経済社会の学び方 健全な懐疑の目を養う 中公新書

猪木武徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121026590
ISBN 10 : 4121026594
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;18

内容詳細

私たちが暮らす経済社会―経済的な関係が深く染みこんだ社会とどうつき合うべきか。その仕組みを知り、そこで起こる問題解決のために必要なこととは。データの重要性と限界、理論の功罪、因果推論の効果と弱点から、人間心理を扱う難しさ、歴史に学ぶ意義と注意点、政治との距離感まで、経済社会について学ぶためのヒントに満ちた一冊。溢れる情報に「健全な懐疑の目」で接し、社会を少しでも良くしたい全ての人々へ。

目次 : 第1章 まずは控え目に方法論を/ 第2章 社会研究における理論の功罪/ 第3章 因果推論との向き合い方/ 第4章 曖昧な心理は理論化できるか/ 第5章 歴史は重要だ(History Matters)ということ/ 第6章 社会研究とリベラル・デモクラシー

【著者紹介】
猪木武徳 : 1945年滋賀県生まれ。京都大学経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院博士課程修了。大阪大学経済学部教授、同学部長、国際日本文化研究センター教授、同所長、青山学院大学大学院特任教授などを歴任。大阪大学名誉教授。著書『経済思想』(岩波書店、1987、日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞)『自由と秩序』(中央公論新社、2001、読売・吉野作造賞、中公文庫、2015)『文芸にあらわれた日本の近代』(有斐閣、2004、桑原武夫学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おせきはん さん

    経済学においてもデータに基づく分析が重要性を増していますが、経済を動かす人間の感情、歴史などにも思考をめぐらせ、データのみに依存しない謙虚な姿勢の大切さを説く姿勢に共感しました。

  • 武井 康則 さん

     実験観察で公式を数値化出来る自然科学と違い、人文系社会科学系の定理は今までのデータ処理でしかない。その上、それまでの経緯、初期条件、攪乱、当事者の感情など定理をゆがめる要因が様々ある。定理にどんな誤謬がまじるか、また、そのために歴史を学んでおく理由など、人文社会科学を学び結果を出すために考えておかねばならない問題を考察する。ウェブで発表したため、簡潔にまとめら得ているが、その分遊びが少なく緊密で緊張を強いる文になっている。それが長短所か。

  • はふ さん

    従来の経済学では、人間は如何なる時も利己的で合理的な判断の元行動するという前提によって、理論が構築されてきた。しかし、現代では行動経済学の発展により、人間の複雑な心理や行動様式も、織り交ぜて理論を展開する必要が出てきた。今では人間の真理を読み解くことも、経済学の役割の一つなのである。人間の複雑な真理を経済学の理論に加味すると、定説通りにならない事が多い。それほど人間の真理を読み解く事は難しい事なのだ。経済学を学び、経済社会を生きていく上で、真理を読み解くには今まで通りのアプローチではいけないのだ。

  • スコットレック さん

    本を読み進めていくと途中で著者の方、1960年代に外国で学んでいた、とあったのでだいぶ人生の先輩なのだなあ、と。人生経験と学びの時間が豊富なだけあって 文章が丁寧で理知的。なんとなく穏やかそうな人柄も伝わってくるような・・。タイトルからして 経済の話が中心かと思っていましたが、税や市場経済、資本主義等のような話はほとんどなく、社会学や人間の心理等の部分がメインだったように感じました。(内容は帯に書いてあることを読めば経済学中心ではないということがわかりましたな・・。)

  • Go Extreme さん

    まずは控え目に方法論を:問いと観察 数字の重要性と限界 方法の使い分け 社会研究における理論の功罪:リカードの明晰さと悪弊 演繹理論はドグマを生む 比較に始まる 因果推論との向き合い方:因果関係にまつわる困難 新たな手法の開発 曖昧な心理は理論化できるか:期待が人間の行動を考えるカギ 思想と現実の関係 熱狂が社会を変える 歴史は重要だということ:現在だけを見て全体を論ずるなかれ 経路依存性 証拠の客観性 社会研究とリベラル・デモクラシー:科学は政治から逃れたい 競争の利点 どうにか切り抜けるために

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