基本情報

内容詳細
尾道から上京した若き日の林芙美子は、住まいと男を転々としながら、どうしても貧困から抜け出せずにいた。何とかして金がほしい、お腹がすいた、何か面白い仕事が転がってやしないかな。いい詩が書きたい、棄てた男が恋しい、母も恋しい、いっそ身売りしてしまおうか…。明るく、凛とした強さで、逆境とまっすぐに向き合って生きた芙美子が、自身の思いの丈を軽妙に綴った、等身大の日記。
目次 : 放浪記以前―序にかえて/ 淫売婦と飯屋/ 裸になって/ 目標を消す/ 百面相/ 赤いスリッパ/ 粗忽者の涙/ 雷雨/ 秋が来たんだ/ 濁り酒/ 一人旅/ 古創(ふるきず)/ 女の吸殻/ 秋の唇/ 下谷の家
【著者紹介】
林芙美子 : 1903年5月頃、山口県門司市で生まれる。1922年尾道高等女学校を卒業後、岡野軍一を追って上京、事務員・女工・女給などの職を転々としながら詩を書きはじめる。30年7月『放浪記』がベストセラーとなる。51年に47歳で急逝するまで、常に第一線の作家として活躍した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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シュラフ さん
読了日:2015/03/22
ndj. さん
読了日:2018/04/25
タカシ さん
読了日:2018/02/07
ねむい さん
読了日:2015/02/03
エリザベス さん
読了日:2019/06/30
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