ドブロクの唄

松尾スズキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103068617
ISBN 10 : 4103068612
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
20cm,219p
20cm,219p

商品説明

「人生で一番忌まわしい二年間」でもこれだけは書き続けた。

映画『東京タワー』の脚本家、TV「世界ウルルン滞在記」のナレーター、そして芥川賞(候補)作家としての天を呪うほど多忙な日々。その隙間に忍び寄る愛猫との別れ、離婚、そして休業……。愛や欲や鬱の入り混じったドロドロの毎日、そこに射しこむほんの少しの希望をセキララに描く、永遠の中二病患者のための日記文学。

内容詳細

人生でもっとも息苦しい2年間。でも書いた書いた。書き続けた。怒涛の労働。突然の病気と休業宣言。妻と愛猫との別離。そして、復活。脚本家で演出家で俳優で映画監督で小説家、自分でも自分が把握できない平成のドタバタ中年、松尾スズキに襲いかかる、ありとあらゆる災難と試練と冗談の真相。ズタズタな日々の中、雑誌に書けなかったできごと、書いてもしょうがないような、くだらない思いつき、そのすべてをコンプリート。

目次 : 二〇〇〇六年冬―『労働者M』/キョンキョンのジャージ/ 二〇〇六年春―『ニャ夢ウェイ』サイン会/大人計画『まとまったお金の唄』/ 二〇〇六年夏―『まとまったお金の唄』大阪へ/『hon‐nin』立ち上げ/ 二〇〇六年秋―大人計画フェスティバル/『ウーマンリブ先生』/ 二〇〇六年ふたたび、冬―映画『クワイエットルームにようこそ』脚本/ 二〇〇七年冬―『クワイエットルームにようこそ』撮影/ 二〇〇七年春―北野武と対談/たちいかなくなりました/ 二〇〇七年夏―堀井雄二からの手紙/離婚/ 二〇〇七年秋―舞台『キャバレー』/東大で講演/ 二〇〇七年ふたたび、冬―土釜と鍋と三日酔い

【著者紹介】
松尾スズキ : 1962(昭和37)年12月15日生まれ。福岡県北九州市出身。俳優、映画監督、演出家、脚本家、作家。88年「大人計画」の主宰兼座付作家に。97年『ファンキー!宇宙は見える所までしかない』で第41回岸田國士戯曲賞受賞。2004(平成16)年、映画監督としてのデビュー作『恋の門』がヴェネツィア国際映画祭に正式出品される。06年、小説「クワイエットルームにようこそ」が第134回芥川賞候補作に。08年には『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
有名な「大人計画」主宰である松尾スズキ氏...

投稿日:2008/03/20 (木)

有名な「大人計画」主宰である松尾スズキ氏のブログ「ドブロクの唄」が本になる!?これは読まなきゃ人生損します。切なくて笑えるブログ本に乾杯!?

アロエ さん | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ともも さん

    やっと読了できた。タイトルに釣られて読んでみたが、・・・だった。この人のことを知っていれば、読後感は違ったのかもしれないが・・・。

  • 百千鳥 さん

    声を出して笑える一冊。声に出して読みたくない本。なんだかいつも疲れてるイメージの松尾スズキが書いた、ずーっと体調が悪い書籍。でもちょいちょいどきりとさせられる文章もあって、大人の男の人に言うべきことじゃないってわかってるけど、ほんとナイーブな人なんだな。

  • 緒 真坂 itoguchi masaka さん

    松尾さんがすごいのは、疲労感が漂っているようなイメージに反して、文章に一切の手抜きがないこと。ブログの文章ですら、手を抜かない。プロの文章家。まさに。脱帽です。

  • 日中気絶 さん

    過激で笑える。大人になってもチンコとか平気で言えたらいいなあ〜。そうもいかないけどね。

  • eri さん

    再読。松尾スズキのエッセイに漂う疲労、刹那、寂寥感みたいなの、どっかで共感する部分がある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

松尾スズキに関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド