公共貨幣入門 インターナショナル新書

山口薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797680867
ISBN 10 : 4797680865
フォーマット
発行年月
2021年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
294p;18

内容詳細

「失われた30年」から脱却できる唯一の処方箋。
私たちの命と日々の暮らしをつないでいくための貨幣理論。
日本の「失われた30年」は主流派経済学の処方箋を素直に実施した結果である。
新古典派経済学による構造改革は低賃金の非正規労働者を増やし、ケインズ経済学による財政・金融およびリフレ政策は1000兆円を超える借金地獄をつくった。原因は貨幣システムの欠陥にある。
主流派経済学やMMTの誤りを指摘し、現在の貨幣理論にかわる新たな貨幣システム「公共貨幣」を提唱。
「公共貨幣」を取り戻せば「ゼロ成長」から脱却でき、新しい未来が開けることを論証する。

【本文より抜粋】
2019年に武漢で確認されたコロナウイルスは瞬く間に世界中に拡散してパンデミック状態となり、これが引き金となって、2021年現在の世界経済はまさに1929年の世界大恐慌前夜のような様相を呈し始めている。果たして次に起こるであろう世界大恐慌に対する治療薬はあるのだろうか。答えはイエスである。公共貨幣システムへの移行が日本経済の「失われた30年」から脱却できる唯一の処方箋である。

【目次より抜粋】
はじめに貨幣の定義あり
第1章 債務貨幣システムと「失われた30年」
第2章 主流派経済学の破綻
第3章 MMTは債務貨幣のデザイン欠陥を隠蔽
第4章 公共貨幣システムへの移行
第5章 公共貨幣で新国生みイニシアティブ


【著者紹介】
山口薫 : 国立アンカラ社会科学大学(トルコ)大学院教授、公共貨幣フォーラム代表理事。兵庫県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校経済学博士号(1985年)。カリフォルニア州立大学、サンフランシスコ大学、ハワイ大学、同志社大学大学院ビジネス研究科等で教鞭をとる

山口陽恵 : 日本未来研究センター研究員(システムダイナミックスグループ)、公共貨幣フォーラム理事。愛知県生まれ。EUのエラスムス・ムンドゥス修士号(EMSD 2017年)。フィンテック企業・ソラミツ(貨幣・経済システム研究所所長)を経て、現在は日本未来研究センターでASDマクロ経済モデル開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おにく さん

    従来の債務貨幣理論は、公債の発行を景気のカンフル剤としていたが、民間投資に比べ乗数効果が低いことが明らかとなっている。現代貨幣理論(MMT)では、国債を担保としたBI(ベーシックインカム)の導入などを掲げる声もあるが、目前の餌に釣られる政策は@金融メルトダウンAハイパーインフレB政府のデフォルトを招くと著者は警告する。国債という資源は無尽蔵でなく、徐々に政府の信用が低下していくことに留意せねばなるまい。著者の言う日銀の政府化でなく、日銀解体に伴うメガバンク合弁銀行などMMTに対する代替案は複数あろう。

  • Go Extreme さん

    貨幣の定義あり 債務貨幣システムと「失われた30年」:銀行貸出と預金創造 債務総額の内訳と日本経済の驚きの事実 失われた30年 借金地獄と3つの破局シナリオ 主流派経済学の破綻:市場原理主義の新古典派経済学 IS-LM理論の破綻 パラダイムシフト MMTは債務貨幣のデザイン欠陥を隠蔽:貨幣理論の4分類 MMTは虚偽の貨幣論 公共貨幣システムへの移行:システムの移行目標 移行の7プロセス 公共貨幣システムの新経済風景 公共貨幣で新国生みイニシアティブ:2つの登山道 新国生みイニシアティブの5大プログラム

  • 志村真幸 さん

     「公共貨幣」という概念は、現在の「債務貨幣経済システム」にとって代わるものとして想定されている。  現行の経済システムに対する批判の部分は、きわめて説得的で、納得のいくものであった。バブル崩壊後の「失われた30年間」による経済停滞は、このまま進めば確実に日本を滅ぼしてしまう。そのことが理論や数的指標によって明確に示されている。  ただ、公共貨幣がどこまで有効なのかは、本書だけでは充分には理解できなかったというのが、率直な感想だ。もう少し著者の主張をいろいろなところで確かめてみたい。

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