この1冊、ここまで読むか! 超深掘り読書のススメ

鹿島茂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396617523
ISBN 10 : 4396617526
フォーマット
出版社
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;19

内容詳細

書評サイト「ALL REVIEWS」限定公開の対談書評の書籍化!知の巨人たちが選んだ“今読むべき”ノンフィクション。関連図書も紹介。

目次 : 第1章 楠木建×鹿島茂―『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』‐戦略のヒントが詰まった一冊/ 第2章 成毛眞×鹿島茂―『絶滅の人類史』‐なぜ人類は生き延びたのか?/ 第3章 出口治明×鹿島茂―『論語』‐世界史から読む/ 第4章 内田樹×鹿島茂―『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』‐ジャーナリスト、マルクスの最高傑作/ 第5章 磯田道史×鹿島茂―『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ』‐記録は命を守る/ 第6章 高橋源一郎×鹿島茂―『9条入門』‐憲法と戦後史を改めて考える

【著者紹介】
鹿島茂 : フランス文学者。元明治大学国際日本学部教授。専門は19世紀フランス文学。1949年横浜市生まれ。1973年東京大学仏文科卒業。1978年同大学大学院人文科学研究科博士課程単位習得満期退学。『職業別 パリ風俗』で読売文学賞評論・伝記賞を受賞するなど数多くの受賞歴がある。膨大な古書コレクションを有し、東京都港区に書斎スタジオ「NOEMA images STUDIO」を開設

楠木建 : 一橋ビジネススクール教授

成毛眞著 : 書評サイト「HONZ」代表

出口治明 : 立命館アジア太平洋大学(APU)学長

内田樹 : 「凱風館」主宰。思想家。武道家。神戸女学院大学名誉教授

磯田道史 : 国際日本文化研究センター准教授

高橋源一郎著 : 作家。明治学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    論語からNETFLIXに至るまでの多岐に渡る書籍を、鹿島先生がゲストとともに対談形式で読み解いてゆく。書評の域を超えたスリリングな内容である。中でも、内田樹先生との「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」(マルクス)、高橋源一郎先生との「9条入門」(加藤典洋)の面白さは格別である。対象書籍の紹介を超えて、そこから両先生の独自の思想が大きく羽ばたいて、知的興奮に満ちた議論が展開されてゆく。書評というものに客観性や公平性を求める考え方の対極として、思いに満ちて踏み込んだこういう本の読み方が、私は好きだ。

  • 羽 さん

    ただただ圧倒された。知識と読書量が人並み外れている人同士の対談だ、と。今まで読んだ書評本の中でも飛び抜けて良かった。各章を読み、最後に抱いた感想は、「ここまで深く読み込んで、初めてその本を読んだと言える」ということ。わたしは乱読してしまうから、これからは少しずつでも、一冊の本を深堀りする読み方をしたほうがいいと思った。読むとは考えることであり、考えるとは比較するということ。比較とは、差異と類似を見出すことであり、縦軸なら歴史、横軸なら人文地理学および旅行だ、という言葉が印象に残った。

  • ココロココ さん

    ネットで気になりチェックしていて、店頭で発売されたことを思い出し購入。『書評の目的は、読まれるに値する本を強く推薦することにある』という帯に強くひかれた。確かにその通りだ。鹿島茂さんが選んだ本にふさわしいと思う作家や、批評家、専門家を選び対談したものを収録。どの課題本も難解そうなものばかりだったが、それでも帯に書いてあるように、強く推薦されたら読みたくなってしまう。そんな書評だった。カール・マルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』がとても気になった。

  • さきん さん

    最初はnetflixの話から。大量の在庫とリアル店舗、顧客を誇るブロックバスターとの仁義なき戦いを通して、DVD配送からネット配信へ切り替える話は面白かった。どの動きが最初わからないが、一夫一妻化が男同士の個体レベルの争いを減らし、犬歯の退化をもたらしたという絶滅の日本史。これに絡めてホモサピエンスは原始的には母系社会だからこそ、妻問でDNAに異人種が入っていたり、多様性に富んでいる考察は興味深い。ナポレオン三世の聡明な独裁と大衆原理を理解できないマルクスの話も面白かった。良いガイド本。

  • テイネハイランド さん

    図書館本。鹿島茂さんがホストとなってゲストと共に一冊の本についてあれこれ語り合う内容です。鹿島さんは、ゲストの意見のサポートに回るというより、自分の意見をガンガン述べることが多い印象です。日ごろから楠木さんの選ぶ本に注目していた私としては、楠木さんとの第1章(取り上げた本は「NETFLIXコンテンツ帝国の野望」)がやはり面白いと思いました。その他、第4章での内田さんの話(カール・マルクスがアメリカ南北戦争に与えた影響など)が興味深く、この二人(鹿島vs内田)の相性は意外といいのかなと思いました。

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人物・団体紹介

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鹿島茂

1949(昭和24)年、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2008年より明治大学国際日本学部教授。20年、退任。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。1991年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂

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