悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト パガニーニ伝 新潮新書

浦久俊彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106107757
ISBN 10 : 4106107759
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
221p;18

内容詳細

ニコロ・パガニーニ。全身黒ずくめの姿で繰り出す超絶技巧で人々を熱狂させた、空前絶後のヴァイオリニストである。「悪魔ブーム」をブランディングに用い、巨万の富を築いた守銭奴にして女好き。「無神論者」の烙印を押され、遺体となっても欧州をさまよった彼には、「幽霊となっても音楽を奏でている」との伝説も生まれた。十九世紀に鮮やかな刻印を残した「西洋音楽史のメフィストフェレス」、本邦初の伝記。

目次 : 第1章 悪魔誕生/ 第2章 ナポレオン一族との奇縁/ 第3章 喝采と栄華の日々/ 第4章 悪魔に魂を奪われた音楽家たち/ 第5章 晩年と死/ 第6章 パガニーニ幽霊騒動/ 第7章 神秘の楽器ヴァイオリン

【著者紹介】
浦久俊彦 : 1961(昭和36)年生まれ。文筆家・文化芸術プロデューサー。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「悪魔」と呼ばれた天才バイオリニスト パ...

投稿日:2021/04/10 (土)

「悪魔」と呼ばれた天才バイオリニスト パガニーニの貴重な史実が豊富なエピソードを交えて興味深く描かれているのでクラッシック音楽好きの方にもそうでない方にもオススメ! モーツアルトやベートーヴェンの史実や読み物は数多いが、パガニーニについてのこの手の書物は世界中でもほとんどないに等しい。 それではパガニーニの音楽における功績はモーツアルトやベートーヴェンに劣るのか?読んでいただくとわかると思うが、現在に至る音楽産業、つまりショウビズ的な部分はパガニーニが確立したと言っても過言でないことがわかるだろう。 文章も読みやすく難解な専門用語はほとんどないので読み物としても知的好奇心を大いに刺激される。 こちらの本を読まれてパガニーニに興味を持たれた方はグラモフォン(DG)のサルヴァトーレ・アッカルドの協奏曲全集と24のカプリースのCDがファーストチョイスとして最適。

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ27 さん

    近世が一番面白いと思っている私。音楽においてもこの時代はパフォーマーとしての演奏が職業として財産を作って行ける時代に突入し、それの先駆けがパガニーニという。18Cは今を時めくそうそうたる作曲家が台頭、彼らとの交流エピソードはさながら何かのスクリーンで見た既視感。パガニーニって「何もの❓」と問われれば具体的には表層的な事しか知らなかっただけに解りやすい解説は読み易かった。終章で語られるパガニーニ・クァルテット―ヴァイオリンとその同属楽器による究極的なそれ。ストラディヴァリは既知乍らグァルネリはお初。

  • trazom さん

    パガニーニの音楽は聴いても、伝説的なエピソード以外にこの人物についてほとんど知らなかっただけに、とても興味深く読んだ。パガニーニの資質を、超人的な「耳」と、柔軟な「肉体」というのは分かる気がする。パガニーニの「悪魔」には、ヴァイオリンの超絶技巧だけでなく、死人のように青白い顔、黒い衣装に身を包んで、人と交わらない傍若無人な態度など、様々な要素が絡み合っている。同時代の音楽家のパガニーニ評も面白い。パガニーニの対極のようなシューベルトが「ぼくはアダージョで天使が歌うのを聴いた」と言っているのには驚いた。

  • Koichiro Minematsu さん

    14歳で「悪魔」という記述がある天才ヴァイオリニスト・パガニーニ。ヨーロッパの宗教時代に翻弄されつつも、自らの悪魔というイメージをブランディングし、演奏家ではないパフォーマーの世界を確立し、孤高に生きたのは、終末はただ唯一の息子アキーレのためだけに生きる。生まれながらの病魔とも戦いながら。私は共感できる。

  • よみこ さん

    パガニーニ。稀代のクリエイター、パフォーマー、プロデューサーである。超絶技巧ばかりに耳が行くが、それはあくまでも技術の裏付けであって、心を震わす豊かなメロディ作りをこそ本意としているのである。その秘密が、本人の活動や同時代のさまざまな人の証言から丁寧に解き明かされていく。最後まで興味深く読み進めることができた。

  • e さん

    パガニーニという人物は全く知りませんでしたが、タイトルに惹かれ購入。悪魔というよりは突出した天才という印象を受けました。あまりの人気っぷりや有名音楽家たちの絶賛ぶりに彼の演奏を聴きたくなりました。タイムマシンがあればいいのに...!

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浦久俊彦

1961年生まれ。文筆家・文化芸術プロデューサー。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事。代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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