むかしむかし こどもプレス

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781603957
ISBN 10 : 4781603955
フォーマット
発行年月
2010年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
片山健 ,  
追加情報
:
32

内容詳細

むかしむかしぼくがいた。すっぱだかでめをきょろきょろさせていた…。谷川俊太郎の「むかしむかし」という詩を、巨匠・片山健の絵で絵本化。スケールの大きな詩の世界を、大迫力の油絵で表現する初めての共作絵本。

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年、東京生まれ。高校卒業後、詩人としてデビュー。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以降、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。1975年日本翻訳文化賞、1988年野間児童文芸賞、1993年萩原朔太郎賞など、受賞多数

片山健 : 1940年、東京生まれ。『タンゲくん』(福音館書店)で講談社出版文化賞絵本賞を、『でんでんだいこのいのち』(童心社)で小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 紫綺 さん

    自分は何者なのだろう?自分は自分なんだ。人類が生まれた時からずぅ〜〜〜っと、そう考えつづけているんだろうな。

  • masa@レビューお休み中 さん

    谷川俊太郎にかかると、途端に言葉の意味が二重にも三重にもなってしまう。男の子が主人公の物語なのだが、過去と今を繋ぐお話なのか…はたまた、前世と現世を繋ぐお話なのか…読後も漂流するかのように到着地点を定めることができないまま浮遊してしまった。これは、すごくすごく昔のことを指しているのだろうか。それとも、ちょっとだけ昔のことを指しているのだろうか。不思議な物語だ。何度か読めば、どこかに漂着するのだろうか…。

  • アナクマ さん

    むかしむかし…ときて、…ぼくがいた。と続く。原初の人類が産まれた場所・アフリカのような赤茶けた大地に素っ裸で立つ黒いぼく。青空の真ん中でギラつく太陽、ふりそそぐ白光は眼に刺さるようだ(紫外線だろうか)。そして「ほんはなかったけれどかんがえた。はんばーぐはなかったけれどうんちをした。さびしくなるとなぜかわからずにないた」という3頁のリズムと迫力。「いまここにぼくはいる」◉70歳と80歳のコンビが贈る人間讃歌。初出というか原作は詩集『はだか』88年らしい。

  • よこしま さん

    初めての谷川さん。『はだか』の中に入っている1つの詩を絵本にされたのですね。片山さんの画力で、“子ども”の生きる力強さが、ひしひしと感じられます。太陽の日差し、風のそよぎ、自然を感じるのはいつの時代もおなじ。学校があろうがなかろうが、なにもなくても、考えるのもいつの時代もおなじ。おもちゃがなかろうがあろうが、遊ぶのはいつの時代もおなじ。泣いたり笑ったり、いつの時代もおなじ。本能のままに感情になるのも、変わることなく。人間の普遍を谷川さんと片山さんに教えてもらったような、素敵な絵本でした。

  • anne@灯れ松明の火 さん

    隣市書庫。『改訂増補版 絵本をつくりたい人へ』で、紹介されていたので気になって。「むかしむかし ぼくがいた」昔のぼくは、今のぼくと違うのか? それとも同じなのか? 昔のぼくがあるから、今のぼくがあるのか? 自然は変わらない。人間は変わった? いや、人間も本当は変わらない。谷川さんの詩は、難しい言葉は使っていないのに、難しい。考えさせる奥深さを持っている。片山健さんの素朴で、力強い絵が迫ってくる感じがする。 

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人物・団体紹介

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谷川俊太郎

1931年東京生まれ。現代日本を代表する詩人。52年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。24年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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