南総里見八犬伝 1 運命の仲間 講談社青い鳥文庫

曲亭馬琴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062855549
ISBN 10 : 4062855542
フォーマット
出版社
発行年月
2016年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;18

内容詳細

里見家にかけられた魔女の呪いを破るために生まれた八人の剣士。その出会いと友情、呪いとの戦いを描く、全3巻シリーズの第1巻。剣士のひとり犬塚信乃は、村長の養女の浜路、下働きをしている犬川荘助と親しくなる。なんと、信乃と荘助は、同じ形のあざと玉を持つ、運命の仲間だった。信乃は、亡き父にたくされた宝刀村雨丸を返す旅に出る。仲間は、いったいどこに?小学上級から。

【著者紹介】
曲亭馬琴 : 1767年生まれ。江戸時代後期の作家。1814年から28年をかけて全98巻、106冊の『南総里見八犬伝』を完結させた。1848年没

時海結以 : 長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、2003年『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属

亜沙美 : 大阪府生まれ。京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)ビジュアルデザインコース卒業。2001年、講談社フェーマススクールズコミックイラスト・グランプリ佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    また新たなバージョンの南総里見八犬伝を読んでみた。構成の独自の工夫が効いていて、メインキャラの犬塚信乃の心情に乗りやすい。心理描写も簡潔ながらも共感。少女小説風の柔らかい文章とイラストの良さもあり、本筋は原典を踏襲しながらもオリジナリティーがある。抜群にテンポが良く面白いが、犬士たちが出会っていく過程はあまりにポンポン進み過ぎなので都合良すぎるように感じた。そのへんは紙幅の限られた児童書なので仕方ないか。むしろハイペースで物語が広がる様を楽しむのが正しい姿勢に思う。ラストの引きが良いので次巻が楽しみ。

  • 天猫ゆみ@VOISING推し@無浮上 さん

    南総里見八犬伝の中で1番好きな本!久しぶりに再読

  • algon さん

    日本のヒーロー物の原点。小学生の頃これを読んで生半可だが仁義礼智忠信孝悌の八文字はその後の生活の律となったように思う。しかし後の人生は絵にかいたような少仁人間になっちまったのだが。孫へのクリスマスプレゼントは本と決めている。この3巻セットにしたのだが小3の女の子はまぁ読まないだろうなと。それなら先に読んじまおう…というわけで6日で読了。ずいぶんと現代調でテンポも速く現代の子どもにウケが良いように脚色されている。これでいいのか?と時代遅れのトシヨリは思うのだが。

  • KAORU さん

    いくつかの里見八犬伝を読んだ事がありますが、今まで読んだ中で、僕が一番面白かったのは、偕成社のものでした。角川つばさ文庫は短くまとめられているので、初めて読むのにはちょうどいいですが、内容は薄いです。この青い鳥文庫は角川つばさ文庫よりも少し長めになっています。 偕成社は一冊の量も多いし、4冊になっているので細かいところまで書かれていてとても楽しいです。

  • しらぞう さん

    タイトルとほんのさわりの部分しか知らない超大作。しかし、物語から漂う雰囲気を気に入っていたので、どんな話なのかを掴もうとジュニア版を手にとってみた。恩賞として伏姫を賜ることを譲らない八房と犬との約束を守る姫、序盤の山場は、子ども向けにマイルドになっているが、それでも面白い。史実では関東大乱の主役だった二人、古河公方・成氏と扇谷定正はともにバカ殿キャラ。自分本位でめんどくさい奴だとしても、こんな情けない人物だったはずはないんだが…悪役の魅力こそが物語を盛り上げるというのに、馬琴の原作でも、こんな扱いなのか?

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