古代国家はいつ成立したか 岩波新書

都出比呂志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004313250
ISBN 10 : 4004313252
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
224

内容詳細

果たして邪馬台国は「国家」なのか、倭の五王の頃はどうか、あるいは律令体制の完成を待つのか…。集落の構造、住居間の格差、富を蓄えた倉庫の様子など、考古学の成果や諸外国との比較を交え、わかりやすく語る。〈受賞情報〉古代歴史文化賞大賞(第1回)

【著者紹介】
都出比呂志 : 1942年大阪市生まれ。1964年京都大学文学部卒業、68年同大学大学院文学研究科博士課程中退。専攻、考古学・比較考古学。現在、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おさむ さん

    第1回古代歴史文化賞。710年の平城京が律令制国家の始まりだが、その前段階である「初期国家」が、古墳時代にあったと説く都出(つで)氏の論考。邪馬台国の場所論争や三角縁獣神鏡の製作地論争など、世間を賑わせる話題について丁寧に学説を紹介。国家の始まりを巡る「753論争」は知りませんでしたが(笑)。最新の考古学の知識を得るための入門書としてはいいかもしれません。

  • yamahiko さん

    国家の成立を実証的に解き明かした良書だと感じました。論の進め方に無理がなくとても分かりやすかったです。

  • 目黒乱 さん

    古代国家がいつ成立したかとは、つまり日本で国家というものがいつ成立したかということです。それを古墳の分布や形態などから判断。スリリングでした。

  • fseigojp さん

    関裕二さんの話は、あながちトンデモ系でもなかったことが、この本でわかった 神武東征だけは謎だけど

  • かんがく さん

    「国家の成立」をテーマに弥生時代から律令国家の成立までを叙述。文献史料の少ない時代を、豊富な考古学的事実から解明していく様はとても面白い。古墳の形式や立地から権力の構造と推移を明らかにするパートが中心になっている。著者と考古学との関わりを扱ったあとがきも興味深かった。

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都出比呂志

1942年大阪市生まれ。1988年大阪大学教授。1989年浜田青陵賞受賞。大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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