おばちゃんたちのいるところ Where The Wild Ladies Are 中公文庫

松田青子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122067691
ISBN 10 : 4122067693
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
261p;16

内容詳細

追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる。失業中の男に牡丹灯籠を売りつけるセールスレディ、シングルマザーを助ける子育て幽霊、のどかに暮らす八百屋お七や皿屋敷のお菊…そして、彼女たちをヘッドハントする謎の会社員・汀。嫉妬や怨念こそが、あなたを救う!?胸の中のもやもやが成仏する愉快な怪談集。

【著者紹介】
松田青子 : 1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter文学賞第一位となり、19年には『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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元気のでる楽しい本です。落語や歌舞伎をモ...

投稿日:2021/03/03 (水)

元気のでる楽しい本です。落語や歌舞伎をモチーフに書かれていますが、”今”の物語ばかりです。落語や歌舞伎がわからなくても、それは関係なく、どんどん読めます。日常の楽しさに気付かされます。アメリカや、イギリスでも、読まれているそうで、松田青子さんの本は大注目です!

はれ さん | 島根県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みっちゃん さん

    実は。死んじゃった人達、そちらこちらで普通に生活してるらしい。見えてないだけで。しかも生前のしがらみから解き放たれて、時々、娑婆で困ってる人を助けてくれてるらしい。どの話も落語や歌舞伎の原典があるらしく、それは私は殆ど知らないんだけど、何かちまちました事で悩む自分がアホらしくなってきてね、元気出る。特に前妻、夫、後妻、3人とも死んで、生者と死者が共に働く会社に就職、お互いを生前とは違う眼差しで眺めてエールを送る『楽しそう』ほんとに楽しそうだった。

  • 紫 綺 さん

    怪談?オカルト?会社?落語や歌舞伎、民話などの怪奇噺をモチーフに、微妙にリンクしあう愉快怪々短編集。

  • ふう さん

    おもしろそうなタイトルと「海外メディア絶賛!」の帯につられて手に取りました。どんなおばちゃんたちかざっくり言うと幽霊です。おどろおどろした幽霊ではなく、ちょっとすっとぼけていて、ちょっと笑えて、ちょっとお節介。あの世とこの世の境界をこんなふうに越えられるのは、死が無ではないと思いたいみんなの願いなのかもしれません。幽霊も幽霊が見える人も働きやすい社会。いいですね。全17話。主に落語がモチーフになっています。

  • niisun さん

    『スタッキング可能』が肌に合わず遠ざかっていた松田青子さんでしたが、こんな平易な文章でも作品を作るんですね。しかも、とても面白かった!『牡丹灯篭』『四谷怪談』『皿屋敷』『乳房榎』などなど、落語や歌舞伎でお馴染みの噺にインスピレーションを得て書かれた連作短編。俗世間のやるせなさを、俗世からも時間からも解放されている妖や霊たちが、皮肉ったり、笑い飛ばしたり、微笑ましく見守ったりする楽しい作品♪ 落語『天神山』をテーマにした『クズハの一生』が、仕事における男女間のあれやこれやをシニカルに描いていて好きですね。

  • タイ子 さん

    落語や歌舞伎をモチーフに語られる今風の物語。最初はなんじゃ、これ?って思いながら読んでるうちに、死んだ人が出てきて普通に生活してたりついクスリと笑ってしまう。牡丹柄の灯篭を売りにくる2人の女性、番町皿屋敷のお菊さんが転生してお皿を売ってるとか、面白い。というか、今も昔も人間はたくましい。いつの間にか読み終えてた著者さん初読み作品。

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松田青子

1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞および野間文芸新人賞の候補となる。2019年『女が死ぬ』(『ワイルドフラワーの見えない一年』を改題)の表題作がシャーリイ・ジャクスン賞候補、2021年『おばちゃんたちのいるところ』がLAタ

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