ファージ・ハンター 病原菌を溶かすウイルスを探せ! 岩波科学ライブラリー

山内一也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000297295
ISBN 10 : 4000297295
フォーマット
出版社
発行年月
2025年01月
日本
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

長い進化を共にしてきた細菌とそのウイルス(通称ファージ)は膨大に存在している。薬剤耐性菌による感染症の死者がガン死者を上回る将来予想が示される中、忘れられていたファージ療法が復活する。分子生物学を誕生させ、医薬品開発の基盤技術ともなっているファージの探究史を、その発見から今日までドラマチックに描きだす。

【著者紹介】
山内一也 : 1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、現在、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、リエージュ大学(ベルギー)名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ときわ さん

    ファージの名前は随分前に知っていたが微生物の一つだと思っていた。細菌に寄生?するウイルスでものすごくたくさんの種類があるんだって、へ〜!しかも百何十年も前から研究されているってちっとも知らなかった。病気の治療に仕えるかもと分かり始めた時にペニシリンとかの抗菌薬が開発され、治療薬としての研究はとん挫した形。その後ソ連など東側で研究が続けられたのも冷戦時代の西側で研究が進まなかった理由かなあ(そうは書いてなかったけど私の想像)。現在は抗菌薬耐性菌出現のためまた研究と治験が始まった。

  • y さん

    奥付の著者の生年をみて古い著作の再版的な感じかと思ってましたが、現在進行形の内容もあり、すごいなぁと思いました。 ファージ療法ってこんな昔からあるのかということ、かなり有効な治療法であること、様々な重要な発見にも寄与してきたのに驚きました。

  • AMOROS さん

    【図書館本】面白かった。古細菌って。

  • パパ さん

    細菌を殺すウィルスであるバクテリオファージは、同じ用途の抗菌薬の隆盛により研究が進まなくなった。薬剤耐性菌が問題になり、21世紀に入って再び研究が進められた。 著者は90歳を過ぎた研究者であり、研究の栄枯盛衰を肌で感じてきたのだろう。実感が伴った研究史が語られている。

  • Go Extreme さん

    ファージ療法: 初期の発見と研究ー1917年・フェリックス・デレーユがバクテリオファージ発見→赤痢の治療成功 研究の停滞と復興ー第二次大戦後、抗生物質の普及によりファージ療法は衰退、冷戦時代にグルジアで研究進展 現在の状況: 抗生物質耐性問題増加ーバンコマイシン耐性菌増加 ファージ療法の復活ー臨床試験が行われ再評価 臨床事例とメカニズム: ファージの作用ーファージは細菌を感染・増殖させ死滅 抵抗性研究ーCRISPR技術で細菌の抵抗メカニズム解明 未来展望: 新たな治療法の可能性ー抗生物質耐性細菌への治療法

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山内一也

1931年、神奈川県生まれ。東京大学農学部獣医畜産学科卒業。農学博士。北里研究所所員、国立予防衛生研究所室長、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員を経て、現在、東京大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員、リエージュ大学(ベルギー)名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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