木の実のけんか 日本傑作絵本シリーズ

岩城範枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784834023299
ISBN 10 : 483402329X
フォーマット
出版社
発行年月
2008年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
片山健 ,  
追加情報
:
26cm,36p

内容詳細

隣の山に、どこより早く見事に桜が咲いているのを見つけたタチバナは、一族を引き連れて花見の宴を始める。それを見た山の住人のクリは…。狂言の「菓争」を下敷きに、華やかで愉快な絵で綴る絵本。

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読書メーターレビュー

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  • chiaki さん

    狂言「このみあらそい」をベースにした絵本。お花見の宴で盛り上がるタチバナ一同。断りもなく宴を繰り広げる様を見て、その山に住むクリの実が一言申しにやって来る。はじめは遠慮がちに互いの面子を立てようと振る舞うものの、ちょっとした侮辱から喧嘩が勃発!!桜吹雪からのラストの終わり方、喧騒からの静けさの対比がとても美しいです!これは是非是非、春に読み聞かせしたい。4年生くらいからかな〰️

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    こんなお話が小学校の教科書に載っていたのですね。花見の席で、柑橘類一家と木の実一家の大げんか。こんな無粋なことはありませんが、些細な事からケンカが始まることと、酒の席での大人のだらしなさを、子どもたちは客観的に分析するのでしょうね。古歌が織り込まれていることに格調の高さを感じます。 あまり耳にしない柑橘類が出てくるので、関心は別のところに行ってしまうかも知れません。木の実一家の大半が果実であることも不思議ではあります。 でも、そこは狂言の持ち味、花見の真の主役の桜が喧嘩両成敗を決めるまとめは見事です。

  • どあら さん

    図書館で読了。狂言のお話(木の実あらそい)が元になっている。(全学年)

  • 刹那 さん

    4年生の推薦図書✩けんかってこんな感じで始まりますよね。けんかがないのが一番いいけどねー。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく  さん

    狂言『菓争(このみあらそい)』をもとに描かれた絵本。けんかのおはなしですが、和歌がでてくるなどひねりが効いてます。タチバナは、日本古来野生していたそうですが、クネンボ・ミカン・ブンタンなどは室町末期に渡来したそうです。表紙・裏表紙にタチバナ一族とクリ一族が、戦う気満々で描かれています(笑)

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岩城範枝

東京生まれ。コピーライター、放送作家を経て児童文学の世界へ

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