アケメネス朝ペルシア 史上初の世界帝国 中公新書

阿部拓児

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121026613
ISBN 10 : 4121026616
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
259p;18

内容詳細

2500年前、アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸にまたがる「史上初の世界帝国」として君臨したアケメネス朝ペルシア。エジプト侵攻やペルシア戦争など征服と領土拡大をくり返し、王はアフラマズダ神の代行者として地上世界の統治に努めた。古代オリエントで栄華を極めるも、アレクサンドロス大王によって滅ぼされ、220年の歴史は儚く幕を閉じた。ダレイオス1世ら9人の王を軸に、大帝国の全貌と内幕を描き出す。

目次 : 序章 アケメネス朝ペルシア帝国前夜/ 第1章 帝国の創設者―キュロス二世/ 第2章 エジプトを征服した狂気の王―カンビュセス二世/ 第3章 帝国の完成者―ダレイオス一世/ 第4章 ペルシア戦争と語りなおされるペルシア王―クセルクセス/ 第5章 円熟の中期ペルシア帝国―アルタクセルクセス一世とダレイオス二世/ 第6章 文献史料に恵まれし長寿の王―アルタクセルクセス二世/ 第7章 帝国最後の輝き―アルタクセルクセス三世からダレイオス三世

【著者紹介】
阿部拓児 : 1978年生まれ、愛知県出身。2008年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会海外特別研究員(リヴァプール大学・ライデン大学)を経て、2012年より京都府立大学文学部准教授。専門は西洋史(ギリシア)、オリエント史(小アジア、ペルシア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • パトラッシュ さん

    アケメネス朝ペルシアといえば欧州文明の源泉である古代ギリシアの敵役か、アレクサンドロス大王に滅ぼされた国としてしか記憶されない不幸な存在だ。塩野七生『ギリシア人の物語』はそうした西洋中心史観の所産だが、ローマより早く三大陸にまたがる史上初の大帝国を2世紀余も維持できた点はもっと評価されていい。語りつくされたギリシアとは逆にほとんど知られざるアケメネス朝の歴史を、乏しい史料を解読しながら辿るプロセスは未知の世界史を探る面白さに満ちている。ペルセポリスの遺跡に立ちたいが、果たしてイランを訪れる機会は来るのか。

  • MUNEKAZ さん

    アケメネス朝ペルシャの通史。在位の長い9人の大王の事績を縦軸に、史上初の世界帝国を描いている。ヘロドトスの『歴史』などギリシャ人による文献や碑文を基にしながらも、サイードの『オリエンタリズム』批判以後の研究動向も踏まえた姿がわかりやすく紹介されている。こうしたペルシャ帝国の「語られ方」に注目した部分が、単純な王様列伝になるのを防いでおり、興味深く読めるところ。著者の比較的中立な立場で、歴史を綴ろうとする姿勢にも好感が持てる。

  • 崩紫サロメ さん

    アケメネス朝通史。長らく、ヘロドトス等ギリシア語史料によって西欧人の目線で語られてきたこの地域も、1970年代以降、ポストコロニアリズムの影響を受け、見直しが行われている。だが、本書はあえて、ギリシア語史料を読み直す。何が語られ、何が語られず、それが近年の研究でどのように批判されているかを限られた紙幅の中でテンポ良く語る。アケメネス朝についての入門書であるが、ここで挙げられている具体例は、ポストコロニアル批評の本質に関わるものであり、これからポストコロニアル批評を学びたい人にも良き入門書と言える。

  • かごむし さん

    アレキサンダー大王が破ったペルシアはこのアケメネス朝ペルシアのこと。そのペルシアは思っていたより超大国だった。今まではギリシア史家によって書かれた歴史書に依存してペルシアの像を復元していたが、現地史料や他の国の史料なども取り入れて、ギリシア人の主観を極力排したペルシアを再現しようとする動きがあるらしい。アケメネス朝ペルシアの歴史に興味がわいたわけではないが、そういう試み自体が一つの読み物として面白いなと感じた。紀元前550-330年という途方もない昔の歴史にここまで迫れるものなのだなというロマンもあった。

  • ジュンジュン さん

    まるで大学の講義のようだった。まず歴史学の基幹たる史料批判の現状を、次に依拠するギリシア語文献の特徴を考察してから、本論へ。堅苦しいかなと思いきや…「ミトリダテスについて、おさらいしておこう(彼の名は本書で、すでに言及済みだが、恐らく読者は覚えておられないだろう)」(193p)…そのとおり!痒い所に手が届く分かりやすさで、面白さ倍増。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

阿部拓児

1978年生まれ、愛知県出身。2008年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会海外特別研究員(リヴァプール大学・ライデン大学)を経て、2012年より京都府立大学文学部准教授。専門は西洋史(ギリシア)、オリエント史(小アジア、ペルシア)(本データはこの書籍が刊行された

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

  • なぜ日本人は幸福を感じられないのか? 物質的豊かさと便利さを実現したにも関わらず、なぜ日本人は幸福を感じられないのか。社会思想家の著者が資本主義の行き着く... |2015年10月19日 (月) 12:51
    なぜ日本人は幸福を感じられないのか?
  • ローマ社会における奴隷の実情を明かす 現在のイタリア人の40%は奴隷の子孫だと言われるが、当時の奴隷たちは愛人から医者まで様々な役割を果たしていた。奴隷な... |2015年06月10日 (水) 10:38
    ローマ社会における奴隷の実情を明かす
  • 貴重な記述を収録した『昭和天皇実録』 宮内庁が24年余りをかけて編さんし、天皇の御事蹟、日本社会を記述した『昭和天皇実録』。全19冊のうち、0〜12歳を収... |2015年06月03日 (水) 10:10
    貴重な記述を収録した『昭和天皇実録』
  • 人気のテレビ哲学番組を書籍化! テレビ放送のたびに話題を呼んだNHK Eテレの哲学トーク番組「哲子の部屋」が本になった『哲子の部屋』。人気哲学者が「... |2015年05月18日 (月) 17:16
    人気のテレビ哲学番組を書籍化!
  • 帝国憲法の成り立ちと意義を問う 歴史をひもとけば、大日本帝国憲法は、幕末明治の志士らが命を懸け勝ち取ったものであったことが見えてくる。帝国憲法の栄光... |2015年05月08日 (金) 17:52
    帝国憲法の成り立ちと意義を問う
  • お笑い芸人が作ったスゴイ日本史の本! 一度読むだけで、日本史の流れがすーっと頭に入って、忘れることがない奇跡の日本史物語『京大芸人式日本史』。芸人ロザン・... |2015年04月16日 (木) 14:19
    お笑い芸人が作ったスゴイ日本史の本!

おすすめの商品