜んだ名曲で、ピリスさんの引退公演のアンコール(ト長調)で、涙が止まらなかったのを思い出した。平野先生は、調性に力点を置いた解説だが、ピアノ音楽で絶対的な調性にどれだけ意味があるのかと思う。勿論、音律や調律法とセットで考えるべき問題ではあるが…。

  • どら猫さとっち さん

    ベートーヴェンのピアノ・ソナタから室内楽や協奏曲まで、ベートーヴェン研究の第一人者と、日本を代表するピアニストが思う存分に語り合う、誰も知らないベートーヴェンの音楽の世界が詰まっている一冊。今年初のベートーヴェン生誕250年を迎えて、彼のか音楽日本触れる機会があると思っていたが、コロナ禍で中止や延期になった。本書でも、彼の音楽理論や作曲の背景に想いを馳せるのも面白い。

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