鳥瞰図!

本渡章

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903993355
ISBN 10 : 4903993353
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
本渡章 ,  
追加情報
:
191p;21

内容詳細

大観光時代の日本が熱狂した、パノラマの誘惑。吉田初三郎を中心に、江戸時代から21世紀の絵師まで東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・奈良・北海道・広島・福岡…日本全国の鳥瞰図を約100点収録。

目次 : 第1章 吉田初三郎が見たパノラマの夢(飛行機が開いた鳥瞰図の時代/ 日本全国名所図会の夢/ 初三郎らしさとは何か1 写実性より主観性/ 初三郎らしさとは何か2 楽しく、わかりやすく/ 戦争が落とした影)/ 第2章 遊覧、パノラマ、花開く鳥瞰図バラエティ(鳥瞰図表現の広がり/ 文明開化の大波と大博覧会/ 鳥瞰する遊覧図/ 名所鳥瞰図バラエティ)/ 第3章 江戸時代から現代へ。鳥瞰図進化論(江戸の超人絵師たち/ 時空を超える絵師・五雲亭貞秀/ 現代に受け継がれるDNA)

【著者紹介】
本渡章 : 1952年生まれ。作家。編集者などを経て文筆業に。1996年、第3回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    鳥瞰図とはー高いところから見下ろしたように描いた風景図または地図。鳥目絵(広辞苑より)第一章は稀代の鳥瞰図絵師・吉田初三郎の人、仕事のことが描かれている。彼の仕事ぶりは別冊・太陽『吉田初三郎の世界』で知っていた。この本それに、他の鳥瞰図絵師のことも解説されている。日本上空から遠く外国までが一望できるような独特のスタイルを持つ吉田初三郎の絵はユニークですごいと思った。本書では絵が載っているものの詳細がほとんどわからないのが残念だ。図書館本

  • マカロニ マカロン さん

    個人の感想です:B。1903年ライト兄弟が人類初飛行をした後、世界で飛行熱が高まり、それと共に鳥瞰図が作られるようになった。日本では吉田初三郎が第一人者で1913年に「京阪電車御案内」という鳥瞰図の原型を作成。皇太子(後の昭和天皇)が気に入ったという。日本の飛行機の開発発展と共に鳥瞰図も発達した。極端なデフォルメと思い切った省略で見やすい、目を引く鳥瞰図が作られていった。見えるはずのない中国や南方まで描いてしまうという想像力豊かな絵図は当時の国民の飛行熱と相まって広く受け入れられたのだろう。

  • すのさん さん

    日本の鳥瞰図のパイオニア、吉田初三郎の作品が流石ですごい!構図も上手くて引き込まれるようだし、デフォルメも不自然でなくて逆に魅力的。都市を鳥の目線で見ているようで、生き生きとして見えるから鳥瞰図ってすごい!面白い!

  • とりもり さん

    月刊島民で紹介されていた本。吉田初三郎なんて知らなかったけど、第一章で紹介されている作品の数々は非常に魅力的で、非常に惹き込まれた。特に「鉄道旅行案内」めっちゃ欲しい! 西洋の遠近法とは異なる大小、濃淡、デザインで遠近感を描写する浮世絵的な手法と、飛行機時代の航空写真的なものが融合した独特な鳥瞰図は一時代を形成したけど、その完成度故にその後が続かなかったのが残念。でも、第三章で紹介されている石原正、青山大介の精密な鳥瞰図のように、形を変えて現代にも鳥瞰図が息づいているのが良かった。オススメ。★★★★★

  • さくは さん

    日本の鳥瞰図。「大正の広重」と呼ばれた鳥瞰図絵師・吉田初三郎の鳥瞰図を中心に鉄道案内、観光図絵、都市図、博覧会案内などの鳥瞰図をカラー図版つきで紹介。また江戸時代医の「一覧」「浮絵」や現代の神戸を描く青山大介まで日本の鳥瞰図の歴史も。

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