公安調査庁 情報コミュニティーの新たな地殻変動 中公新書ラクレ

手嶋龍一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121506924
ISBN 10 : 4121506928
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤優 ,  
追加情報
:
244p;18

内容詳細

深い霧に覆われた情報組織、これが公安調査庁だ。一般の目が届かない深層で情報活動を繰り広げ、決して表舞台に出ようとしない組織。逮捕権を持たないため、人の心の襞に分け入るヒューミント(対人諜報)に存在意義を見出している。公安警察や外務省と情報コミュニティーの主導権を競う公安調査庁。インテリジェンスの巨匠ふたりは、その素顔に切り込み、過去の重大事件の裏側を初めて論じてみせた。いま公安調査庁から目が離せない!

目次 : 第1章 金正男暗殺事件の伏線を演出した「最弱の情報機関」/ 第2章 コロナ禍で「知られざる官庁」が担ったもの/ 第3章 あらためて、インテリジェンスとは何か?/ 第4章 「イスラム国」日本人戦闘員の誕生を阻止/ 第5章 そのDNAには、特高も陸軍中野学校もGHQも刻まれる/ 第6章 日本に必要な「諜報機関」とは

【著者紹介】
手嶋龍一 : 外交ジャーナリスト・作家。9・11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立し、インテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに

佐藤優 : 1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2005年から作家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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作者買い(佐藤優さん)です。 基本的には日...

投稿日:2021/04/09 (金)

作者買い(佐藤優さん)です。 基本的には日本の公安調査庁の能力を誉めています。 特に日本ディズニーに遊びに来た、という体でやってきた某国の長男さんの件。あれは公安のお手柄だったと絶賛です。 またMI6がいい感じにイギリスドラマと連携している件などなど、23区に住む子持ちの一市民にはどんな文春砲より驚き。 自分とはまっっっっっったく関係ない世界なのですが、それだけに面白い!! そういう意味で、佐藤優氏や手嶋龍一氏に興味がなくても読む価値があります。

50バッテリあ さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi さん

    公安調査庁あるいは情報ということについて、手嶋龍一と佐藤優の対談。「公安調査庁」というと暗躍組織のように考えられやすいが、まさに「情報」を集めるだけの組織であり「暗躍」するものではない。その一点を明確にすることが同様の組織を題材に取った「煽り本」とは一線を画す。集めた情報をどう活用するかは政府中枢の考えることであり逮捕権すら持たない。田中真紀子外相時代の金正男不正入国摘発の対処が最初に語られる。情報を集めることは非常に重要なこと、その集める人を育てることは難しい。「情報」は平和国家にこそ必要なものだ。

  • Isamash さん

    2020年出版の手嶋龍一と佐藤優の対談本。何時もながら佐藤氏のもたらす初耳情報に驚かされる。150億円の予算規模の公安調査庁の存在自体が初耳でそのルーツが陸軍中野学校にあるという話は驚愕。その系譜にあるという戦後の有末機関、服部機関、大橋武夫事務所の存在も初耳。佐藤によれば、北村滋、今井直哉,和泉洋人、飯島勲も同様な情報機関を有するという。また佐藤氏によるゾルゲ二重スパイ(独とソ連)説にもビックリ。英国BBCが、人気TV番組を通じて、諜報部門の必要性を英国民に啓蒙しているというのが二人の共通の認識らしい。

  • CTC さん

    20年7月の中公新書ラクレ新刊。公安調査庁は定員1,660人、予算150億の官庁で、職員には事務要員や階級がなく、全員が調査官という(彼らは逮捕権を持たない)。何故中公新書でなくラクレ?と思ったらば、体系的に語れるほど詳らかではないというわけだ。佐藤優と手嶋龍一の対談でインテリジェンス全般の話として織り交ぜて滲ませる程度しかテーマにしようがないという事だろう。手嶋さんは佐藤さんのことをいちいち“佐藤ラスプーチン”と呼んだり、TVドラマの話をするほど柔らかい対談だが…日本の各情報機関の問題が知られる1冊。

  • turtle さん

    「公安調査庁」も「公安警察」も同じなのかと思っていましたが、全く別物でした。 この本で紹介されている調査庁の「内外情勢の回顧と展望」を読んでみましたが、確かに日本が内外に抱えるリスク要因について簡潔に説明されていて、頭の良い人たちが作っているのだなぁ、と実感しました。 国内ではオウム真理教や共産党といった危険な団体をしっかりウォッチし続けていることがわかりました。

  • 田中峰和 さん

    20年前に金正男が入国審査所で捕まった。偶然ではなく事前に公安調査庁に情報が流れていたらしい。その情報元は英国のMI6だという。ジェームズ・ボンドで有名なあの情報機関である。せっかく正男を勾留できたのに、腫れ物を触るように国外に追い出したのは、当時の田中真紀子外務大臣のせいだとされる。正男を人質に交渉すれば、拉致被害者奪還に成功したはずだと。その16年後に、正男はクアラルンプールの空港で暗殺される。CIAの情報元として殺害された正男は、弟の金正恩にとっては裏切者。CIAとMI6が不仲というのもの面白い。

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手嶋龍一

作家・外交ジャーナリスト。NHKワシントン支局長として2001年の9・11テロに遭遇し、十一日間の二十四時間連続中継を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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