基本情報

内容詳細
私は幽霊を見ない。見たことがない。さらに目が悪い。心眼もないらしいし、知覚する脳の機能も働いていない…。だけどいつでもどこでも怖がっている筋金入りの怖がりだ。怪談専門誌で怪談実話を連載することになり、怖い話、不思議な話を蒐集した。編集者や出会った人からの聞き取りは怠らず、レジデンスで訪れたアメリカで出ると言われているホテルに泊まったが幽霊には出会えず。―著者の幽霊探しの旅は続く。“日常のずれ”を描く芥川賞作家・初めてのエッセイ。
目次 : 私は幽霊を見ない/ 富士見高原病院の幽霊/ 消えてしまうものたち/ 国立民族学博物館の白い犬とパリで会った猫/ ついに幽霊とニアミスする/ はじめて心霊スポットへ行く/ 幽霊はいないけれど、不思議なことはある/ 理想の死に方とエレベーターと私が殺した植物たち/ アメリカの空港で幽霊を探す/ 夢が現実になる話/ 幽霊とは生きているときに上げられなかった声だ
【著者紹介】
藤野可織 : 1980年、京都府生まれ。2006年、「いやしい鳥」で第10回文學界新人賞受賞。13年「爪と目」で第149回芥川龍之介賞受賞。14年『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/06/23 (水)
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ゆみきーにゃ さん
読了日:2020/01/15
とろとろ さん
読了日:2021/03/31
あも さん
読了日:2019/10/23
南雲吾朗 さん
読了日:2020/02/10
p.ntsk@Let's go vote! さん
読了日:2019/10/18
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人物・団体紹介
藤野可織
1980年、京都府生まれ。2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞。13年、『爪と目』で第149回芥川龍之介賞。14年、『おはなしして子ちゃん』で第2回フラウ文芸大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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