晴れ女の耳 紀ノ国奇譚 角川文庫

東直子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041067482
ISBN 10 : 4041067480
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
東直子 ,  
追加情報
:
256p;15

内容詳細

私が外に出るときはどんなに悪天候だったとしても必ず晴れる。ある日、耳の奥から声が聞こえてきた。声の主はなんと豆粒ほどの小さなおばあさん!そのおばあさんが語る貧しい炭焼き職人の夫殺しの罪を着せられた女と、幼い子どもたちとの悲痛な物語。哀しみと絶望の底にさす一筋の光を描いた傑作「晴れ女の耳」。人柱や神かくしなど和歌山の民話や実話を題材に紡がれた。文庫版書き下ろしを含む8編の魂の救済の物語。

【著者紹介】
東直子 : 1963年生まれ。歌人、作家、イラストレーター。96年「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年には『長崎くんの指』(のちに文庫化し、『水銀灯が消えるまで』に改題)で小説家としてデビュー。16年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。歌壇賞、及び角川短歌賞選考委員。16年より東京新聞選歌欄選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みどどどーーーん(みどり虫) さん

    和歌山を舞台に、その土地に伝わる民話を元にした奇譚集。歌人でもある東さんが紡ぐ言葉だからなのか、怖さや不気味さよりも、切なさや哀しさ、時には温かさを感じた。とても好み。とーっても良かった。【角川文庫 全文試し読みフェア】

  • あも さん

    土着の寓話、現代の御伽草紙。舞台は紀ノ国、和歌山。某読友さんの前ではちょいちょいディスってるが、何度も訪れている大好きな土地である。愛ゆえなのである。と、言い訳はこの辺で。こーれは好み!イボ神様、白浜の海底に居を構える作家、ほか人柱に神隠しと悲惨な話がモチーフながら、土の匂いと郷愁のオブラートでそれらを包み、過酷な悲哀を、ほろ苦く切ない舌触りに変え、すっと胸の奥へ届けてくれる。見回せばどこもかしこも煌々と照らされてしまった此ノ国。夢と現のあわいが緩やかに溶け合う場所は未だ残っている。あなたもぜひ紀ノ国へ。

  • のんき さん

    最初のイボの神様が印象に残りました。神様は、なんのために、わたしたち人間の願いを叶えてくれるのかなあ、でも叶わないことのほうが多いけど、神様側の気持ちなど考えないで、いい学校に入りたいとか、お金持ちになりたいとか勝手なお願いばかりしてたなあ。中途半端に祈ってるから、逆のことが起きたりします。真剣に祈って、叶えられたら、ちゃんと神様に感謝しなきゃなって思いました。哀しい女性や子供たちのお話しが多かったな

  • ★Masako★今月もゆるゆる読書📖 さん

    ★★★★東さん初読み♪和歌山の民話や実話を題材にした8編からなる奇譚集。遥か昔、過酷で悲しい運命を背負って生きてきた女や子供たち。彼女らの魂(想い)は、姿形を変えながら現代まで生き続けていた。出会った相手によって救われる者、出会った相手を強い執着の念で取り込こもうとする者…。一編目の「イボの神様」からもう涙!「赤べべ」「晴れ女の耳」「先生の瞳」「サトシおらんか」には特に引き込まれた。東さんの温かみのある優しい文章が心地よく、この不思議な世界観にずっと浸っていたかった♪他の作品も是非読んでみたい!

  • きっしぃ さん

    和歌山の昔話、実話8編の短編集。晴れ女の耳を読んで、雨女のわたしの耳にはなにが住んでいるんだろうと思った(笑)人柱や、神隠しにあった、女性の悲しみ。切ない話が多め。ベストは、表題作『晴れ女の耳』。

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人物・団体紹介

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東直子

歌人、作家。1996年第7回歌壇賞受賞。2016年『いとの森の家』(ポプラ社)で第31回坪田譲治文学賞を受賞。歌集、小説、絵本や児童書がある

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